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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2023年11月6~24日 【旅行】世界一周散骨の旅part2(11)バンクーバー日帰り

2023-12-11 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月16日、11日目。今日はカナダのバンクーバーまで日帰りします。本当は1,2泊すべきなのでしょうが、スーツケースを引き摺ってウロウロするのが面倒で、飛行機でトンボ帰りすることにしました。この往復は世界一周航空券ではなく、アラスカ航空の正規割引運賃です。こういう旅程のため、シアトル空港近くに宿を取ったわけです。

 そうは言ってもあまりガツガツした旅程ではなく、シアトル発は10時前。この便だとビジネス需要が減るのか、安くなるのです。ラウンジで軽い朝食を摂ったあと、AS3361便(N183SY:EMB175)の飛行時間は僅か34分。空港から市街地まではメトロがあり、クレジットカードのタッチレス決済で乗車できます。何も記念に手元に残せませんが、便利です。ウォーターフロント駅まで乗車し、歩き回りました。

(1)ガス(ギャス)タウン
 蒸気時計が刻を知らせる、趣きある通り。綺麗に整備され、沿道の建物は各種のお店がいっぱい。見事な紅葉の樹があり、ここで慰霊しました(写真左)。ただし通りの外れから、いきなり雰囲気が怪しくなり、ホームレスが大量にたむろっていました。普通に歩いていれば小銭をせびられるくらいですが、用心に越したことはありません。

(2)バンクーバー展望台
 ガスタウンから2ブロック上の通りをウォーターフロント駅方面に戻ってきて、バンクーバー随一の眺めを誇る展望台に上がりました。ぐるりと360度、回廊で寒さに凍えることなく見事な景色を見られました(写真中上)。

(3)カナダプレイス
 海に突き出た長い桟橋に建つ旅客ターミナルビル一帯が、展示会場その他としても整備されています。建物には入りませんでしたが桟橋を先っぽまで歩き、展望台とは違った目線で海を眺めました。隣接するコンベンションセンター側のデッキもぐるりと歩き、頻繁に離着水する水上機を飽きずに眺めました。ちょっと乗ってみたかったな。

(4)チャイナタウン
 最初に歩いたガスタウンの数ブロック山手にチャイナタウンがあり、同じ方向へまた行くのも面倒だったけど行ってみました。立派な門があったけど(写真中下)、店が軒を連ねひしめき合う様を想像していたら期待外れでした。多数の移民がいるにしては店の数は多くなく、行く場所を間違えたのかな。しかし隣接エリアはホームレスだらけで凄い、路上に店開きまでしていました。

 ウォーターフロント周辺は一通り見終えた気になったので、夕暮れの街を後に空港に戻ることにしました(写真右)。少し離れた博物館に行っても、駆け足で観ることになりそうだったので諦めました。バンクーバーのラウンジはOlaza Premiumラウンジ、持ってて良かったPriority Pass。でも食べ物いろいろあったけど食べたいと思う物が殆どなく、生ビールとクラッカーとサラダが夕食になりました。AS3376便(N174SY:EMB175)便で、帰りも34分のフライトでした。

 パスポートは必要だったけどアメリカ・カナダとも出入国スタンプは捺されず、記録に残らない日帰り海外旅行でした。今回、日本の出国時に申告したのとフィンランド以外はスタンプ捺されていません。今後はパスポートも、これまでほどの厚み(査証ページ)は要らないんじゃないでしょうか。

 Rodeway Inn 泊

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2023年11月15日 【旅行】世界一周フライト11:サンフランシスコ(SFO)→シアトル(SEA) AS1113便

2023-12-11 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

【第11区間】
便名:AS1113
機材(機番):737-Max9(N931AK)
発:サンフランシスコ(SFO)
着:シアトル(SEA)
所要時間:1時間34分

ラウンジ:Alaska Lounge
ヘッドホン:なし

 本日のフライトも、先日と同じくアラスカ航空。もはやアラスカの航空会社ではなく、西海岸を中心に全米各地へ運航している航空会社なのだ。サンフランシスコにはアメリカン航空のラウンジもあるはずだが、搭乗ゲートに近いラウンジを選んだ。

