Your Life in Your Hands: Understand, Prevent and Overcome Breast Cancer and Ovarian Cancer | |
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Virgin Books |
この説は42歳で乳癌になり、乳房切除、放射線照射、
抗がん剤治療を経験したイギリスのジェイン・プラント教授の説である。
彼女は乳製品を完全に断ちきることによって、
再発・転移をくり返す乳がんを克服したそうだ。
プラント教授は、科学者の眼で自らの乳癌を省察し、
類い稀な帰納的推理力を駆使して「乳癌は乳製品によって起こる」という結論に達し、
2000年に『YOUR LIFE IN YOUR HANDS』と言う本に記した。
(日本語版『乳がんと牛乳?がん細胞はなぜ消えたか』)
乳がんと牛乳── がん細胞はなぜ消えたのか | |
ジェイン・プラント | |
径書房 |
プラント教授は「中国人に乳癌が少ない」そして、
「中国人は乳製品を食べない」と言う事実から、
直感的に「乳癌は乳製品によって起こる」という仮説を導き、
厖大な文献考察によってその仮説を検証した。
乳癌はアジアに比べて欧米に圧倒的に多い病気である。
欧米とアジアの食生活で最も大きく異なるのは乳製品の摂取量である。
欧米人は大量の乳製品(バターやクリーム)を摂取する。
ちなみに一人1日当たりの平均消費量には欧米(500~800g)、
アジア(日本は200g未満、タイは100g未満)である
乳がんの人のためのおいしい療養レシピ | |
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法研 |
そう考えると・・・・インド人にも多いはずである。
チャイには牛乳は不可欠であり、ラッシー、ヨーグルト、バター、
パニール(チーズ)もインド人の食卓には欠かせない食品である。
ただ・・インドには統計学と言うものはないだろうから、
証明する手立てがないのが残念である。
仮にこの説を信じて乳製品を採らない食生活を実行しようとしても、
インドでは非常に難しい・・・。
チャイとラッシーは飲まない。バターも使用しない。
ヨーグルトやチーズを食べないのはできるとしても、
インドカレーには肉眼では確認できないほど、
バターやヨーグルトが多くのカレーに使用されいるし、
パラタやナン、パン、ビスケットやケーキ等の菓子類にも、
ほとんどの場合バターが使用されている。
これらを一切食べないようにしない限りは無理である。
それに乳製品の使用の確認をしたとしても、
インド人が正確に答えるかどうかは極めて怪しい。
再発の抑制には大豆製品が重要のようだし、
インドには豆のカレーはたくさんある。
また日本では乳製品は関係ないと考えられている。
そうした理由から入院食にも牛乳やヨーグルト、バターは出た。
と言うわけで・・・考えすぎるのも良くないので、
今まで通りにしようと決めた。
日本では、乳製品よりは飲酒や喫煙の方がリスクは高いと言われている。
飲酒は時々飲むだけの人(つまり私)や、
日本酒1合もしくはビールやワイン1杯程度の量では関係ないが、
多量の飲酒は影響があるという報告のほうが多く、
1日平均2杯以上になる飲酒は、乳癌予防だけではなく、
肝臓などの健康の点でも避けた方が良いそうだ。
喫煙についてはアメリカでは無関係と言う結果が出ているが、
日本の厚生労働省は、閉経前の女性は喫煙によるリスクが、
吸わない女性の約4倍になると発表している。
なんでも受動喫煙でも2.6倍になるらしい。
なお、閉経後の女性についてはハッキリしなかったと報告されている。
いろんなデータがあるが、癌になるかどうかは、
私は結局は運であると思っている。
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乳製品は、ブルガリアヨーグルトで有名な地域は、乳製品どっさり食べて長寿ですし、例えば、A(乳製品)→B(?)→C(乳がん) で、人種によってBが違うかもしれず、難しいですね。
すくなくとも「女性ホルモン」が乳癌や卵巣癌・子宮癌の栄養であることは確かなようですが。
皮膚癌も欧米人に多いけど、紫外線をことさら避けなくても他の人種には少ないですし、人種の違いもそうとうありますね。
インドに統計手法が根付いたらなかなか興味深い情報が得られる気がしますが、当面、癌より前に糖尿病の方が重要課題かも?
考えすぎると眠れなくなってしまうので(笑)
考えるのは止めます。
バランスよく食べる事が大事です。
そして楽しく生きる事でしょう。
これからも出来るかぎりアップしていきます。
今後共よろしくお願いします。
どなた様か存じませんがコメントありがとうございます。
インドでは検診を受ける人は微々たるものと思います。
また具合が悪くても病院に行く事ができる人も少ないですし、
行って重病と診断されても経済的な理由で治療を受けられる人も少ないと思われます。
コメントを裏付けるデータをご存じでしたら教えて頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。