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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2025年6月2~8日 【旅行】全開バリ・バリ島(5)ウブドその2

2025-06-19 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 6月7日、現地最終日。夜中に激しい雨となり、朝かろうじて上がった。12時のチェックアウトを交渉して13時に延ばして貰い、朝食後ひと歩きに出る。

 持参したガイドブックに依れば、歩くコースはゴチャゴチャした町中から少し離れた、田園風景の中を歩くコースらしい。昨日2度入った王宮の少し先から車の来ない脇道へ、ここはアートギャラリーが多い通り。奥まで進むと建物が途切れ、少し上りになる。先で建築工事をしているらしく、セメント袋を運ぶバイクが何台も行き来しその度に道端に避けなければならない。やがて視界が開け、大小さまざまなサイズの水田が広がった。周囲にはプチホテルやらヴィラやら、ウブドの町まで往復は面倒だが騒音と切り離された世界。水田を鍬で耕す農夫の傍らで、アヒルが何羽も佇んでいた。

 なおも進むと途中から道は心細くなり、終いには川の土手のコンクリ蓋の上を歩く。巾は30cmあるだろうか、右は水路、左は草むらの下10mくらいは落ち込んでいる。落ちたら大変だ。折あしく、また雨が降ってきた。折り畳み傘を差し、バランスを取りながら歩く。ちなみにバリ島に着いて以来、足元は素足にサンダル。

 ひとしきり悪路と格闘ののち方角的にUターンしたところで、まともな(?)細道に出た。ここもたまにバイクが来るが、先ほどの危険な箇所に比べればどうと言うことはない。雨に煙る水田も一興かな。ホテルに戻ったのは正午過ぎ、シャワーを浴びて雨と汗でグチョグチョの身体を洗ってさっぱり。荷造りの仕上げをしてチェックアウト。夜までフロントで荷物を預かってもらう。

 裏通りのカフェでゆっくり朝食、少し歩いたアグンライ美術館へ行ってみる。リゾートヴィラに併設のようで、幾つもの建物があり新旧様々な絵画を眺めた。雨が上がり陽が射してきて暑くなったが建物内はひんやり、それは有難いが外気の入ってくる館内って作品には良くないと思うのだが。

 意外と鑑賞に時間を要したので、他へは回らず夕食してホテルに戻る。空港まではklookで送迎車を手配した。ウブドではGrabを呼べない規制が行われている。19時にホテル出発、空港まで1時間とドライバーは言ったがウソつけと思った通り、2時間近くかかった。それでも出発は0時過ぎなので、余裕がある。出国審査は有人窓口へ並び、もくろみ通りスタンプを捺された。残念ながらプライオリティ・パスで入れるラウンジは終了時間が早く、帰国便の搭乗待ちには使えない。さらば、バリ島。

 [機中泊]

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2025年6月2~8日 【旅行】全開バリ・バリ島(4)ウブドその1

2025-06-18 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 6月6日、旅は後半戦へ。朝食後チェックアウトし、まずはウブドに移動しホテルに荷物を預ける。今日の移動には配車アプリ「Grab」を使った(写真上左)。「Grab」にしろ「Uber」にしろ、これまで配車アプリでクルマが悪かったり運転が荒かったり、不愉快な目に遭ったことはない。

 到着は昼前でまだ部屋には入れないため、荷物だけ預けて昼食ついでに散策。ホテル近くに土産物屋の並ぶ通りがあり、車も通らないため冷やかしながらのんびり歩ける…と思ったら、結構な頻度でオートバイが進入してくるのだった(写真上右)。

 王宮(写真下左)を見学したあと夜のショーのチケットを買ってホテルに戻って昼寝。さいきん昼寝がクセになっており、1日起きて活動するのが辛くなった気がする。

 夜のショーはケチャでなく、ガムラン(音楽)をバックに舞われる舞踊で、ヒンドゥー神話をベースに作られている点はケチャ(ック)と変わらない。ライトアップされた夜の王宮の中庭での公演は自由席、チケット売りの兄ちゃんから良い席で観たければ遅くとも30分前には行けと言われ45分前に入場したが、それでも正面席では後ろの方。開演時には立ち見も出るほどの盛況なのは、町中の公演だからか、安いからか。公演はたっぷり1時間半、大満足してホテルに戻るころ、意外にも土産物屋は殆ど閉店していた。(つづく)

