日々のつれづれ(5代目)

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2018年3月2~5日 【旅行】台湾鐵道乗りつぶしの旅(2)

2018-03-14 19:54:18 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3月4日、今日もまぁまぁ忙しいのです。

 ホテルでそそくさと朝食を済ませ7時前に出発。台南から沙崙線のディーゼルカーでスタート。この線は高鐵連絡用に造られた線、終点の沙崙イコール高鐵台南駅。だから紛らわしいってーの!いいじゃん、「新台南」にすれば!そのまま高鐵で雲林へ行き、ここからが本日のハイライト。

 駅前にタクシー2台を呼んで貰い、幹事が運転手と交渉。前はスムーズにいったそうだが、今回どうも話(希望)が伝わっている感じがしない。「なに言ってるか解んないけど、とりあえず走らせてみっか」的な感じがする。ともあれ虎尾の製糖工場前に着いた。ここは現在も操業中。すぐ横の大きな川に、かつてはトロッコと一般貨物も走っていたらしい三線軌道が残された鉄橋が架かっており、遊歩道として渡れる。クルマは通行禁止、素晴らしい処遇じゃないですか。と、プアアンと警笛。機関車キター!工場前に駆け戻ると、これからサトウキビを積み込みに行く回送列車が出て行った。

 そのサトウキビ列車を追いかけて欲しかったのだが、ここでミスコミュニケーションが露呈、全然関係ない場所(かつての線路跡)に連れてゆかれてしまう。ダメだこりゃ…まぁ仕方ないさと、現役路線と高鐵とが立体交差するポイントを経由して最終目的地に向かって貰う。せめて立体交差地点で記念写真をと撮っていたらまた遠くでプアアン。キ、キ、キターッ!待つこと数分、カゴ式の荷台にサトウキビを積み込んだ貨車を40両近くも従えたディーゼル機関車がやってきて、ゆっくり目の前を通過していった(写真)。やー、良かった良かった!

 タクシーで在来線の斗六駅まで行ってもらい、ここから二水、集集線に乗り換えて山奥の行き止まり・車程駅へ。最近観光地化され、終点はちょっとしたテーマパーク状態。終着駅の風情には欠けるが路線維持には止むを得ないか。ともかく、昔からの乗車経歴も合算し、台鐵および高鐵の全路線完乗を達成した。

 二水に戻り、海線経由の列車で一気に台北へ。2時間半の長旅、車両はいつ退役してもおかしくない(と言うか残っているのが不思議)なEMU300系、これも本日の行程上の工夫の一つ。釣り掛け駆動の高速電車なんて本当にレア。

 この週末から台北周辺では天燈祭をやっており、夕食のため流れ着いた西門エリアは物凄い人出だった。明日も朝から行動するので、飲み直しにもマッサージへも行かずホテルに戻って「おやすみなさい」台北駅すぐ横なのでラクですわ~。

台南 07:09
(区間車)
沙崙 07:32/高鐵台南 07:41
(高鐵806次)
雲林 08:12
(タクシーチャーター)
斗六 11:28
(区間車)
二水 11:44/12:00
(区間車)
車程 12:50/14:20
(区間車)
二水 15:15/15:40
(自強126次)
台北 18:51

 [天成大飯店 泊]
コメント
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