夜、引っ越す友人宅に「テレビデオ」を頂きに行く。都心のワンルーム、首都高の出口を間違えて遠回りorz
Radioを聴きながら行く。周波数は119.1MHz...Radio違い(笑)。ここでは素敵な音楽もオシャレな情報も流れていない。延々とジャパニーズイングリッシュが流れている。周波数は夜の到着便で混雑、常に管制官か航空機が送信している状態。そんな中でアプローチ中の某機との通話…
"Heading 360, Descend and maintain 7000"
"Confirm heading 360, 7000 ?"
"Affirm"
"Roger, heading 360, 7000"
念の入ったことですな。
普通オフィスとかでの会話なら、
「両面で10部、コピーしといて」
「えっと両面で10部ですか?」
「そう」
「わかりました」
って感じだよね?
「両面で10部ですね、了解ッス」
とは繰り返しては言わない。
ミスリードを避けるために管制も訊かれた数値を言ってないのじゃないかなぁ。
"Affirm, heading 360, 7000"
と言うと聞いた方は「あれ?さっきと違うのかな?」と思い込んじゃうかもしれないので。
であれば訊く方も
"Roger"
だけで良いのではないか?
いや、「どう了解したか」を通報したいのか。でもそれって自分で最初に言ってるよね?値が間違っていなければ確認した方も一々繰り返さなくても良いのでは?とはシロート考えなのかな。
「忙しいから手短かに」は危険だ。必要なことは言わないといけない。確かめなければならない(特に最近トラブル多いし)。ラジャーパイロットになっちゃいけないなんて戒めもあるそうだ。でも、不要な(冗長な)送信はしてはいけない。
どう言うべきか、たぶん管制方式基準を読めば分かると思うんだけど、長年差し替えてないので少し前にまとめて処分しちゃったような(--;)。あと、「必要のない無線通信は、これを行なつてはならない。」(無線局運用規則第十条)と言うのもある。そこには抵触しないのかなぁ。アマチュア無線のコンテストやペディションでも、不要なことを長々と送信する局にはイライラする。手短に、でも確実に、は難しいけど、確かに基準はある。
どっかのバイク乗りのオジサマの日記と同じような内容ですみません(笑)。たまたまATC(航空無線)を引き合いに出しただけで、「的確かつ簡潔なコミュニケーション」と言うエッセンスは他のシチュエーション、業界にも通じるものがあると思うのだ。コミュニケーションにも「タイミングライト」が欲しい???