マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

9/19~21に急遽キャンセルが!!

2009-08-31 19:51:21 | Weblog
A、B、C、EスタジオとGreat Tomaにできてしまったのですが、
一年前からお断りしてきた、今更ながらの日程ではあります。

 どなたか宿泊、合宿できそうな方々いらっしゃいませんでしょうか?
誠に勝手な記事で申し訳ございません。

お問い合わせは当社0555-65-7213までよろしくお願いいたします。


昨夜は

2009-08-25 10:57:07 | Weblog
河口湖町の勝山村「さくやホール」でMJQ(マンハッタン・ジャズ・クインテット)の
コンサートが地元の富士学苑高校のジャズバンド部とのジョイントという形で行われました。

 一昨年、ニューヨークに向かいG2(高谷、大家のギター・デュオ)の録音を行った際、
MJQのリーダーであるデビッド・マシューズさんが我々の持ち曲
「Wind of Barcelona」と「My lover」のストリングス・アレンジをして下さいました。
おかげで素晴らしい作品になったわけですが、そのお礼も兼ねて「さくやホール」へうかがった次第。

 開場後すぐさま、楽屋におじゃまさせていただいたのですが、開演前にも関わらず、
マシューズさんと数々のジャズアルバムを手がけていらっしゃる大物プロデューサー川嶋氏に
とてもあたたかく迎えていただきました。
おみやげの河口湖は井出醸造の「開運」という地酒が効いたのかも?

 そして証拠写真を1枚。

富士学苑のMISO http://music.geocities.jp/mooninlet/2007.htm
というジャズバンド部はまとまりも良く、迫力のあるオープニングアクトで大喝采。

 MJQと富士学苑のMISOのジョイント2曲は素晴らしかった。

もちろんMJQの演奏は旅、時差疲れを感じさせない演奏でした。
ルー・ソロフのとエネルギッシュなソロそして何も吹かない間。静寂と動が混在。
何も吹かない間を楽しんでいるかのようなトランペットだったっす。
トランペット3本を彼の周りに置きマウスピースをやたらと交換していたのは理由があったのだろうか?

アンディ・スニッツァーのサックスも音符の嵐だった。

ウッド・ベースのチャーネット・モフェットは20年くらい前に
アートブレーキーと一緒にMt.Fuji・ジャズ・フェスティバルに出演してた人だ。
当時若かったから、今も30代後半から40才くらいなのかな?
ウッドなのにチョッパーみたいに弾くは、民族楽器のウードみたいな音色でアラビアンみたいな音階弾くは、
でっかい右手指でウォーキングというより全力疾走でバンドを引っ張ってた。

ビクター・ルイスはやもすると何処までも飛んで行ってしまいそうなバンドを現実に引き戻すといった、
役目をしてるアダルトなドラマーじゃないか・・・などと思った。


コンサート終了後、結成25周年を記念して発売されたアルバムを購入しようとしたのですが、
即売り切れてしまったという活況でした。

 MJQ、MISOの今後の活躍に期待して帰路につきました。

八ヶ岳jazz Festival in 小淵沢という

2009-08-03 19:48:42 | Weblog
 甲府にあるJazzを聴かせるお店「Alone」のマスター野口氏が主宰する野外ライブにおじゃましました。

今年の八ヶ岳はご多分に漏れずあいにくの曇り空。

ミュージシャン演奏中はどうにか雨に降られなかったみたいだ。
(PM3時頃に駆けつけたので・・・・・)

僕が聴けたのは和泉宏隆トリオ+鳥山雄司さん達からだった。

和泉さんのソロピアノからスタート、美しい曲でした。
ピアノとエレベ、ドラムというトリオでのオリジナル曲もベースがフューチャーされたり、
ドラムがフューチャーされたりと飽きのこない選曲でした。

 鳥山さんが加りGeorge Bensonのアルバム「Beezin'」で有名な「Affirmation」が演奏され、
その後ソロでEarth Wind Fireの名曲「宇宙のファンタジー」とGrover Washington Jr.の
これまた名曲「Just the two of us」が演奏されたOvationはバンドサウンドと混ざるよりも
ソロの方が美しい音色が際立つようだ。

 僕はソロギターのあらたなあり方をこの演奏で知らされたような・・・・・。

 当然アルバム購入。サインまでしていただきましたがな。

その後、情念のSaxプレイヤー川嶋哲郎グループの演奏とあいなりました。
このグループはストレートなJAZZを熱奏。の最中Alone野口さんが「このバンドで最後です!!」
みんな前に出て来い」と酒の勢いにまかせて観客を呼び込みました。
 そうしたらバンドのリズムに合わせて踊りだす人たちも!!

 その曲が終わると川嶋哲郎さんも「いろんなコンサートに出たけどこんなのは初めてだ」
と言い、よりいっそうテンションも高まったようです。
 ラテンっぽい曲では20人くらいの人たちが踊っていましたが
ノリは女性の方が良かったように思います。

 数曲演奏後、Alone野口さんが「ミュージシャンみんな帰っちゃったから今日は
ジャムセッションは無ェ!!!」とマイクで業務連絡。

 そして川嶋哲郎グループのセットリストなんて知ったことじゃない。
「テッちゃん達の演奏は次の曲で終わり!!」と勝手に仕切って
コンサートは終わりを告げた。

 豪放磊落。自分勝手な男であるが、誰も文句を言わない。言わさない。言えない。
野口さんの独り舞台のようなコンサートだったような気が・・・・・

 むちゃくちゃだけどおもしろ~いコンサートには間違いなかった。