 [Dewangga Ubud 泊]

 

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2025年6月2~8日 【旅行】全開バリ・バリ島(3)世界遺産ツアーその2

2025-06-18 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 6月5日、今日も世界遺産を巡るツアーに参加。もちろん昨日と行く先は異なる。手配先はklook。実は日付を間違えて予約していることに日本前夜に気付き、慌てて予約し直した。出発前に全手配内容を再確認して良かった…今日のツアーは、クロアチアからハネムーンと言う若いカップルと。クルマはトヨタのミニバンで、昨日より上質。

(1)タマンアユン寺院(写真上左)
 きょう最初の訪問寺院は、人気が少なく平坦な地に整然と配置された伽藍(?)がみごと。寺院名である「タマンアユン」には「美しい庭」という意味があるそうで、納得。と言うことは、本来は別の名前だったのが、整備されて呼ばれているうちにこの名になったのかな?

(2)ウルン・ダヌ・ブラタン寺院(写真上右)
 湖の寺院。水辺と言うロケーションの通り、水の神を祀る。お祈りする、白装束の一団がいた。湖には手漕ぎボート、モーターボートが浮かび観光でき、敬虔なだけの場所でないのが興味深い。

(3)ジャティルウィ ライステラス(棚田)(写真中左)
 ランチは今日も、棚田を見ながら。昨日と異なる地形で広々としており、また違った味わいがあった。

(4)タナ・ロット寺院(写真中右)
 海の寺院。当然、祭神は水。ドドーンと押し寄せる波の轟音が強烈で、何となく最果て感がある。

 乗車に飽きたらしいクロアチア人カップルが早く帰りたいと言ったのを幸い、今日はコーヒー農園とチョコレート工場への立ち寄りをパスしたため、夕陽を待たずにホテルに戻った。時間を掛けた割に立ち寄り先が少ない気もするのは、地図を見れば理解できる。昨日も今日も、移動距離が長いのだ。おまけに町中は渋滞である。寺院の種類や棚田、コーヒー農園などをバランスよく取り込もうとするとこういう行程になるのだろう。

(番外)クタ・ビーチ(写真下左右)
 宿泊しているクタもビーチであり、部屋から海は見えないもののビーチは遠くない。ツアー車をホテル手前で降ろして貰い、夕暮れのビーチに出て夕陽を眺めビーチ沿いの歩道を歩いて戻った。昨日の夕陽は雲に隠れてしまったが、今日は水平線に沈むところを眺められてラッキーだった。


 明日はウブドへ移動するが時間は決めていない。起きてのんびり朝食して、ぐだぐだ荷造りして移動するとしよう。(つづく)

 [Adhi Jaya Hotel 泊③]

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2025年6月2~8日 【旅行】全開バリ・バリ島(2)世界遺産ツアーその1

2025-06-17 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 6月4日、今日は世界遺産を巡るツアーに参加。手配先はVELTRA。幸い貸切となり、ゆったり気分でスズキAPVに揺られてゆく。だが左右をガンガンすり抜けてゆくバイクが怖い。

 今回は、ツアーの目的地をgoogle mapにプロットしルートを検索させた地図を印刷して持参した。クルマがその通りに走るとは限らないが、だいたいの移動距離や方向などがわかった方が、闇雲に揺られるようにはマシだろうと。


(1)ティルタ・エンプル寺院(写真上左)
 「聖なる泉の寺院」の名の通り、沐浴場が印象的。観光客も多くが慣れない沐浴に挑戦していた。やってみたかったが、今回あろうことか水着を忘れ(おかげでホテルのプールにも入れない)断念。

(2)コーヒー農園(写真上中)
 インドネシアと言えばコピ・ルワクが有名。どんなものかは各自で調べて頂こう(謎)。立ち寄った農園ではざまざまなコーヒーを試飲させてくれるほか、有料でコピ・ルワクも飲める。コーヒーに雄木と雌木があり実の着き方が違うこと、コピ・ルワクにもジャコウネコの雄由来のものと雌由来のものがあること、全く知らないことだらけだった。

