マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

還暦ライブ

2008-05-23 11:50:52 | Weblog
 5/11日は荻窪ノースサイドにて西浜哲男さんの還暦ライブが行われました。
 赤いジャケットにいつものハット、オールド・エピフォンを抱えた西浜さんはブルース・ジェントルマン。
ブルースファイルのメンバーをバックにした西浜さんのハリのある歌声には
あらためて驚かされると同時に、これからもず~と歌い続けるにきまってるね!
という感情が沸き起こってきました。
 会場に駆けつけた西浜さんの還暦を祝う老若男男のブルースマンたちの
奏でるブルースにも熱いものがありました。
 元気いっぱいなスパイダー・テツくんが西浜さんと一緒に演奏してる姿はB.Bキングや
アルバートキングが若者ブルースマンたちとセッションしてるD.V.Dなどとオーバーラップして見えた。
ブルースがこんなに盛り上がってるのは、西浜さん、
ブルースハープの妹尾隆一郎さん、ドラムの松本照夫さんらが長年演奏し続けて来たからだと思わざるを得なかった。 
これからも僕をはじめビシビシ若いものをシゴイてやって下さいね。
 
 5/18日は身延町総合文化会館でビリーホリディの再来と言われている
Lady Kimさんのコンサートを行いました。
ツアー同行ミュージシャンには高谷秀司くんと僕のユニット「G2」のニューヨーク録音を手伝っていただいた
ウッド・ベース奏者のMr.P.B(ポール・ブラウン)とピアニストのアレックス・ナキモフスキーが来ており、
録音した中から2曲を一緒に演奏しました。久しぶりの共演にもかかわらず、とても気持ちよくお互いに
会話ができた演奏になったと思いました。

 翌日は身延山久遠寺に皆で見学に出かけました。
(写真はポールさんとお寺のなかのひとつ)
いやはや仏殿の多さにびっくり、本堂の天井に描かれている
龍も鬼気迫るものがあり、アメリカからきた彼らも興味津々の様子でした。
いま五重の塔を建築中でこれが完成するとますます立派な寺院群になる
日蓮宗の聖地に、ただただ畏敬の念を禁じ得ませんでした。
 その日は箱根の湯河原に泊るとの事で本栖湖から富士が峰と富士山周遊、
仕上げは山中湖にある、ほうとう屋の「小作」にて遅めのパスタ・ランチとなりました。
親日家の彼らは箸の使い方も達者で(カボチャのほうとう)や(きのこほうとう)を
スープも残さず食べきりました。みんなミソ・スープは健康に良いから本国でも飲んでるそうだ。
 つぎの共演を誓って湯河原へと向かう彼らを送りだしました。

Pro・Arte

2008-05-08 11:09:50 | Weblog
 ゴールデン・ウィークはおかげさまでたくさんのお客様にご利用いただきました。
渋滞の中、山中湖のサウンドビレッジまでお越しいただきありがとうございました。

 こんな時はよそに出かけて演奏してる場合じゃないとばかり、
夕食時にお客様の前で料理長の小山田君がベースを弾き、ギターの僕とのデュオ演奏をBGMの替わりに披露いたしました。

 レストランの手伝いをする時はもっぱら皿洗いをしている僕。初日はしっかりと水気を拭わないままギターをもちました。
やはり思ったようには運指ができないまま2曲は終わってしまいました。
この教訓をいかすべくと思っても仕事になりませんので水気を含んだままの演奏とあいなりました。
Welcome Sound Villageという気持ちだけは伝わりましたでしょうか?

 昨日は久々にアルハンブラの弦交換。 いつものオーガスチンのブルーから初体験ダダリオのプロアルテへと交換しました。

 昨日は大まかなチューニングだけして、今日弾いてみると思ったよりは弦が低くなっておらず、
チューニングが安定しやすい弦なのかと思いました。音色も残響が長い感じがします。

 フライドプライドの横田さんは毎演ごとに1,2,3弦張替えるとおっしゃってましたが、下がって当たり前という
ナイロン弦に対する音色のこだわりには頭が下がります。


 山中湖には緑あふれる景色がやってきました。こんな景色にナイロン弦サウンドはGoo~!。