日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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(Live) 堀尾和孝

2012-09-09 10:54:52 | 音楽、ギター、カラオケ
 あまりに曲数が多く、忘れないうちに一気に書き上げ長文すみませんがレポートです。長文注意。

 今年4回目の堀尾和孝さんライヴ、例によって石井雄二さんオープニングアクト応援兼務。今日は先日私を戸塚での演奏機会を与えてくれたAKKOさんもご一緒に応援~。

[オープニングアクト・石井雄二]
・Voiceless Scream (X Japan)
 初披露!X JAPANとは意外な選曲だがソロギター版イイ!やはり出だしでプレイにちょっと硬いところがあったけど、過去の練習を聞いたときより綺麗に纏まっていましたよ!
・未来予想図(dreams come true)
・Last Christmas (Wham!)
 この二曲は弾き込まれているので安定感があった。曲の流れ(曲調およびチューニング)から行くと納得できる曲順なんだけど、安定感から言えば"Voiceless Scream"は後の方が良かったと本人も仰っていました。オープニングアクトも3回目、MCもスマートになって聴いてても成長(と書くと失礼なんですが)ぶりがうかがえて嬉しいです。

[堀尾和孝ファーストステージ]
・I Shot The Sheriff~与作~花水木~Hotel California
 今日は「酔弦」のイメージカラーをフォーチャーして?レゲエでスタート。それもいきなり4曲続きで良い(酔い)ノリ。
・宇宙のファンタジー
・花

 このあと、映画音楽コーナー。
・Over the rainbow
・太陽がいっぱい
・ひまわり
・ロッキーのテーマ

 そして往く夏を惜しんで「ひとりベンチャーズ」~海つながりのオリジナル曲へ。
・Diamond Head ~ Pipeline
・カモメのユンタ(オリジナル)
 私がリクエストしたんですが、我ながら良い曲をリクエストしたなぁと(笑)。
・酔鯨(オリジナル)
 水中マイクで撮ったクジラ類の「さえずり」聞いた事がありますか?導入部は見事にそのイメージを演出していた。一転激しいストロークワーク、ベース音+メロディピッキングと言う弾き方のイメージが強い堀尾さんなのでちょっと意外性がある。締めは三連符八拍、聞いてるだけで指が攣りそう!気迫に満ちたプレイでした。続く曲で前半ラスト、激しくいっちゃう!

・Caravan
 この曲もストロークを多用したプレイなんだけど、「酔鯨」と違ってミュート気味の音色、弾いてる位置とか手の角度とか気になるんだけど、見ても分かりません(涙)…ラストは相変わらずの凄まじいボディパーカッション、脳溢血になっちゃったりしないで下さいね…ギター(Mayton)もご苦労様と言うかあちこち叩かれたり擦られたりでお気の毒と言うか。最後バシッとキメて終わるので期せずして客席からウォーって歓声があがる、自然と巻き込まれる。
 と言うわけでファーストステージだけでも超充実。

[インターステージアクト?ヒゴビヤさん]
・Believe (堀尾和孝オリジナル)
・愛の挨拶(エドワードエルガー)
 前回に続き、ガットギターの名手・ヒゴビヤさん飛び入り演奏。やっぱり上手い。お持ちのギターは何と'60年代製!?指が攣ったみたいでつらそうでしたが大丈夫でしたか?

[堀尾和孝セカンドステージ]
・Isn't she lovely
・super session ~ ルパン三世のテーマ
・September
 やはり9月、しかも最近EW&Fを演られる機会が多いとのことで期待通り弾いて頂きました♪ そして続いてはリクエスト&ショートプレイの「おさわりコーナー」。

・Long Train Runnin'
・Tsunami
・風になりたい
・君といつまでも
・Puff)
・The Boxer
・魚民
 「うおたみ」じゃないよ、居酒屋じゃないよ、「ぎょみん」って読むんだよ!珍しく歌モノ。きっかけは三菱石油水島製油所流出事故(1974)ですかね、堀尾さんが地元・徳島で海洋汚染に怒って作った曲だそうで。もう40年近く前!?でも歌の本質は今も変わっていない。重油を放射能に置き換えればなおさら。そう考えると、ずっと歌い続けて訴え続けて頂きたいと思う。

 そしてフィナーレに向け「リヴァプール・コーナー」に。ここからは店内大合唱。
・Lady Madonna
・(メモ忘れ)
・Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
・Yesterday
・Get Back
・Hey Jude
 締めはもちろんこの曲、ただし本日はグラス回しなし、良かった~(笑)。
・テキーラ

 ぷはーっ!一体何曲聴いたんだ…今日は何だか妙にノリが良い(と言うと軽薄に聞こえるので好調と言うべきか、でもそれもしっくり来ない)堀尾さんでした。気迫とかオーラって言うのとも違ってクールに燃えてたと言うのか。メチャメチャ良かったです!同行のAKKOさんも前半で帰るって言ってたのがラストまで居たのが何よりの証拠。

 客席も中盤以降はお互い馴染んで、終演時には笑顔、笑顔。その後の盛り上りがまた面白く、なぜか当夜はサイモンとガーファンクル好きが揃ったようで店内はフォーク酒場に…石井さんアルペジオ上手すぎ。ヒゴビヤさんすかさず合わせてくるし。この2人のデュオを聴いてみたいと思ったのは私だけではないはず!

 音出し自粛時間を過ぎても話は尽きず(しかも当夜知合った方と)、私が退店したのは何と2時前…それくらい盛り上った夜。マスターありがとう。ところで轟沈してた女性2名は大丈夫だったんでしょうか(^^;

 2012年9月8日 川崎・マーズダイナーにて

追伸(修正しました)
 今後は基本的に「奇数月の第二土曜」でプレイされるようですので要チェック!ただし次回は11/13(火)だそうです。

コメント (6)
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2012年9月3日 【仕事】合理化効率化の果ては

2012-09-09 09:45:04 | 仕事
 1年も残り1/3となった9月、夏は往き「今年も何事をも為さず」と募る焦燥感…何事か為さねばと言う「前提」を自分の心から取り除かない限り、逃れる術は無さそうです。

 近年ずっと、職場では作業の効率化が叫ばれている。現場では作業担当者が減らされている。お題目は立派なのだが、そのための手法などがきちんと説明されることは少なく「個人で考えろ」、その一方で作業品質・作業者レベル低下を補うチェックリストや管理のみが強化され、事務工数は増えてゆく。一体どーゆー事?

 合理化・効率化で何が変わるか。作業量が不変であれば所要工数が減る(はずだ)。残業の多い職種であれば残業手当が減って原価低減になる(はずだ)。残業がなければ、雇用そのものを減らす。社員であれば先ずは定年による自然減から。外注要員の雇い止め。

 それで、浮いた時間は、浮いた人員はどうなるのだろう?だが、雇用に関して言えば、新規事業に回すとか何かしらのアイディアを聞いた事がない。早く帰って家族と団欒の時間が持てるようになるのは結構。人減らししておいて「あとは各自で生活や人生を考えてね」なのかね?まぁ会社がそこまで面倒みる義理はない時代になったと言われても、分からなくはない。でもそれって一方的すぎんじゃない?

 個人的には、ワークシェアリングって良いと思うんだけどな。きちんと稼ぎたい人はフルタイム、稼ぎはそこそこ、自分の時間をもっとって人はシェアリング。そういう使い分けがフレキシブルにできる会社って「働きやすい会社」に思えるけど、会社の福利厚生(社会保障)費用がかさむ為に広まらないらしい。

 仕事を通じて自己実現をという前向きな(?)お説教も良いが、もっと多様な選択肢を整備することにした方が社員のモラールは上がる気がする。自由度の高い(と思われる)バイトやパートって生き方を選んだ途端に給料(単価)が半分とか下がっちゃうのは、ちょっとおかしいんじゃないのかな。電車の切符って定期券より1回券の方が割高じゃん?だったら雇用も安定と引き換えに時給単価は下がるという考え方があってもおかしくないよね…ただし短期の方の入場の度に教育工数がかかるんですよ、アレは面倒だな~。
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