(3)キンタマーニ高原(写真上右)
 けっこうな勾配をどんどん登って行った先にあった展望台では、眼前にバトクール山、眼下にバトクール湖、向こうにアバン山。快晴の好展望。

(4)ブサキ寺院(写真下左)
 アグン山の斜面にある寺院群で、入口からシャトルバス(カート)で上までゆき、下りはぶらぶら歩いて降りてくる。メインの寺院はどれなんだろう?とにかくそこら中が茅葺き屋根の建物で圧倒された。

(5)マハギリのライステラス(棚田)(写真下中)
 棚田を見下ろすレストランでランチブッフェ。これぞバリ島と言う眺め。快晴だが風が抜けて気持ち良く、本当に良かった。

(6)チョコレート工場(写真外)
 コーヒー同様にチョコレートもバリ島の特産品。様々な種類のチョコレートが、砕かれたサイズで試食できなかなか美味しい。やはりフレーバーなし、カカオ70%くらいのが最も味わいを確かめられた気がした。甘いものは苦手だが、サービスのアイスチョコレートドリンクも悪くなかった。

(7)ウルワツ寺院の夕日&ケチャックダンス(写真下右)
 本日の最後は夕暮れのウルワツ寺院、ここはバリ島最南部の半島の西側、よって夕陽が見られる。その夕陽が沈むころ、海に面したステージでケチャ(ック)ダンスが催される。楽器を使わない、男性だけの唱和が高く低く、緩く速く唱えられる。その中心を、伝統衣装の踊り手が舞う。素晴らしいひととき。


 ダンス終了時は真っ暗、そこからホテルに戻ったのは20時過ぎ。明日もツアー、さっさと食事して就寝。ふだん自由気ままな生活だと、朝の時間が決められているのは少々窮屈に思えてしまう。(つづく)

 [Adhi Jaya Hotel 泊②]

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2025年6月2~8日 【旅行】全開バリ・バリ島(1)東京→デンパサール

2025-06-17 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 インドネシア・バリ島には2,3回行っているが、デンパサール空港周辺をウロウロしたのみで著名なウブドに行っていない。デンパサールを基点に世界遺産を回ることと、ウブドに泊ってケチャダンスを観ることを目的に、久々にバリ島に行くことにした。2010年に東チモールへ行った際に寄った時以来なので、実に15年ぶり。もう初訪問と変わらない。

 デンパサールへは乗り継ぎが必要なJALでなく(昔は747が直行していたのにねぇ)、ガルーダインドネシア航空で行く。もちろんエコノミークラスで、JALより何万円も安かった。チェックイン締め切り時間を間違えており僅かにタイムアップしていたが受け付けて貰えた(汗)。GA881便(PK-GPW:A330-300)で7時間18分、ガルーダの中距離便は初めてだったが、サービスは普通。シートはピッチが広めに感じたが背もたれが立ち気味、IFE(In Flight Entertainment)のリモコンは断線して剥き出しになっていた…。

 空港ターミナルビルは2013年に新しく大きなものに代わっており、過去のイメージを一新。アライバルビザ(VoA)は事前に電子申請するのを忘れ空港で、とは言えお金を払うだけの感じで簡単。その案内が十分でないため到着客がウロウロしてごった返している辺りがインドネシアらしい。他諸国同様の電子ゲートを通って入国したが、有人窓口もありそちらであれば入国スタンプが捺されたはず、残念。その後の通関も空港設置のタブレットで、大した入力項目もなく通過したが、こちらも案内不十分(苦笑)。

 ホテルは空港から割と近いクタエリア、ホテルでも送迎を頼めたが、より安い空港の公式タクシーで行った。申し込んで気付いたが、Grabが使えるのだからそちらにすれば良かった。なかなか立派なエントランスだが、中はシンプルな部屋だった。

 明日、明後日はツアー参加で特に明日の出発は早く、移動疲れもあって早々に就寝。日没後だったので蒸し暑い程度で済んだが、直射日光を喰らうと辛そうだ。(つづく)

 [Adhi Jaya Hotel 泊①]

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2025年5月31日 【旅行】小型スーツケースを頂いた

2025-06-16 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 <a href="">つい2日前</a>にスーツケースを入手したばかりだと言うのに、スーツケースを頂いてしまった。それも3つ(写真では2つだが、後で1つ追加w)!これも、片付けのお駄賃で頂いたものだ。

 共通なのはハードタイプであることのみ、それぞれ色だけでなく、微妙にサイズが違うし、TSAロックの有無もある(ないものは鍵を買わなくちゃ)。さすがに全てを持っておいても使いきれないため、それぞれ一度ずつ使ってみて、一番しっくりくるものだけ残そうと思う。残さない物は?例によって、いすゞ車のイベントの際に無料でどなたかに差し上げることになるだろう。

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2025年5月29日 【旅行】いわゆるよくある6代目小型スーツケース購入

2025-06-09 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 2023年4月末に5代目小型スーツケースを購入したが、アレはいわゆる小型(Sサイズ)ではなく、さらに一回り小さい超小型(SSサイズ)なのであった。当時はLCCなどほとんど乗ったことがなかったため馬鹿正直に規定寸法のスーツケースを買ったのだが、ここ2年ほど何度も乗っているうちに、従来の小型スーツケースで問題なく乗れていることが判った。でもなー、だからと言って一回りだけ大きいだけのスーツケースを買うのもなーと思っていたら、ネット通販のキャンペーンクーポンで、送料無料の新品が2,600円足らずで買えるチャンスがあり、2,3回使って壊れても良いつもりで思わず手を出してしまった。

・小型(Sサイズ)
・ハードタイプ
・TSAロックつき
・超軽量(2.42kg)←重要

と基本的な部分は押さえられており、何しろこの価格である。この手の安値処分商品は妙な(失礼)色合いの製品が多いのだが、フツーに黒色がラインナップされていたのもポイント高い。あと販売側のセールスポイントとして挙げられていたのは以下。

・カップホルダー →たぶん使わない
・物掛けフック →あれば使うかも
・静音キャスター →嬉しい

 届いた品を見ると、何だか思っていたより小さい。うーん、これだと今までのソフトケースより少ししか容量増えないかなあ。ハードタイプなので、雨でも気にならないのがメリットだけど。寸法を確かめて買った割にはイメージと違う。どこかで自分の感覚が狂っちゃったんだろうか、それとも業界のSSとかSとかって表記法が変わったんだろうか。

 この際だから少しでも軽いハードタイプに切り替えるとは思うが、何だか釈然としない買い物だった。遠からず改めて、ワンサイズ上のも?

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2025年5月29日 【ハイク?】鶴見線本線

2025-06-09 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 鶴見を基点に3つ股に分かれている鶴見線の終点を訪ねるプチトリップ、
大川支線海芝浦支線ときて最後は本線の終点・扇町駅へ。梅雨入り前に、そして5月中にと駆け込みで。なみに海芝浦駅は路線名の通り横浜市鶴見区だが、大川、扇町両駅の所在地は川崎市川崎区。そしてこの辺りからのバスは鶴見駅ゆきでなく川崎駅ゆきと、電車とバスで目指す方角が異なっており興味深い。

 通勤ラッシュの終わった9時頃に乗車、予想通り電車は一駅ごとに空いてゆき扇町駅で下車したのは3人だった。引き込み線にEF210が牽く貨物列車が2本、どちらもUM12Aと言う平べったい無蓋コンテナの専用列車。扇町駅のまだ先、三井埠頭に運ばれてゆく。少し前はリニア用トンネル掘削で出た残土もここに運ばれていたそうだが、今は違うのかな。

 2つの支線とは異なり扇町周辺はけっこう広く、ちょこっと歩いて帰ると言うレベルではない。駅周辺の道路を、企業敷地に入らない範囲で歩き回る。三井倉庫の事務所棟が古くでシブかったり、JR東日本の火力発電所があったり、あとは鉄鋼関係の倉庫があったり、多く目立ったのは産業廃棄物の処分場。ここから船積みするものも多いようだ。歩き回った中で一カ所だけ緑地があったが草ぼうぼう、踏み跡を辿ってゆくとホームレスの居場所のようだった。別の方角へ足を向けたが、運河にはフェンスがあって出られず。

 界隈をガンガン走り回る10tトラックに身をすくめながら、踏切跡を渡ったり引込線跡を眺めたり。扇町界隈に限らず鶴見線沿線の引込線は多くが使われなくなっており、車窓を眺めていて寂しく思った。昔の賑わいは、いかばかりであったか。

 扇町エリアを後に、鶴見方面へ戻る。ここも埋立島であり、途中の扇橋で南渡田運河を越え「本土」に戻るが、横を走る線路は複線のようで実は、片方が鶴見線で片方が貨物線のようだった。隣の駅は浜川崎であり、鶴見線と南武線支線の駅が離れていていったん改札を出なければ乗り継げないことで有名。貨物線が何線も敷かれているが、コンテナ列車が1本通っただけだった。

 扇島からの道を産業道路交差点で曲がり、鶴見方面へ向かうが広い歩道があるものの、ひっきりなしに通る大型トラック中心の交通量の騒音と空気の悪さは、ウォーキングの効果を台無しにしそう。頭上には首都高横羽線が覆いかぶさり、眺めも良くない。大川支線からの帰りとは筋ひとつずらして歩き、帰宅した。

 これで鶴見線シリーズは終了。そろそろ梅雨入りの声が聞こえてきたが、残った川崎市ウォーキングコースを片付けなければと思いだした。

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2025年5月24~25日 【旅行】特殊船舶と観光列車めざして大分へ(2)観光列車「36ぷらす3」、福岡→東京

2025-06-02 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 5月25日、2日目。今日は観光列車に乗るだけ。当初予定していた「いちろく」ではなく、一人でも乗りやすい「36ぷらす3」に乗車する。とは言えゴージャスな半個室、料理付きプランは売り切れで、普通の座席指定のみプランになった。安上がりではあるが、せっかく乗るならウリである席に乗りたかったが止むを得ない。

 ホテルでのんびりするのにも飽き9時にチェックアウト、アーケード商店街あたりをぐるぐる散歩。公園で保存されているSL(C55 53)に遭遇。むかし写真で良く見たナンバーの機関車だったが、後で調べたところ何故かナンバーが本来(C55 46)のと違うものに付け替えられていたことが判明、理由は判らないが珍しいことだ。大分駅に着き、食事つきプランではないため今日も弁当やつまみ、酒類を買い込む。

 JR九州の観光列車は濃色が多く、撮影に苦労する。入線した車両は今年で運行開始から5年だが、洗浄が行き届き美しい。周囲に入線したカラフルな車両と対照的なコントラスト。客室に入れば王道の水戸岡デザイン、ただし指定した6号車は座席配置こそ従来のグリーン車だが床が畳敷きで、車内に入ったところで靴を脱いで座席番号ごとの靴箱へ。出入りが面倒だなと思いはしたが、特別感を優先して指定した。後々この選択は正しかったと思えた。

 電車なので騒音も振動もなく発車、そして速い。ガラガラ言う気動車でのんびり、沿線の方々に手を振りながら進む風情は、この列車にはない。一方で同様なのが、停車駅での物販やアトラクション。本日は杵築と中津。車内のマルチカーは撮影だけして滞在せず、飲食類を持ち込んだためビュッフェ利用もなし。最初に車内を見学したのと停車駅での降り乗り以外、ずっと自席で過ごす。

 大分から博多へ向かう場合、通常の特急「にちりん」は小倉でスイッチバックする。だがこの列車はいったん門司港までゆき、そこで87分の長時間停車。改札を出て周囲を歩き回ったが、ちょうど年に一度のみなと祭りの日でパレードなども行われており、大変な賑わいで嬉しくなってしまう。レトロなのは駅舎だけでなくホーム上屋もで、人がいなくなるのを待って雰囲気ある写真が撮れた。

 走行距離に対して6時間は長過ぎ、門司港を出てから博多までもラストスパートどころか輸送障害でもあったんじゃないかと思うほどノロノロの連続。走る区間はもう少しシャキッと走って欲しかった。やはり半個室でないと雰囲気は満点とはゆかないと思いつつも、静かで落ち着いた車内は心地よく過ごせたなと思いながら博多に到着した。

 地下鉄で空港に移動し、ターミナルでもつ鍋。何だか随分と値上がりしたような…ガッツリ頼んだせいか。羽田まではJL328便(JA16XJ:A350-900)で、福岡便搭乗キャンペーンをやっていると判り、応募資格のあるクラスJに当日アップで居眠りしながら帰ってきた。所要1時間12分は速かったが、30分もの出発遅れを取り戻すには至らなかった。

 九州には、まだ何本も乗っていない観光列車がある。来月も乗りに来て、少しずつ経験を増やし続けたい。(おわり)

大分 1048
(36ぷらす3)
博多 1642着
(地下鉄)
FUK 1910発
(JL328)
HND 2050

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2025年5月24~25日 【旅行】特殊船舶と観光列車めざして大分へ(1)東京→大阪→大分、ホーバークラフト

2025-05-30 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 5月も連休明けからなかなか忙しい。旅行だ実家だと動きっ放し。おかげで読書も映画もライブも写真ギャラリーもなく、ブログのネタが尽きてます…そろそろ日々更新が無理そう。

 さてこの週末は九州へ。もともとあった別のプランが同行者の骨折によりキャンセルとなり、往復の飛行機はキャンセルせずに生かしたいと急きょ代案を組んで手配できたので出かける次第。

 5月24日、1日目。今日は大分県の離島で唯一未訪問となっている黒島へ。ここはキャンプ場の島であり、どうやら住人というか管理人がいるだけの模様。それも通年ではないため、自分の訪問ターゲット範囲外な気もする。それでも前に訪問しようとして失敗したので、訪ねてみることにしたのだが…

 まず羽田から伊丹へ、JL107便(JA612J)で飛ぶ。当初予定では、このあと大阪からフェリー「さんふらわあ」の珍しい昼間運航便で九州に向かう予定だった。それを取り止めたので、追加手配したJL2365便(JA243J:E90)で大分へ、なぜか判らないが直前に機材変更、少し大きなEMB190に。しかし「大分空港悪天候のため、出発地引き返しの可能性があります」だと!?道中、ここ数年経験したことないほどの揺れが続いたが何とか到着。やれやれ。雨。

 黒島へ渡る佐志生までバスと電車で行くのは時間が掛かるため、レンタカーを手配しておいた。空港で借り出して、走り出す前に黒島キャンプ場に電話してみると、案の定この天気なので本日は運航しないと。やれやれ、またも渡れずだ。しかし今回は渡船場に向かう前に判って良かった。

 さて、夜の返却まで何しよう?雨なので歩き回りたくない。そのとき大分市街と大分空港とを結ぶ予定のホーバークラフトを思い出した。諸事情で空港航路に就航できず、現在は別府湾内を遊覧航行している。ホーバーならこの天候でも動くんじゃあ?電話して確認、1日2便の後の方に間に合いそうだ。西大分に新しくできたターミナルまで行き乗船、乗客は10名足らずと寂しいが、この天気では無理ないか。

 以前より少しは静かになり、だいぶ揺れが柔らかくなったホーバーだが、今日の海況ではやはり飛び上がり、落ちる。わはは、これはこれで貴重な体験だ。途中の方向転換はドリフトしているのか、同じく浮上して航行する水中翼船とはまた別の感覚。別府湾周辺の景色を眺めると言うより、ホーバーの乗り心地を体験する30分だった。痛々しいほど過剰なスタッフ数と丁寧さ、果たして空港航路へは就航できるのか、事業断念にならぬことを祈りつつ。

 今日はもうこれだけで良いや。ターミナルに続く港湾エリアをゆっくり一回りしたのち、返却場所の大分駅前へ。近くであれば乗捨料金不要なことが多いのは、トヨタレンタカーのメリット。たった60kmしか乗らずに返却、しかしヤリスは運転しづらかったな。どうもトヨタ車の運転感覚は肌に合わない。

 夜は部屋でのんびりしようと、駅前のスーパーで弁当やつまみ、酒類を買ってホテルに投宿した。(つづく)

HND 0830
(JL107)
ITM 0935/1055
(JL2365)
OIT 1150
12~ トヨタレンタカー貸出
1530 大分ホーバー別府湾周遊コース
~18 レンタカー返却(大分駅前)
 [ホテルエリアワン大分 泊]

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