 本日の機材は「Max」、デビュー早々たてつづけに墜落したシリーズだが、デリバリーも始まり拒否反応を示せる状況にはない。シアトルが本拠地のアラスカ航空は、リージョナル機でエンブラエルを使っているものの、小型機はすべて737シリーズなのは当然だろう。一抹の不安はあるものの新しい機材は内装のヘタリもなくクリーンな印象(写真上左)。昨今のアメリカ国内線の流行で個人用モニタはなく、テーブルにタブレット立てが格納されている。ファーストクラスなので、座席は2+2の横4席で、満席だった。

 APEC本番は今日から、出発のため地上滑走していると、米国と韓国の大統領専用機が続行している貴重なシーンを見られた(写真上右)。そう言えば「増税メガネ」君も今日着くはずだが、ロクな働きはしないだろう。離陸直後には、昨日歩いたダウンタウンやアルカトラズ島、ゴールデンゲートブリッジが見えた(写真下左)。

 機内食はワンプレートで、朝マックのソーセージエッグマフィンそっくり。それにブドウが付く。シンプルながら旨い。トマトジュースを飲みたかったが無く、代わりにピリ辛のブラッディマリーミックスなら有ると言われオーダー。ノンアルで、ピリ辛も慣れれば悪くない。

 操縦訓練で幾度も飛んだポートランド周辺は雲の下で全く見えず、降下してシアトル対岸のベインブリッジ島あたりからは美しい景色が眺められた。右側であれば市街が一望できたろうが、朝日を避け左側に座っていたため見られず。Uターンし、訓練で着陸したこともあるボーイングフィールド空港直上を通過し(写真下右)、着陸した。

 機体が新しく内装がヘタってないためか、新しいエンジン(CFM LEAP-1B)のせいか、JALでも使用しているー800と比べとても静かに感じられたフライトだった。

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2023年11月6~24日 【旅行】世界一周散骨の旅part2(10)サンフランシスコ→シアトル、シアトル観光

2023-12-08 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月15日、10日目。今日はシアトルに移動し、1ヶ所だけ訪問します。慰霊は後日に。

 飛行機が9時のため、6時にホテルを出ます。空港ゆきBARTの運転間隔が意外とあるのと、朝のセキュリティチェックはとても混むため、余裕を持ちました。案の定BARTは10分以上待ち、空港は混雑していましたが焦ることなく過ごせました。ラウンジは国内線向けのためかコールドプレートのみ。塩分たっぷりのサラミは身体に悪そうと思いつつ、つい手が伸びてしまいます。

 AS1113便(N931AK:737Max9)は離陸してオークランド空港を通り過ぎるとあとは雲。シアトル近くまで来て降下して、ようやく景色を楽しむことができました。1時間34分で到着。

 シアトルでは荷物を持ってダウンタウンへ移動することを避け、ターミナルから歩いて行けるモーテルを予約しました。駐車場ビルを抜け、市内へ向かうメトロの駅を抜けた先、周辺に店はないけれど、足場としては良さそう。部屋に入るには追加料金が必要なため、荷物だけ預けて市内へ。メトロで30分足らず。昔は1時間くらいかけて、延々とバスで行ったものです。

 観光名所の集中するダウンタウンは後日に回し、今日はもう少し離れた?産業歴史博物館(MOHAI)を訪ねます。メトロをWestlakeで降り、トラム(ストリートカー)に乗り換え、ユニオン湖畔に建つ博物館へ。湖とは言うけれどここ、海と繋がってるんだよなあ。更に内陸にある大きなワシントン湖から海へ流れ出る川の一部が入り江状になっており、そこを湖と呼んでいるようです。海に繋がっているためボートも多く、ちょっと高級感ある湖畔です(写真上)。

 博物館は、元々は海軍予備兵器庫だった建物を改装したそうで、湖畔に建つのも道理。展示室はめちゃくちゃ多いわけではありませんが、シアトルの建設から発展、大火などの歴史と、各時代の産物などを知ることができます。特筆ものは、ホール中央にぶら下げられた飛行機、シアトルを本拠地とする航空産業メーカー、ボーイング社の1919年製水上艇「B-1」です(写真下)。間近で仔細を見られなかったのが残念ですが、この写真を見なかったらここには来なかったかもしれません。

