マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

弘前大学医学部主催で

2010-02-19 18:46:57 | Weblog
弘前大学附属病院内にてホーボー斉藤さんとマサ大家のデュオ・コンサートを行ってきました。
入院患者さんや関係者の方達に音楽を聴いていただいて、入院患者さん達の気持ちが少しでも楽になれば・・・
そして、追い出しコンサートは先輩達のために、また送られる側として学生の頃よく演奏したのですが、
早く体が良くなって病院を退院したら、もう帰ってこなくて良いよという意味も含んだ
追い出しの意味も込めたコンサートでもありました。

会場となったのは病院のお会計待ちなどをする椅子がたくさんあるエリアです。
ここは天井も高くリハーサルの段階からとても響きが気に入りました。
ギターをモニター用に用意したFishmanのSolo Ampから拡声した音がスッキリ気持ち良く鳴るんだよ。

僕のギターはタコマのエレアコにエリクサー弦のNANOWEB(0.10~セット)から
アーニー・ボール弦のコーティングがしてある(0.10~0.50のセット)に変更。
この弦はテンションがエリクサーに比べて柔らかくて弾きやすい。音もブライトすぎないし。
◎2弦のエンドのボールが巻き付けてある細い細い針金はやはり響きに影響のある部分まで飛び出て来る。
早く改善されれば良いのにね。
ホーボーさんはなんと2007年仕様のOVATIONを手に入れてきた。
表板が熊の爪痕のようになってる今風のディープ・ボウルのギターだ。
これが音色が良くてビックリした。一目、一弾きでほしィ~という気持ちになった。
相変わらず恋に陥りやすい性格はなおりませんな。

そしてブルース、カントリー・ナンバーを交え45分のステージは終了。
会場の方達は最後まで席を立とうとしなかった。そしてアンコール2曲。

終了後、体中に点滴の管が入ったまま、数個の点滴薬をブラ下げた患者さんが、
コーヒー2杯を両手に持ってきてくれた。涙を浮かべて「感激したと」語ってくれた。
僕らはその患者さんの思いに逆に感激しました。美味しいコーヒーでした。

後片付けの終了後には弘前の美味しいところにいかがですかと
整形外科の藤(とう)教授からお誘いを受け、ぜひにと津軽三味線をライブで聴ける
「杏」(あんず)という居酒屋さんへ繰り出しました。
最初はお約束の生ビール~芋焼酎のお湯割り、このお湯割りを70半ばの菊池会長が美味しそうにグイッツといく。
マスターがおすすめの日本酒の新酒を出してくれた。これが美味しくて10本は飲んだのでは(みんなでだよ)
そして大きなフジツボ、おこぜのナイスな煮付け、
たらの白子の天ぷら、極めつけは大間のまぐろや、陸奥湾のほたてのおさしみでした。
馬刺は山梨の方がいけてるような。

ほぼ出来上がって来た頃に2年連続じょんがらのコンテストで2位に
輝く「しずかさん」率いる女性3人がお店の玄関側から上がった所に横一列に正座して、演奏開始しました。
(この正座位置は昔ながらのかどづけの名残なのかな?)

いろんなスタイルの曲を堪能させていただきました。そして左手の6連符の弦裁きはすごかった。
タララタララ、タララタララ、タララタララ、タララタララ、・・・・・・というやつですな。
まじめに津軽三味線の説明するMCも好感持てました。
◎写真右側手前の方がしずかさんです。

しかし、料理人の結城進さんにクリソツなここんちのマスターの彼女達を見る目、聴く耳は
鬼気迫るものを感じた。こんなオヤジに三味線ニスト達は育くまれていくのだなと思った。
記念写真、後列左からホーボー斉藤、菊池会長、藤教授、
前列左から愛知県出身弘前大O.Bの奏者、若手奏者、しずかさん


この晩ご案内いただいた藤(とう)教授の娘さんもミュージシャンということを伺った。
nanaseという方で、さえきけんぞう氏とも音楽活動なさっているとのことCDもいただきました。
こんな方です。ダンディーな教授の娘さんだからきっとお美しい方だと思います。
nanaseさん
そして弘前の夜はエンドレスで続くわけですな。

Diamond Fuji Weeksという

2010-02-13 19:08:04 | Weblog
イベントに参加してきました。
山中湖観光案内
富士山の頂きに太陽が沈む光景を写真に撮ったり、
沈んだ後は富士山に向かってキャンドルを点灯し、幻想的な世界を味わっていただくという
趣向のイベントです。
 
 あいにくの雪まじりの天候で富士山も見れるかどうか分からない状況の中、
何十人もの夕日が沈む姿をカメラに収めようと待ちわびていたのにもかかわらず、
予定時刻になっても富士山、太陽は姿を現さなかった。
そしてあきらめとともにカメラが濡れる事をきらい三脚からカメラをはずしてしまった後に
ようやく富士山の稜線が見えたのです。
奇跡に近い瞬間をしっかりおさめました。

