時々日記

古いマンションでの暮らし

展覧会めぐり

2012-08-19 | 関心ごと、好きな場所

最近、3つの展覧会を見に行きました。
どこも8月5日で終わってしまいましたが。

はじめに行ったのは、彫刻家のはしもとみおさんの個展、「ケモノたちの夏休み」。
いろいろな大きさの生き物の彫刻が、まるで生きているかのように座っていました。
どの動物もやさしいおとぼけ顔。
瞳の奥がリアルで、今にも話しだしそうでした。

初めて はしもとさんの彫刻に出会ったのは5年くらい前です。
「カフェ・ツラナッテ」さんというテーブル席ひとつの自然食レストランで
写真のオランウータンくんと対面しました。



そのすぐ後に行った「尼ケ坂」さんでも、はしもとさんの動物に会いました。
目が合うと、こちらが思わずにっこりとしてしまう木の生き物たち。
こんな動物たちが町のあちこちにいてくれたら楽しいでしょうね。



次に見た展覧会は、名古屋市民ギャラリー矢田で開かれていた「LOVE&PEACE2012」です。
日本と海外、9カ国、58名のグラフィックデザイナー、
イラストレーター、フォトグラファー、映像作家によるポスターと映像の展覧会でした。

どの作品もテーマは同じですが、表現は58人58様。
けれど、パソコンを使って作られたと思われるグラフィックデザインのほとんどは
作家さんの名前と出身地のプレートを見ないと
日本人の作品なのか海外の人の作品なのか、見分けられませんでした。
そんな中、日本画や和風のきり絵のような日本らしいポスターが、
とても新鮮に感じて、立ち止まって見入ってしまいました。

これは、会場で買ったクッキー



食べるのがもったいない!     ・・・もぐもぐ



最後に行ったのは、本山の「sahan」さんで開かれていた「1000枚の豆敷展」です。
ラオスでものづくりをされている谷由起子さんと
レンテン族の人々の手で作られたコースターサイズの
刺繍をほどこした敷物がたくさん展示されていました。
子どもから主婦、おじいちゃんまでが副収入などとして刺繍をされているそう。
だから、どれも一点もの。
作った人の個性が出ているから、ずっと見ていても飽きません。
これは男の子が作ったのかな?この人は幾何学模様が好きなのかな?などと
いろいろと想像しながら手にとって

人の息づかいが感じられるものって、いいですね。

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