 最後に屋外に並べられた各種の船を一瞥、そろそろ陽が傾き風がとても冷たく、ホテルに戻ることにしました。実はユニオン湖から中心街までさほどの距離はないため、有名なスペースニードルを目指して歩き、そこから古豪モノレールに乗ってWestlake Canterまでゆき、メトロで空港駅まで。ホテルに着いた時は殆ど真っ暗でした。歩いて10分弱のところにファミレスのデニーズと売店を備えたガソリンスタンドがあり、てくてく歩いてゆきました。

 Rodeway Inn 泊

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2023年11月6~24日 【旅行】世界一周散骨の旅part2(9) サンフランシスコ滞在

2023-12-08 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月14日、9日目。ゆっくり休養したことでもあり、今日はダウンタウンへ繰り出し慰霊をします。とは言ってもあまり行きたい場所はなく、APEC絡みで行動も制約を受けそうな悪寒。有名なケーブルカーも、本日は運休しています。

(1)アルカトラス島
 ホテルからBARTやトラムの走る通りまで斜面を下ってゆくと、そこら中にホームレスがたむろしているエリアでした。日中に早足で抜けてゆく分には大丈夫でしょうが、着いた夜に遠回りしたのは正解だったなあ。トラムの系統番号を付けた連接バスに乗って桟橋近くまで行き、アルカトラス島ゆきのフェリーへ。そこそこお客はいましたが、夏季に比べれば断然少ないでしょう。
 島では無料のガイドツアーもありましたが、案内表示に従ってマイペースで歩いて回ります。まず道路沿いの廃墟となった建物群を一回りしてから、メインの収容所棟へ。ここは無料でオーディオガイドを貸し出してくれ、日本語も選べるので借りました。有名な刑務所ですが、稼働していたのは僅か29年。網走刑務所の有名な獄舎が明治末期から昭和50年代まで使われたことに比べれば、いかにも短いもので随分な無駄使いをしてしまったものです。オーディオガイドは囚人房(写真上)から通路(通称ブロードウェイ)、接見所、食堂、図書室など多くの施設と、そこで過ごす囚人達の生活、脱獄事件など説明した満足ゆくものでした。
 島はまた、自然が保護された区域でもあり、短いながら散策路として整備されています。こちらまで来る観光客は殆どおらず、対岸の街を眺めながらしばし冷たい潮風に吹かれた後に、帰りの船に乗り込みました。往復含め、ここだけで4時間近く掛かりました。

(2)PIER 39
 家族でサンフランシスコを訪れたことはなかったのですが、遠い昔に母が父と二人で訪れた時、PIER39で食べたクラムチャウダーが美味しかったと繰り返していたのを思い出し、ここを慰霊の場としました(写真下)。とうに昼を過ぎおやつ時、ここまで食事抜きでしたので、観光客値段だなと思いつつ、海の見えるレストランに入り、パンが容器となっているクラムチャウダーと、クラフトビールを頂きました。

 引き続きPIER39の土産物屋などを冷やかし、さらに歩いてゆくうちにトラムのループ地点まで来ました。陽も傾いてきたので散策はここまでとし、来た道を戻りました。残念ながら今回も電車は来ず、バスになりました。走っているのは見たので、運が悪かったのでしょう。PCCカーに乗りたかったな。そして今日は昨夜以上に、宿の周辺は騒がしいのでした。

 Super 8 by Wyndham San Francisco/Union Square Area 泊

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2023年11月6~24日 【旅行】世界一周散骨の旅part2(8)サンフランシスコ滞在

2023-12-08 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月13日、8日目。サンフランシスコ滞在です。

 家を出てから一週間、おまけに昨日は飛行時間の合計だけで19時間、その他の移動時間や待ち時間を含めると何時間移動していたのか時差計算が面倒でよく解りません。ともかく、さほど自覚はないものの、身体は疲れているだろうと思います。