 5時くらいから設営テントにて来場者達に大鍋で煮た「豚汁」や飲み物サービスが開始されました。
とともに「G2US」高谷&大家デュオの演奏開始とあいなりました。
外気温は-2°、我々の前には、あまり寒さを感じないようにと
スタッフの方達がブルー・ヒーター炊いて下さいました。
しかし、粉雪も舞ってきたり、屋外ゆえに風も吹いたりと悪条件が重なります。

 そんな寒さに震える状況でも熱心に聴いて下さる方達も多くいて我々も
楽しんで演奏することができました。
また目の前にいた、フレンドリーなお客さん達が中国から来たと分かってからは、
高谷が「イー・リャン・サン・スー・・・・・」と歌い始めてそれが大受けでした。
40分程演奏した後、イルミネーションが点灯され、その後
見事な花火が打ち上げられました。

来年はもっとたくさんの方達にこのイベントに参加していただきたく思いました。

昨日は楽しいセッションでした。

2010-02-08 17:43:00 | Weblog
昨日はBlog中途半端になってすみませんでした。
写真はダイヤモンド富士まっただ中の日曜日の写真です。

昨夜の「くしまる」セッションは西浜哲男さん、バンブースタジオ代表の渡辺優さん、
山中湖村在住パーカッショニストの谷山さん達と楽しく演奏し、てっぺん近くまで飲み明かしたッス。

お客さんも寒い中、満席に近く楽しんでいただいた模様です。

敢えて一人旅を敢行中の西浜さん、ますますビンテージ・マーチンから繰り出される
コード・カッテングがスネア・ドラムのように小気味よかった。
そして低音がすごく出て来るギターゆえベースは敢えて欲しいとは思わない。

現在フジTVの「不毛地帯」のエンディングテーマ、トムウェイツの歌が特に良かった。
渡辺優さんは尺八にて「A Song For You」「サマー・タイム」などの曲に参加。
良い雰囲気でした。

僕はフェンダー・ベースマン改に西浜さんのビンテージ・エピフォンの音色と弾きやすいネックが
気に入ってしまい、ギターをず~とお借りして弾いてしまいました。デュアルモンドのピックアップは
やはり美しく良い音色で弦振動を増幅してくれました。
ちなみにギブソン社に吸収される以前のエピフォン社は高級ギター・メーカーだったそうな。
バンブースタジオの渡辺優さんが早速You-tubeに2曲Upして下さいました。
「くしまる」がどんな居酒屋なのか、セッションの内容が良く伝わる画像なので、
ご覧いただければと思います。

◎「A Song For You」
http://www.youtube.com/watch?v=Z6WvNeNO2es
「Summer Time」
http://www.youtube.com/watch?v=50sYKZ7inCA


そうそうL.Aでは竹田和夫師匠、洋子ちゃんご夫妻の演奏を目近に聴くことができました。
竹田さんのプレイは繊細、丁寧、豪放、が同居している。
そして音色が太く、存在感を感じる。アドリブフレーズもひとつひとつがユニークだ。
NAMMショーでは各出店ブースで演奏を披露しているのですが、
竹田さんほどのギタリストはそうそういないっす。

洋子ちゃんもソウルフルな歌、エモーショナルなブルース・ハープを聴かせてくれました。
かれこれ2年ぶりにお会いしたのですが、年々若くなっているのでは?!・・・と思った。

そして2nd.ステージでは数曲ご一緒させていただきました。竹田さんから「いっぱい弾いて」と
いわれパフォーマンス・ギターのストラト弾きまくってきました。
良い思い出をいただきました。

翌日はENCINO G. C.にてゴルフをという予定でしたが、
年間350日は晴れているというL.Aに雨マーク。
残念ながら今回は中止になりました。

また次回に楽しみを残したあたりが俺たち大人だね~

良く晴れてます。

2010-02-07 11:04:11 | Weblog
 2月5,6日と、かなり冷え込みました。
5日~6日にかけては-14°くらいまで下がったのではないかと思います。・・・寒!

 ここのところお世話になった方にプレゼントとを思いまして、朝方大月の笹一酒造に行ってきました。
朝はラオウのご尊顔に太陽が見事にあたっておりまして、またまた携帯にてパチリ・・・
前回ご紹介したよりは綺麗に撮れました。

 その後、東富士有料道路にて澄んだ青空に飛行機がジェット雲を描きながら富士山の海側を
西の方向へ飛んでいったんで、思わずパチリ。 あまりうまく撮れませんでした。

この道路から富士山の裾野で自衛隊が演習するのですが、米軍との合同演習ともなると
空砲とはいえ凄まじい轟音が地響きとともに山中湖、忍野にひびきわたります。

 ブログに写真がなかなかうまく表示されなくて何度も繰り返し作業していたら
この後のL.A報告竹田和夫師匠編が消えてしまいました。

 今夜の西浜哲男さんとの「くしまる」お誕生ライブの時間が迫っているので今日は
これにて打ち止めです。すんません。  pm5:30分

たくさん雪が積もりました。

2010-02-02 18:46:30 | Weblog
1月はそんなには積もらなかったのですが、
2月1日は午後2時頃~翌日にかけて30cmくらいの積雪。

合宿の学生さんたちは、若さいっぱいあふれて、
雪の降りしきる中、雪だるまを作っておりました。

2月2日の今日などは大きな「かまくら」まで出来上がっておりました。
明日は早くも節分・・・豆まきかぁ。

そうだ先日のL.Aの続きを・・・・

「BAKED POTATO」という老舗ライブ・ハウスがハリウッドの
「パフォーマンス・ギター」近くにありまして、数々の名演奏がここで繰り広げられた有名店。
そして、そりゃもうビックリする程の大きなジャガイモ料理の美味しいお店です。
ベイクド ポテト

