マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

ブリッジのサドルを

2012-01-29 18:09:17 | Weblog
牛骨のものから、ローズウッドに代えてみました。

Steve Patience GuitarのConcert Cutawayというギターのサドルを清水から飛び込むくらいに削って
弦高を低くセッティングしていたのですが、低くしすぎて4弦のハイフレットを弾くと
ビビリ音がしだしたので、あらたにサドルを削ろうかな?と思った。
ところが、牛骨のサドルが、サドルの溝にちょうど合うようなサイズのものが手元になくて・・・・・
弦も張替えたいし、わざわざ楽器店に出向くのも雪が多くてゴッチョね、などと思案くれーる。

写真のSteve Patience Guitarのルックスはかなり気に入っております。例えていうならタイトスカートが似合う女性かね。
使用している材や装飾貝などかなり贅を凝らして製作されております。
弦もDRの0.11~、(レアでしょ)、ジョンペアース(0.10~)、Earth Woodの(0.10とか0.11とか~)
Martinの(0.10~、0.11~)とか試してみたわけですが、肝心の音色がどうにもかた~~~いと。
ボディが絞ってあるところが、かた~い音色を決定付けているかもね。でもディープボディなんですがね。

そこで、ローズウッドの材質にサドルを代えたら音色もウォームな方向に向かうかもという期待感もあって
友人にもらったローズ・ウッドをはめこむことに決めたわけです。

ローズはやすりで擦るとかなり細かい切りくずが出てきまして、まるで牛骨を削るような感覚にもなりました。
こすって、こすって、こすって・・・2時間くらいで削りだしまして、仕上げにオレンジオイルを含ませました。

弦を張替えて、音色を比べてみると牛骨よりは柔らかいかなぁという・・・感想です。

このギターに惚れた弱みもありまして、いつかは良い音色を奏でられるように
サドルを次に削るとしたら、柿の木やホネが折れる作業とは思いますが、ブラスで作ってみる事もありかなぁと、
早くも次の作業を夢見ております。

本年もよろしくお願いいたします。

2012-01-07 11:40:31 | Weblog
1月7日、山中湖畔は本日も晴れ渡っております。
鴨たちものんびりと泳いでおります。

平成がスタートしてから23年間サウンドビレッジ敷地内に併設されておりました
「ビクター山中湖スタジオ」は、今年からサウンドビレッジG、H(仮称)スタジオになります。
用途は練習スタジオ、小ライブホールとして使えればよいのかなと・・・・・

合宿での受け入れ人数もそれに伴い100人くらいまでは可能に、
したがってレストラン収容人数も増やさねばならぬ。
ということで現在急ピッチで改装工事を進めてもらっております。
皆様方にとって、より使い易い施設、喜んでいただける施設になるように
努めていきたいなぁと年頭にあたり思っております。

いま一度、「本年もサウンドビレッジをよろしくお願いいたします。」