 というわけで、今日は出歩くことを止め、ホテルで静養しました。昨日の空港到着時に気付いたのですが、ちょうど今日からAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が開催され、TVを付けるとローカルニュースはそれ一色です(写真上)。1ブロック隣のヒルトンホテルに要人が泊るらしく、今朝からパトカーや白バイが多数詰めかけ(写真下)、道路閉鎖もあったりして前の道路は大渋滞。イラついたドライバーがホーンを鳴らしたりして、静かに落ち着いて過ごせる環境ではありませんでしたが、まあ運が悪かったと言うことで。

 ホテルのWiFiが弱く頻繁に切れるとフロントで愚痴ったら、無料で同じフロアの別の部屋に変えてくれました。おかげで安定してネットを利用できるようになり、世界一周に関するYoutubeなど観て過ごし全く退屈しませんでした。できれば来週末も、せめて半日くらいはホテルで静養する時間を作るべきでしょう。

 昨日ロスで積み残された荷物は、19時頃に届きました。市内あちこちで渋滞もあり、本日中に届いただけ良かったです。

 Super 8 by Wyndham San Francisco/Union Square Area 泊

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2023年11月12日 【旅行】世界一周フライト10:ロスアンゼルス(LAX)→サンフランシスコ(SFO) AA3105便

2023-12-07 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

【第10区間】
便名:AS3105
機材(機番):EMB175(N508SY)
発:ロスアンゼルス(LAX)
着:サンフランシスコ(SFO)
所要時間:51分

ラウンジ:American Airlines Flagship Lounge
ヘッドホン:なし

 
 ロスアンゼルス空港には、アメリカン航空のラウンジの中でも上級のフラッグシップ・ラウンジがあり利用できる。アメリカは中南米の旅行の中継でも訪れた回数が多く、欧米よりアウェー感が少ない。ラウンジの窓ガラスのすぐ向こうには機体が、大型機ではないがそれでも十分に迫力あり、飛行機好きでなくとも旅心を掻き立ててくれる。

 長時間移動し続けているため胃腸への負担は抑えたいが、西海岸時間では夕食の時間でありサンフランシスコ到着後は食事にありつける保証がない。焼き野菜などあるので、ちょっとヘルシーな気がする。特筆すべきはビールの種類の多さ、ノンアル含めたら6種類あっただろうか。バーカウンターがあったかどうか、確認し忘れた。

 機材が小さいため、バスで運ばれる。それでもファーストクラス(いわゆるビジネスクラスは米国内線ではほとんどなく、ファースト/エコノミーの2クラス設定となる)シートは1+2、JALのクラスJシートと同レベルではあるが、A320クラスでもエコノミークラスと同じ席の欧州各社に比べればマシだろう。

 ロスアンゼルスを海に向かって離陸、洋上から再び陸上を飛行するはずだが、雲があるのか灯りは見えない。よく解らないまま降下・進入し、サンフランシスコに到着した。

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2023年11月12日 【旅行】世界一周フライト09:ロンドン(LHR)→ロスアンゼルス(LAX) BA269便

2023-12-07 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

【第9区】
便名:BA269
機材(機番):A380(G-XLED)
発:ロンドン(LHR)
着:ロスアンゼルス(LAX)
所要時間:10時間40分

ラウンジ:British Airways Galleries South First and Galleries Club Lounge
ヘッドホン:メーカー型名不明・ノイズキャンセリングなし(!)

 ラウンジは中々の混雑ぶり。それでも中に入ればさすがに上級ラウンジ、酒の種類が多い。そう言えばT5オープン時にBAラウンジでは入口にドーンと「シャンパン・バー」があったのだが、あれはどのラウンジだったんだろう?こことは印象が違う。食事は皿数は多いようで実はさほどでもなかったが、自分で好きなタイプのサラダを作れるのは有難かった。カレーが二種類、インド風とタイ風。機内で美味しいモノが出ることに期待し、ほどほどにしておく。

