
「本展は、キヤノンフォトコレクションとして収蔵する作品の中から、写真家 富山治夫氏の作品を展示する写真展です。1964年から始まった雑誌掲載の人気連載企画「現代語感」より1997年以降に撮影されたカラー作品計27点を展示します。」(展示会案内より)
なぜ今のタイミングで2016年に亡くなった作者の展示会をやるのかな、命日は10月なんだけど。
「現代語感」と言う企画の通り、発表当時は世相を表す作品だったのだと思う。」だが今ポンと作品を展示されても、それがどこを写したかは判っても何を映したのかは解らない。この手の写真には間違いなく旬があり、そこを過ぎれば言葉で補う必要がある。それを野暮と思うか、不親切と感じるか。
2025年7月4日 品川・キヤノンオープンギャラリー1にて
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