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日々のつれづれ(5代目)

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【本】奥野修司著 「花粉症は環境問題である」(文春新書)

2011-04-11 23:21:21 | 本・映画・展覧会
 今年はついに花粉症になってしまったか?と言うくらいくしゃみと鼻水が出る。とは言えまだマスクなどしてない(息苦しくてダメ)のだが…目は大丈夫なんだけど瞼が痒いんだよね~。

 という状況なので興味深く本書を手にした。内容はタイトルの通り。花粉症の元凶は当然ながらスギ花粉、そのスギ花粉が多いのは失政によるものとの主張。良いのは話をそこに留めず、「元から断たなきゃダメ」と言うことでスギ花粉をどのように少なく、それも単純な伐採でなく山の保水力を保ち災害を起こさないように…と言う提案をしている点。数値の信憑性はさておき、様々なデータによる費用や所要年数の試算もある。

 それにしても冒頭の、著者の花粉症対策には驚いた。重症な人はここまでやらなければダメなのかって!著者一家で年間の「対策費」は17万円(執筆時)だそうだ。これは直接費用、発症による通院や気力低下による業務損失を考えると国家単位での損失は莫大なものだという主張は頷ける。あと、サイクロン式掃除機だと花粉を破砕しちゃって「悪化」の原因になるかも…だって!まぁ掃除機じゃなくモップ式のウェットタイプで拭き取る方が良いのかもね。

 ダムや公共土木工事問題もそうだが、従来の政策を変えることで(癒着)業者の雇用機会を減らすと困る族議員などには、これまでの設備とノウハウを違った方向に向けることで雇用は維持でき世の中に貢献でき…とアピールすることで協力を取り付けられると良い。別に彼らの排除は目的ではないのだから。

 2011年4月7日 通勤電車車中にて読了
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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杉たるはお呼びでない (妖精さえ。。)
2011-04-12 22:58:08
林業が盛んな頃なら枝打ちしてたから大きく育ってても枝があるのは上のほう数mだけだったわけで、枝が無ければ葉も花も花粉もそれだけしか出ないわけだよね。
ところが今は大量に植林して切ってない以上に枝打ちもしてなくて下の方までバッチリ枝葉があって、1本辺りにしたら枝打ちしてた頃より大量に花粉を振りまいてるんだから、そういう意味でも産業と植生のバランスが狂ってる人災的な環境問題だと思うわね。
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Unknown (JMB/じぃ)
2011-04-15 07:22:31
えっとね、その辺も書いてある。密生させれば下は暗くて植生バランスが良くないし、間伐すれば良いかと言えばそれはそれで別の問題が発生するんですと。本書のデータをどこまで信用するかってのはあるんだけど、花粉症な人には「50年かかって杉林の姿を変える」なんて悠長な計画だと困るんで、なかなか難しいですね。
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