 今日のA380はドタキャンされず良かったが、そもそも当便は希望して選択したわけではない。BAのA380は米西海岸へ向けてサンフランシスコ、ロスアンゼルス行きがあり、当初は本日の目的地であるサンフランシスコ行きを予約していた。ところがサーチャージ引き下げを待って発券を遅らせているうちにBAからキャンセルされてしまい、その後は満席で取れず、やむを得ず空席のあったロスアンゼルス便を予約したのだ。おかげで貴重な1セクタをロス~シスコなんて短距離で使うことになってしまった…。

 そのA380、搭乗して着席したのは進行方向と逆向きに座る席。敢えてチョイスしてみた。逆向きの感想は先にして、スタッガードタイプのシートは個室感こそあるが、ゆったりとは感じられず、なんか感性が合わない。狭くても気にならないシートもあれば、広くてもしっくりこないシートがある。このシートは狭い上にしっくりこない、良くないパターンである。これは主観的評価である、念のため。間違いなくダメなのは、通路側席の客がフルフラットにすると窓側席の客はその上を跨がなければ通路に出られないことである。旧型の、前向き二人掛けシートと何ら変わらない。個人的にはこの一点だけで、長距離便でのこのシートには落第点を付ける。

 シートもだがオーディオもプロダクトの古さを感じる。リモコンの反応が遅く、表示もなんか古臭い。BAもレトロフィットなど行わず、A350か777Xのデリバリーまで何とかやりくりしてゆく積りなのだろう。ただ、窓下に沿って落とし込み式の物入れが並んでいるのは良い。デイパックは無理だが、使わない時間帯の寝具を始め、大抵のものはブチ込んでおける。シート回りをスッキリさせておけば、隙間に物を落としたり忘れ物をしたりせずに済む。

 隣席のシート下を使う形で、引き出し式の物入れもあり、ミネラルウォーターやアメニティを入れておける。ポーチに入ったアメニティが置かれていた。スリッパはなく、たぶんソックスがポーチの中に入っているのだろう。

 ウエルカムドリンクはシャンパン、Heidsieck & Co. MonopoleのSilver Top Brut、ほかにも積んでいるようだった。機内食はメイン3種類からBraised Welshn leg of lambと赤ワインをチョイス、美味い。2食目は3種類の中からTiger prawnsと白ワインをチョイス、やはり美味い。

 飛行機は英国本土を北上、アイルランドの北をかすめて大西洋を越え、カナダ北部でハドソン湾を越え、ミネアプリス州あたりから米本土を斜めに南下してゆく模様。何となくしっくり来ないと言いつつ、4時間以上寝てしまうのだから感想なんていい加減なものだ。いかにもイギリスの兄ちゃんが、ちょっと聴き取り辛い英語で過不足なくサービスしてくれる。真っ暗になった中ラスベガスの夜景を見、大ロスアンゼルス圏の夜景を眺めながらの着陸は綺麗だった。

 サービスは悪くなかったけど、もうBAのA380はいいかな。次に乗る機会があれば、最新鋭のA350に乗ってみたい。

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2023年11月12日 【旅行】世界一周フライト08:ヘルシンキ(HEL)→ロンドン(LHR) AY1333便

2023-12-07 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

【第8区間】
便名:AY1333
機材(機番):A320(OH-LXF)
発:ヘルシンキ(HEL)
着:ロンドン(LHR)
所要時間:2時間52分


ラウンジ:Finnair Platinum Wing Businee Lounge
ヘッドホン:なし

 本便の利用にあたっては、次のロンドン→米西海岸線のフライトの決定が先行した便の出発が15時過ぎ、その前にロンドンに着くフィンエアー便となると、朝イチのフライトが二番目すなわち当便となる。朝イチ便は使用機材がA350-900と、欧州域内では異例の機材繰り。短距離ではあるが最新のプロダクトに乗れる魅力はあったが、ヘルシンキ発が8時前のため5時過ぎにはホテル出なければならない一方で、ロンドンでは6時間以上の待ちとなる。さすがにそこまではと思い、貧弱な設備を覚悟のうえ当便を予約した。後で気付いたのだが、毎週日曜のみのフライトのようだった。

