マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

Nammショーから

2010-01-21 16:23:37 | Weblog
 帰ってきました。

 今回はハリウッドにあるPerformance Guitarの
出店ブースにてギターを弾いた次第です。

 金曜日から始まったNammショーですが、初日から
このブースには黒人ベーシストがたくさん訪れてまいりまして、
どの人もマーカス・ミラーなみのパーカッシヴなベーススタイルを披露して
5弦や6弦ベースを器用に弾きこなしていくのでありました。

 ベーシスト同士で来た時は2台のベースで会話をするように
リズムはスラップ・ベース(チョッパー)でとり、
メロディアスなソロプレイを交互におりまぜて、ライブをやってるかのように
演奏していきました。

 本当にたくさんのベーシストが訪れたのですが、1つのブースにつき2,3,人で会場内のブースをまわってるようで、
顔を見てみると、親、兄貴、弟、いとこ及び彼女連れといった関係を感じました。
(みんな親戚で横の情報がすぐ伝わってるような気がしたのね)
とにかく黒人のリズム感はスゲェ~かったっす。

 そうだ、ボビー・コールドウェルのツアーでよく日本に来ているという
ロバート・バリー/Robert Vally(Bass)という白人ベーシストもブースに遊びに来た。
この人も親日家だった。

 土曜日はRATTのWarren Demartiniもブースを訪れた
7年くらい前のアコースティックギターでセッションしたことをちゃんと覚えていてくれましたよ。
「あのときは弦が固くて演奏しにくかったね」というような、とびきりの笑顔で再会を祝いました。
かっこ良いロッカーですがあいかわず優しい人です。
その夜はNAMM会場近くのディズーランドのレストラン街の一角にある
「House Of The Blues」にてRATTの熱いLiveが行われました。
僕も久々にRockを堪能しました。ゲストでバンヘイレンのベーシストも参加して盛り上がりに一役かってました。
その打ち上げの席にも我々は呼んでいただき、Warren及びメンバーと握手。

 日曜日の出店も終わりの頃に訪れた黒人ベーシストと高谷と僕と3人で1コードのセッションが
始まったのだが、この人もグイグイ引っ張っていくスラッププレィがすごかった。
名前を聞いたらAndrew Goucheとのこと。チャカカーンのプロデュースなんかもしてるとか・・・
ちなみにこんな経歴の持ち主でありました。
Mr.Andrew Gouche

 そうそう、今回はちゃんと洋食を食べてきました。
「taix」という創業1927年というから80年以上も続いているレストランにてぶ厚いステーキを
ほおばり、厚めのパティが入ったハンバーガーをNAMM会場で食べ、タコス料理も食べ
最初の写真のレディが出迎えてくれるMel'sというレストランでも牛肉しっかり食べました。
どこでもボリュームたっぷりでとても満足な旅でございました。

 詳しくは後ほど写真を交えてご紹介いたします。

今年もあっというまに

2010-01-11 11:05:25 | Weblog
11日が過ぎてしまいました。
大晦日からあまりギターを弾くこともなかったのですが、
昨夜10日は西浜哲男さんと2人で演奏することができました。
西浜さんのギターアンプをお借りして、テレキャスターを弾いたのですが、
このアンプは古いフェンダー・ベースマンでして、スピーカー部とヘッドがセパレートのもの。
もともと2発ついていたスピーカーを1発に改造したとのことです。
エレキギターを通した場合通常のギターアンプにくらべると低音が強く出てきますが、
エレアコやフルアコにはかなり良いのではと思われます。
ベンチャーズ・サウンドには向いているかもしれません。
マーチンを弾き歌を紡ぎだす西浜さんのサウンドには似合った音色がでていたように思います。

今後ギターを弾く機会としては、
元フェンダーで働いておられ、現在ロスアンジェルスのハリウッドでPerformance Guitarという
会社を営んでおられる須貝社長のお誘いを受けて、今年のNAMMショー(楽器の国際トレーディングショー)
に行くことになりました。

高谷君と「G2us」としてPerformance Guitarの出店ブースで演奏する予定です。
パフォーマンスギター

このショーは日本の楽器フェアーよりも商業的な意味合いが濃いみたいで、
楽器メーカーや楽器屋さん、音楽関係者の人で広い会場がいっぱいになる。

数年前に田口製作所のブースで演奏した際は
目の前でベーシストのネーザン・イーストが聴いていたり、アメリカ国内で活躍している
ウッドベーシストが商品を見にきたりと、彼らが田口の作るスピーカーに対する興味、楽器を増幅した際の
音色の良さなど英語があまりうまくない僕は「えらいこっちゃ」の連続でした。
そのとどめは須貝さんと旧知の間柄というウォーレン・デ・マルティーニ(RATT)とのセッションでした。
ブギをやろうということになりエレアコで太い弦をチョーキングしまくったのがなつかしい。

今回、昼はNAMMショーに、夜はどこかで演奏するといううれしいスケジュールを須貝さんは組んで下さったようです。

どこかに出かけるとなるとお楽しみは食事ですが、
2002年03年とL.A.を訪れた時の食事はほとんど日本食しか食べてなかったような記憶が・・・・・

ギタリスト竹田和夫師匠と奥様のヨーコちゃんに連れていっていただいたレストランが唯一、
アメリカンな食事だったような気がする。幸いなことに今回もお二人に会える運びとなりました。
今回はどんなところに連れていっていただけるのか、今からとても楽しみです。

2010年あけましておめでとうございます。

2010-01-01 15:51:07 | Weblog
2009年の大晦日、恒例の富士吉田市の「Jazz in Now」にてカウントダウン・ライブが行われました。

 ピアノが今市亨君、ベースが吉岡友彦君、ドラムが下村勇作君、ギターが大家という顔ぶれです。
久しぶりにのメンバーではありますが、彼らの用意してくれた曲が、ピアニストのジョーサンプルの演奏した
「Rainbow Seeker 2」「In All My Wildest Dreams」「Spell Bound」という曲があったり、
エリック・クラプトンの「Reptile」「Change The World」などもありました。
ジャズのセッションというよりもバンドのアンサンブルが重視される曲が多くてリハの時間も充実して
個人的にはとても楽しかった。

 今回の選曲やバンドの構成を考えると箱もののギターでは難しいかと思いまして、
 昨年はあまり出番のなかったバナナムーン製のテレキャスター・カスタムと
ギターアンプはNancy製のBlues Zinkyの組み合わせを選びました。
太くてクリーンそしてボリュームを上げると、真空管のアンプならではの歪みが少々ありまして、
とても気持ち良い音色を奏でてくれました。
そのこともあって自分の中でアドレナリンがふつふつと沸いてくるのが感じられました。
しまいにゃ深夜ということも忘れたような大音量になっていたりして・・・・・

 お客様も例年より多く、深夜~早朝まで立ち見の出るようなうれしい状況でした。

 そして「Now」の看板娘キーちゃん、リエちゃんから年越しそば(天ぷら付き)、
年越しうどん(天ぷら付き)と計2杯をごちそうになりまして、

気温-5°くらいの中、参拝客でごったがえす北口本宮富士浅間神社へと初詣に向かいました。
さすがに朝方5時ともなるとやや参拝客も少なくなっておりました。

そして幸せなことに「たいやき」に「やきいか」「たこやき」をおつまみに日本酒まで頂戴し帰路についた次第。

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。