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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2008年6月23日 身内に言える?

2008-07-01 22:24:21 | 仕事
 行動をする時の判断基準の1つに、同じ事を自分の身内にできますか?同じ事が自分や身内にされたらどうしますか?というものがある。そんな感想を強く持ったこと。

 たまにIT関連のHPなぞをたどって、技術トレンドやら顧客ニーズやら勉強してるフリをしてるんですよw。そうした中で、少し前に見かけた某メーカーのIT部門長さんのコメントは(記事原文・無断転載スマソ)

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当社の意図や狙いを踏まえ、「的を得ているな」と思えるアイデアがなかなか出てこない。「当社の得意分野だけで勝負したい」「儲かるもので商売したい」といった、自社都合が透けて見える。当社にふさわしいソリューションがあったとしても、儲からないものなら提案できないのだろうか。
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 同じ事を、このメーカーの製品開発担当に問うてみたい。御社の製品はすべて純粋に顧客ニーズに基づいて、業界の規格化合戦や自社製品の垂直統合(移行)や取引関係による部品選びなど行わず、そのためなら採算度外視で作られているのでしょうね、と。某部門長さん、ぜひ自社のエンジニアに同じ事を問い質していただきたい。

 ンなワケないのは当たり前である。会社は慈善事業ではない。製品やサービスでお客様ひいては社会に貢献し、待遇で従業員に報い、配当を株主に還元するのが会社である。安価な契約でお客様が喜ぶ一方で従業員が賃金カットにあえぎ、株主が無配をしいたげられるようでは健全な企業とは言えまい。CSRとか言ってるけどね。(もっとも会社の存続を第一義に考え不正をしてはイカンのは言うまでもなく、端からこうした議論の対象外である)

 トップが自社の利益(金銭面のみならず)を考えるのは当然、だがそれが一方的であって良いものか?自社さえ良ければOK?ベンダとWin-Winで仕事をしようという気持ちがないようでは、たぶん良好な取引関係は作れない。例えシステムが稼動しても、ベンダ側の担当者は契約ベースのドライな関係しか持ちたくない。「モンスタークライアント」は御免蒙りたい。でも、そんなユーザーでも取り引きしなけりゃならないほど業績厳しいんだよな…

 弊社がこの記事を書いた方の会社と取引関係にないのを切に望むんだけど、どうかなぁ。何だか聞いたことあるような(>_<)

コメント (3)
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高橋敏昭著 「アジアの鉄道を旅する」(山海堂)

2008-07-01 06:32:29 | 本・映画・展覧会
 ひところ日本の本で海外の鉄道に関する情報と言えばヨーロッパ(しかも西欧・北欧)か、良くて北米くらいしかなかったのだが、最近はそれ以外の国・地域に関する本も出てきて喜ばしい(全部追いかけるのは大変~)。

 鉄道旅行は比較的マイナーだと思われる(韓国・中国幹線およびマレー鉄道を除く)アジア各国の鉄道の乗車&撮影行をまとめた本書に挙げられた国は15。厳密に言えば本日時点でラオスに鉄道は走ってないはずなので(5月時点でラオス領まで線路開通、試運転列車は走ったはず)14カ国の列車について記してある。ううう疼く(爆)。

 '98刊行の本であり、今ではずいぶん状況が変わってしまった。各国ともSLはいよいよ数を減らし、列車のスピードアップ、車両の近代化、高速新線の開業などの一方、フィリピンでは旅客列車がなくなってしまった。情報が古くなるのは仕方ないこと、文句を言うつもりはさらさら無い。現代の旅行情報として役立つかは別として、テツ旅行記として面白いのだから。強いて文句をつけるとすればインドのアムリトゥサルから繋がっている筈のパキスタンが採録されていないことか。

 これらの国々のうち自分が乗ってないのはカンボジア(隔日運行で運転しない日だった)、北朝鮮、インド、そしてラオス。あ、インドネシアも行ったけど乗ってないや。北京からウランバートル、ウルムチからアルマトイ、瀋陽からウラジオストク…乗りたい路線・列車は尽きることがない。

 2008年6月22日 自宅にて読了
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