 ラウンジは真っ白な入口で、フィンエアーらしい。入ると昨日デザイン美術館で見たばかりの、エーロ・アールニオのボールチェア に出迎えられインパクトがある。ラウンジは奥が深く、まずダイニングエリア、そしてチェアエリアとなっているが入室時は全部で数人しかいなかった。案内表示を見ても、非シェンゲン加盟国向けの出発便は午前遅くから増えてくる。料理も入室時はまだ出揃っていないようだったが、その後メニューが増えてきた。

 搭乗してみるとシートは完全にエコノミーと同一、欧州域内のビジネスでも3人掛け中間席はテーブルを固定設置して塞いでいるのだが、それすらない機材には初めて乗った。もとより当便のシートには期待していないため、がっかりすることはなかったが、それでも隣には誰も来なかったのでホッとした。個人用モニタ、ヘッドホン、アメニティ等もなし。食事が出る以外は、欧州域内のフライトなんて大体こんなものである。

 その食事はメニューなしのワンプレート、鶏のグリルにポテト、パプリカ、スピナッチ。シンプルだが食べやすかった。ちゃんとお酒も積んでおり、シャンパンをオーダーしたところクォーターボトルで出された。BERNARD-MASSARDのキュベ・ド・レキュソン・ブリュット。

 フライトはスウェーデンを横断し、デンマークとノルウェーの境くらいをかすめ、英国へ。ほぼ雲の上で、食事を楽しんでいたらあっという間の降下となった感じ。東京~石垣と同じくらいの所要時間のため、無理もなかった。

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2023年11月6~24日 【旅行】世界一周散骨の旅part2(7)ヘルシンキ→ロンドン→ロスアンゼルス→サンフランシスコ

2023-12-06 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月12日、7日目。今日は生まれて初めて、大西洋を横断します。ついでにアメリカ大陸も横断します。乗り継ぎ2回の3フライト、ハードさではこのシリーズで一番ではないかと思います。

 まだ暗いうちにホテルをチェックアウト、今朝もまた雨です。来た時と逆側を経由する電車で空港尾に向かいましたが、外は真っ暗で何も見えませんでした。出発ロビー内にはムーミンカフェがあったり北欧らしい小屋が置かれ(写真上左)、良い雰囲気でした。AY1333便(OH-LXF:A320)でロンドンへ、3人掛け中央席ブロックのテーブルすらなく、完全にエコノミークラスと一緒。ただし相客はいませんでした。ロンドンまで3時間弱、思ったより時間が掛かります。

 到着はT3、制限区域内をバスで移動しBA専用とも言えるT5へ。ラウンジで今度は軽い昼食、今日はラウンジと機内でばかり食べる1日です。そして本日の、いや今回のフライトのハイライト、BA269便(G-XLED)で一路ロスアンゼルスを目指します(写真上右)。A380型機での長時間フライトは、シートが期待ほど快適ではなかったのが残念でしたが、乗れたのでまあ良しとしましょう。ロスアンゼルスが近くなり、その一角だけ明るいラスベガス(写真下左)や、自分が操縦訓練したエリアの夜景が広がり、大ロスアンゼルスを実感しました。飛行時間は10時間40分、北米大陸横断をしても、ロンドンからだと日本よりは近いのですね。

 時間的にはここで泊まりたかったのですが、ロスアンゼルスは中継のみのため、頑張ってもう1フライト乗って目的地のサンフランシスコまで行きます。実かここで「やらかして」いたのでした。そうとも思わず、ラウンジで過ごしたのちAA3105便(N508SY:EMB175)で50分ほどでサンフランシスコに到着。さすがに、長距離フライトを含む1日3フライトは疲れた気がします。

 さて、無事にサンフランシスコに着いたものの、荷物が出てきません。調べて貰うと、乗り継ぎのロスアンゼルスにあることが判明しました。アメリカに到着して乗り継ぐ場合は、最初の空港でいったんピックアップして再度預け直しをしなければならないところ、それを怠ったのです。いや、そう思ったんでヘルシンキでのチェックインの時に確認したら「荷物はスルーでサンフランシスコまで」って言われたんですけど…どうやら意味を取り違えていたようで、自分から見れば航空会社の案内不行き届きなのですが、航空会社から見れば私のミスでしょう。ともあれ、荷物は明日、ホテルまで届けて貰えるとのこと。有償だとか、空港まで取りに来いとか言われなくて良かった、その点はアメリカン航空に感謝です。

 街に出るのに時間を要してしまいましたが、何とか電車の運行時間内に乗れそうです。空港駅でClipperカードを買って乗車。ホテルは高級ホテルの1ブロック隣ですが、あまり治安の良い場所ではなさそうなので駅からは少し遠回りして歩いて行きました。部屋に入った時のやれやれ感は、今回随一のものでした。

 Super 8 by Wyndham San Francisco/Union Square Area 泊

 

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2023年11月6~24日 【旅行】世界一周散骨の旅part2(6)ヘルシンキ滞在

2023-12-06 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月11日、6日目。今日はヘルシンキ市内を散策して慰霊します。雨は上がり、路面はまだ湿っているものの濡れることなく歩き回れそうです。

(1)ヘルシンキ大聖堂
 ヘルシンキのアイコンと言っても良い、海に近い丘の上に立つ白亜の聖堂。過去にも来たことあるけど、改めて来ました。観光客が動き始める直前でクリーンな写真を取れましたが、石段を下りたところで警戒のパトカーを気にしながら慰霊し改めて大聖堂を仰ぎ見ると、既に人を入れずに撮るのは無理な状態になっていました(写真上左)。

(2)マーケットスクエア
 大聖堂から海の方に下ってすぐ、港に面した広場は今では観光客相手の土産物屋の屋台の場。まだ店開きをしている屋台は少なかったけど、次のポイントからさらに次のポイントへの移動中に見ると、多くの観光客で賑わい始めていました。

(3)ウスペンスキー大聖堂
 真っ白いヘルシンキ大聖堂とは対照的な、重厚なレンガ色でどっしりとした大聖堂。こちらも港からすぐの丘の上。内部は比較的狭く、薄暗く荘厳な雰囲気でした。

(4)オールドマーケットホール
 ウスペンスキー大聖堂からマーケット広場を抜け次の見学場所に向かう途中、さほど大きくない煉瓦造りの建物を通りました。古くからある屋内型市場で、今も店が入り、ちょっとした飲食もできる店が何軒も入っており行列ができている店もありました。

(5)フィンランド建築博物館
 次のデザイン美術館と近く、セット券もあるので寄ってみました。フィンランドの建築はシンプルで曲線も使われるのが特徴のようです。さすがに、紹介されている建築家の名前までは知りませんでした。

(6)デザイン美術館
 家具や食器など、フィンランド製品のデザインには定評があります。マリメッコが有名ですが、他にもさまざまなブランドがあり、これらの歴史と代表的製品の展示が、歴史的建物の中にされていました(写真上右)。

 既に昼過ぎ、あと見たい場所への道はホテル近くを通ることもあり、ホテルに戻り部屋で昼食、昼寝してから夕暮れ近い町へ再び出ました。

(7)ヘルシンキ中央図書館
 「Oddi」の愛称を持つ図書館は、外観もユニークなら内部構造もユニークと聞き見に行きました。ヘルシンキ中央駅近くの再開発エリア、やはり駅近くなのはアクセスが良く利用者には有難いと思われます。内部へは自由に入れ、高い天井に低めの書架、それもゆとりある配本なのは、閉架資料が多いのでしょうか。ぱっと見ゆとりと優しさが羨ましく感じられるけど、実際に本を借りようとするとどうなんだろう?それでも、階段状のスペースで横になって昼寝をしたり、輪になってゲームに興じている若い世代を見ると、敷居の低さに感心せざるを得ませんでした(写真下左)。

 初冬の北欧の夕暮れは早く、16時は真っ暗な感じ。中央駅周辺のショッピングモールをウロウロして、すっかりクリスマスイルミネーションの整ったデパート(写真下右)を眺めホテルに戻りました。

 Omena Hotel 泊

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