月曜日の夜はJam Sessionということで、高谷と僕そして
L.Aの弟さんのところに遊びに来ていた、石塚マミちゃん
(ヴォーカリスト、ピアニスト)パフォーマンスギターの須貝社長さん達と出かけました。

入場料は10ドルですが、2ドリンクは飲んでもらいたいとのお店の営業方針。
この日はホストバンドの演奏が1時間くらいあり、
その後、参加希望の各自の楽器を伝えホストバンドの人達に加わったり、
仲間同士で演奏をするといったような感じでした。
ホストバンドは掲示板によると
“MONDAY NIGHT JAMMMZ"...yeah baby!
the line-up....
jamie kime-guitar
bernie-drums
chris roy-bass
john ziegler-guitar
plus
mitch manker -- trumpet/evi
こんな人達の演奏だった。しっかりとアレンジしてある素晴らしい演奏でしたが・・・
アコースティックサウンドになれた僕の耳には音量がものすごくてビックリしました。
前回こちらを訪れた際はマイケルランドーのショーだったのですが
こんなに大きくなかったと思いますが、とにかくバカでかかった。
こんなでは落ち着いて酒も飲めやしない。・・・ボヤキ

20代前半と思しき若いベーシストとギタリストが加わってのジャム。
どこかで聞き覚えのある1コード+αといった曲、ベーシストが曲を理解していなかったようで
2度くらい演奏をやり直していたっけ。いったん曲を理解すると若さあふれるベースプレイを披露した。
ホストの2人のギタリスト及びジャムの時のギタリストもそうなのだが、
今夜ここに出演したギタリストのソロは総じてルカサー、マイケルランドーみたいな流れを感じた。
西海岸のギター弾きはこうなんだぜ!という流れなのかな?
フレーズはオネオネ~仕上げはギュッ!といった、コーラスなんだかフランジャーなんだかをかけてリバーブ+
ちょう遅めのディレイがかかっておりまして、それにコンプの効いたディストーション加えたみたいな
足下がエフェクターだらけの世界だ。暗がりの中よく踏み分けるもんだ。

そんなセットが3バンドくらい続きまして、紅一点女性シンガーとホストバンドのジャムが1曲目の
ハードなところから途中で曲調が変わるあたりで ヴォーカルの音が全く聴こえなくなった。
バンドの音もP.Aからは出てこない。そして演奏中断。

5分待っても復旧しない様子。そこで我々3人が助け船を出すことになりました。
我々の演奏は音量大きくないから、生音でOKと伝えたら、ホストのギタリストが僕のアンプ(BOGNER)
のところまで飛んで来てセッティングは変えるなと言いに来た。
「エフェクターも使わないしセッティングもそのままで良いよ」と伝えまして
今回3日間パフォーマンスギターのブースで使っていたストラト直入れ・・・・
これでは音色が作れないしぃ・・・という泣き言は言わず。(英語でそこまで伝えられない)
高谷もこれは同条件だったようだし、マミちゃんもキーボディストの音色からピアノの音色に替えただけだった。

1曲目は高谷のオープン・コードのオリジナル曲を地音のまま演奏。

演奏が終わる頃にボーカルマイクが生き返りました。
パフォーマンスの須貝社長が関係者でもないのにすっ飛んでいたP.Aのアンプを復旧させました。
(さすがだね。)

そこでマミちゃんのオリジナル曲「会いにきたよ」という素敵な曲を始めましたが、
キーがなんなのかを聞き忘れまして、ネックに耳あてて確認。
良い曲ですねぇ~と感心してるうちに終わりました。
が、「もっとやれぇー」とのことで我々流の「Billie's Bounce」を演奏。

さっきまでのジャムと比べたら静かなものでしたが、逆に音の輪郭がはっきりしていて、
ジャムの曲調が似通っているよりはメリハリが効いて良かったのでは!?という感じがした。

演奏後お会計に預けたカードを受け取りに行ったら、数人の人に「グッ スタッ!」と
握手をもとめられました。

しかしカードで飲まざるを得ない程L.A最後の夜はドル札も無くなっておりまして、
マミちゃんの弟まさし君によりますと最後まで帳場にカードを預けるのがアメリカ流らしい。
最終的にはコロナビールではじまりバーボン2杯飲み干しておりました。

ほろ酔い気分から~ディープな酔っぱらいになっていったのでした。