日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】佐滝 剛弘著 「それでも、自転車に乗りますか?」(祥伝社新書)

2012-09-01 21:55:14 | 本・映画・展覧会
 大学時代は自転車で長距離ツーリング、社会人になってからも通勤で乗車と自転車族な著者が示す、自転車の便利さと諸々の問題点。

 本人も書かれている通り、自転車礼賛一辺倒ではないところが多いに気に入った。自転車に乗らない人が具体的なメリットを書けるはずもないので、「自転車生活」な読み物はいきおい自転車擁護に終わってしまいがちだが、本書では自転車利用者の責任(問題点)についてもきちんと述べており、フェアだと言える。

 気に入った点の2つめは、具体的な事例を挙げており内容に説得力のあること。例えば、自転車通勤の例で著者の通勤経路での所要時間比較。同じく通勤経路における、具体的な道路状況と問題点。自転車が通行する上で混乱し支障となる道路の通行規制状況(品川区中原口交叉点の例は知っている場所だけに猶更)。そして自らおよび子息の加害事故における具体的な交渉内容や保険適用状況。

 「自転車って良いことばかりではない、実際に乗れば色々な問題があるし、乗り手の責任も厳しく問われる時代なんですよ、それでも乗りますか?」が本書の内容。きっと著者の答は「はい、自転車運転者と言う責任を意識しながら乗ります」なのだろう。

 こういう本こそ、街中のママチャリ暴走族や休日に多く出現する公道ロードバイク族の皆さんに読んで欲しいね。別に自転車に乗るなとは言わないからさ、「乗るなら読め!」みたいなー。

 2012年8月28日 通勤電車車中にて読了
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年8月27日 ノイズ

2012-09-01 12:56:57 | ノンジャンル
 ファミレスや牛丼のチェーン店でいかにも安っぽいな~、オレってビンボー生活してるなーと思う瞬間がある。さおれは、皿洗いのガチャガチャが遠慮なく立てられ聞こえてきた時。

 客はひっきりなしにやってくるので、下げ膳はとっとと洗わなければならない。たぶん皿の枚数より下げ膳置き場のキャパシティの問題の方が大きいと思われる。食洗機が設置されているので、トレイに並べて機械に突っ込めば皿洗いに問題はない。問題はそのトレイに並べる作業の音なのだ。

 忙しくて自分が耳障りな音を立てていることに気付かないのか、そもそもそれが客にとって耳障りな音と言う認識がないのか。やはり中国人バイトなんかはお構いなしな印象を受けるが、日本人バイトも大差ない。躾を受けてない世代なんだろうか。

 音の気になる、ならないは或る程度は店の構造に拠るので、定性的にどこのチェーン店はうるさいことが多いと言うのが経験値として積み重なるのだが、それ以上にバイトの作業ぶりに拠る所が大きい。こればかりは運でしかないので、最も確実な回避策はこうした安価な店を利用しないことに尽きる。いや、本当はそうしたいんだけど…

 夜、久しぶりに横浜のお店に行って他のお客さんと練習した。1曲、かなり仕上がった気がするけど3曲くらいはレパートリー欲しい。一歩一歩つみあげてゆくのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【写真展】田村彰英写真展 「夢の光」

2012-09-01 06:51:56 | 本・映画・展覧会
 同じ日に観た写真展で見事に対照的と言うのも面白いものだ。こちらはテーマを定め、定点撮影的にシャープに切り取った連作をテーマ単位で展示。東日本大震災関連分を除き殆どが'70年代前後に撮影されたもので、モノクロ作品。

<BASE>:国内の米軍基地周辺。施設や装備だけでなく居住する子供達など生活風景、基地と関係あるのかパッと見て分からない抽象的な作品もあり広範な視野が伺える。

<家>House <道>Road
 新興住宅街の一軒家を、建築当初から完成後住人が入ってまでを定点観測。空き地に枠組みが立ち、満天の星空の下で団欒の電燈が点るのはライフシーンの早回しを見ているよう。同様な定点観測を横横(横浜横須賀)道路の建設現場で撮ったシリーズは、背景の街並みの細かな変化と共に興味深い。これ、日野のあたりかな?

