11月16日、11日目。今日はカナダのバンクーバーまで日帰りします。本当は1,2泊すべきなのでしょうが、スーツケースを引き摺ってウロウロするのが面倒で、飛行機でトンボ帰りすることにしました。この往復は世界一周航空券ではなく、アラスカ航空の正規割引運賃です。こういう旅程のため、シアトル空港近くに宿を取ったわけです。
そうは言ってもあまりガツガツした旅程ではなく、シアトル発は10時前。この便だとビジネス需要が減るのか、安くなるのです。ラウンジで軽い朝食を摂ったあと、AS3361便(N183SY:EMB175)の飛行時間は僅か34分。空港から市街地まではメトロがあり、クレジットカードのタッチレス決済で乗車できます。何も記念に手元に残せませんが、便利です。ウォーターフロント駅まで乗車し、歩き回りました。
(1)ガス(ギャス)タウン
蒸気時計が刻を知らせる、趣きある通り。綺麗に整備され、沿道の建物は各種のお店がいっぱい。見事な紅葉の樹があり、ここで慰霊しました(写真左)。ただし通りの外れから、いきなり雰囲気が怪しくなり、ホームレスが大量にたむろっていました。普通に歩いていれば小銭をせびられるくらいですが、用心に越したことはありません。
(2)バンクーバー展望台
ガスタウンから2ブロック上の通りをウォーターフロント駅方面に戻ってきて、バンクーバー随一の眺めを誇る展望台に上がりました。ぐるりと360度、回廊で寒さに凍えることなく見事な景色を見られました(写真中上)。
(3)カナダプレイス
海に突き出た長い桟橋に建つ旅客ターミナルビル一帯が、展示会場その他としても整備されています。建物には入りませんでしたが桟橋を先っぽまで歩き、展望台とは違った目線で海を眺めました。隣接するコンベンションセンター側のデッキもぐるりと歩き、頻繁に離着水する水上機を飽きずに眺めました。ちょっと乗ってみたかったな。
(4)チャイナタウン
最初に歩いたガスタウンの数ブロック山手にチャイナタウンがあり、同じ方向へまた行くのも面倒だったけど行ってみました。立派な門があったけど(写真中下)、店が軒を連ねひしめき合う様を想像していたら期待外れでした。多数の移民がいるにしては店の数は多くなく、行く場所を間違えたのかな。しかし隣接エリアはホームレスだらけで凄い、路上に店開きまでしていました。
ウォーターフロント周辺は一通り見終えた気になったので、夕暮れの街を後に空港に戻ることにしました(写真右)。少し離れた博物館に行っても、駆け足で観ることになりそうだったので諦めました。バンクーバーのラウンジはOlaza Premiumラウンジ、持ってて良かったPriority Pass。でも食べ物いろいろあったけど食べたいと思う物が殆どなく、生ビールとクラッカーとサラダが夕食になりました。AS3376便(N174SY:EMB175)便で、帰りも34分のフライトでした。
パスポートは必要だったけどアメリカ・カナダとも出入国スタンプは捺されず、記録に残らない日帰り海外旅行でした。今回、日本の出国時に申告したのとフィンランド以外はスタンプ捺されていません。今後はパスポートも、これまでほどの厚み(査証ページ)は要らないんじゃないでしょうか。
Rodeway Inn 泊