マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

どうしてもオリジナルのままでは気が済まない私

2014-08-29 15:49:10 | Weblog
 ついにSteve Patienceのギターまで、
手を加えたくなってしまいました。

これはGrand Concert のCutawyというモデル。
Hipが張り出していて腰のくびれた形がとてもSexy。
H.Pの写真だけで弾いた事もないのに気に入ってしまい、
Elderly Instrumentsから取りよせた楽器です。


以前にも紹介しましたが、随所に銘木、貝殻が使ってあります。
表面もラッカー仕上げのようで塗料は「おいにぃ」がきついです。

ようやく弦高も低く収まり、
ピックアップもL.R BaggsのI BEAMが収まり、
随所で使おうかなという音色になりました。

ピック弾きゆえボディ表板がTacomaのように
傷が付きまくるというのも嫌なので、
そしてこのギターを売る事もないだろうし・・・・
「夏休みの工作」と称してね、

Dot ポジションマークの追加やらまで手を出す始末。


そうしてボディラインに近い形を
想像して、型取りをしてうすい花梨の端切れをくっつけて、
切り抜いて、名工西部氏に教わったとうりに
紙ヤスリをかけた。
私が岐阜生まれゆえか、鵜の形に似ていますな。

ペーパーだけでも鈍く光るくらいに磨けと言われてましたので、
右手の爪まで研げるくらいこすってみました。

仕上げはWatoco Waxです。

通常アコギってピックアップを取り付ける際はエンドピンの所にさえ
穴を開けることさえためらうという人もいるくらいなので
音色には影響でるのでしょうが、
Martin、Gibsonなどは最初からピックガード付いてますし・・・・
本来はClassicギターみたく何にも付けないのが正しいのかもしれませんね。