<午後>Afternoon
 川崎市民ミュージアムからごっそり出品。色々な場所の色々なショット、撮影が午後という共通点があるのだろうか?シリーズ化されているとは言え単品で見た方が混乱しない気がする。

<湾岸>Wangan
 湾岸と言っても首都高のあそこだけではなく、「海沿い」と置き換えた方が正しそうな。工業地帯あり、古くからの運河町あり。静的な風景写真だけでなく、人々や自動車が写しこまれている点が他の作品と大きく異なる。2枚1組の構成には違和感を覚えた。

<赤陽>Dusk
 多くない展示作品の殆どが東京の下町。枯れた風景。

<名もなき風景のために>
 風景と言うより報道写真的な題材と構図。稲田登戸病院(ひところ有名な廃墟だった)、墜落事故現場(横浜市緑区に米軍F-4が墜落)、座礁船(GELATIK号)、オウムのサティアン、そして東日本大震災後の陸前高田市。

<BASE 2005-2012>
 大伸ばし展示されたF/A-18が目を惹くが、やはりテーマは「日本の中の米軍基地」なのか。長年の課題であるが、そうした問題意識を持ち続けているのか。

 シャープな画像、安定した構図は観ていて飽きなかった。

 2012年8月23日 恵比寿・東京都写真美術館にて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年8月26日 【音楽】頂き物のエレキベース

2012-09-01 01:00:21 | 音楽、ギター、カラオケ
 会社の元部下の家に使ってないベースがあるはずだと言うので、家捜しして見つかったら寄越せと冗談半分で言っていたのが「夏休みに見つけましたよ~」とドヤ顔で言われ平身低頭…その顛末記。

 8月24日、エレキベースを引き取りに行く。早速ネットで素性を検索、カタログアーカイブにサイトがあった。識別のポイントとしては、
・黒っぽいボディ
・金のペグ
・コイルが前2つ、後1つ
・ボリュームが4つ
・ゲージガード(?)が斜めに付いてる

http://www.fernandes.co.jp/others/catalog/1994/021.html
(Page 21)
 Fernandes FRB-65 (Color:SBL)
 Price: \65,000
 Neck: Maple
 Neck Joint: Bolt-on
 Finger Board: Rosewood, 21F, 350R, 32.00"(=813mm)scale
 Body: Sen
 Pick-up: BP-902, JB-482
 Controller: 1 Volume, 1 Balancer, 1 Treble, 1 Bass(TC-9500)
 Bridege: BB-7G

http://www.fernandes.co.jp/others/catalog/1995_02/025.html
(Page 25)
 Fernandes FRB-55 (Color:SBS)
 Price: \55,000
 Neck: Maple, 813mm-scale, Bolt-on
 Finger Board: Rosewood, 21F, 350R
 Body: Basewood 42mm + Graphic Flame
 Pick-up: BP-902, JB-482
 Controller: 1 Volume, 1 Balancer, 1 Treble, 1 Bass(TC-9500)
 Bridege: BB-7

 うーんどっちだろう?いずれにしても15年以上前のモデル、けっこう値の張るものだったってことですね。たぶんFRB-65じゃないかなぁ。

 8月25日、家のポータブルアンプに繋いでみるが音が出ない。ひょっとしてと思い、ボディ裏を見たら電池ボックスあり。中の006Pを新品に交換したら「ボーン♪」やった!ただしこの電池ボックスの蓋の爪が折れているのか簡単に落ちるようで、テープで留めてある。最近は006Pも100均で売っているんだよね。

 8月26日、馴染みの楽器屋へ持参、店長がチェックしてくれる。その場でネックの順反りを修整、各部清掃、弦を交換(D'Addario EXL170M(=Medium Scale),Nickel Wound, Regular Light)。ボリューム類とジャックのガリなし、「全然問題なく使えますよ!」ネック修整は無料でしてくれた。特価スタンドを買おうとしたが売り切れ、一度展示したものを倉庫から出し、処分品として半額で提供して貰った!

 これで一通りのチェックは完了♪壊れてる電池ボックスとファスナーが破けてるケースはおいおい対処を考えよう。あとは弾くのみ!あ、ヘッドホン用のミニベースアンプが欲しい…できれば外部入力のあるもので。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする