鎌倉のJazz ギタリストと再会しました。
After Darkというお店は
ピアニストの黒川均さんと奥様のお店。
どうやら土曜日の夜は都留文科大学Jazz研究会の学生さん達で賑わっているようだ。
Jazz研究会の部員にベーシストとして
僕より6学年くらい先輩のO.Bで鎌倉出身、現在は都留市在住の
「ハム屋」さんことエロ矢野さんが
現役部員に交じって、ベーシストとして参加している。
生粋の音楽人なのですな。
矢野さんの鎌倉での高校時代の親友の(由比ガ浜の寅堂のご主人)弟さんが
ジャズギタリスト「Wes Montgomery」を師と仰ぐ、山田次郎さんなのです。
次郎さんとは10年くらい前に矢野さんからご紹介を受け、
おつきあいいただいているのですが、
その度にセッションしては、彼のJazzギターを味あわせていただいております。
昨夜はウェザーチェック入りの(塗装にヒビが入った)
ビンテージギブソンの175というJazzギターの王道というべきギターと
ポリトーンの100wアンプで鳴らすというこれまたシブイとしか言えないマッチング。
ちょいとリバーブ入れて色気もたっぷり。
良い音出してました。
Jim HallがCTIレーベルでアランフェス協奏曲を演奏していた頃の音色に近かった。
Jazz研究会の学生さんの演奏に聞き惚れて、
ついつい飲んじゃったピアニストの黒ちゃんがコードをミスッても、
曲をはしょっても、延々とエンディングを演奏しようとも
そんなことをものともしない、巌のように微動だにしない安定性を育んだギタリストだ。
この演奏は、まるで黒ちゃんが次郎さんの腕前を試しているような、
地獄の特訓、Jazz虎の穴とでも言い換えて良いくらいだったす。
百戦錬磨とは一口に言いますが、幾多の試練に鍛え抜かれた猛者とも表現できうる
ギタリスト・・・・八ヶ岳のようなドッシリしたギタリスト!それが次郎さん。
この時に僕がギター弾いていたらどうなったのだろうか思うと・・・・
一緒にちゃらんぽらんになってお茶を濁していたかもしれません。
悪夢のMistyの後、Jazz研究会の第2ステージの演奏があり、
ぼちぼち黒ちゃんの酔いも醒めてきたようで、
矢野さんの歌「ルート66」などもあったり、
「Bye Bye Black Bird」など数曲スタンダード曲を皆で一緒に演奏。
スタンダード曲ではエレキベースを弾きました。
その後、帳が降りる頃に
Duoで「イパネマの娘」、「Corcovad」などを
次郎さんと一緒に演奏しました。
彼のギター安定しているが故、弾きやすかった。
僕のギター安定していいないが故、弾きづらかったのでは・・・・
反省を含めて、また一緒にギター弾きたいな・・・