カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その①

2009年05月30日 21時59分59秒 | ヨーガ / YOGA
リシケシのラムジュラ橋を渡り右折し、
とことん行った所にあるアシュラム。

 何処まで歩けばアシュラムがあるんだろう・・・
こんなに遠いならリクシャースタンドからすぐの所にある
ヨガニケタン・アシュラムにしとけば良かった・・・
と後悔しつつ、40℃を超える酷暑の中、
13Kgのバックパックを担いで、
ヘロヘロになりながらたどり着いた。

リクシャースタンドから4Kmはあるだろう。
私にとっては体力の限界ギリギリだった。

部屋はバス(水シャワー)・トイレ付150Rs(約300円)と
(湯沸器のある場所からお湯をバケツで持って行く事は可能)
バス(ホットシャワー)・トイレが共同の100Rs(約200円)、
値段は解らないがダブルルームがあり、全部で200室ほどある。
初回は3日以上の滞在が必要で、その後の延長は日数制限なし。

  150Rsの部屋。

この値段で朝晩のヨーガと呼吸法&瞑想法、
マントラ・チャンティングが無料で受けられるのは、
リシケシでも最安値であろう。

あまりにも安いのでヨーガをせずに、
宿泊のみしている長期滞在者が多いせいで、
ほぼ満室の事が多いのにはビックリ!

これと言って観光地の少ないリシケシで
ヨーガをせず何をしているのか 私には良く解らない。

アシュラム内での自炊はOKのようだが、
肉、魚、アルコールは持込禁止。さらにドラッグ(当り前)、
煙草は禁止なのだが、部屋で喫煙している人もいた。

  道場。

AM6:30~8:00 プレ・ヨーガ&呼吸法
   8:00~9:30 ヨーガ

PM4:00~5:30 マントラチャンティング&瞑想法
   5:30~7:00 ヨーガ

上記スケジュールで最も参加者が多いのが、
AM8時からのヨガである。
約1ヶ月の私の滞在中、AM6:30から真面目に参加したのは、
私以外は数えるほどしかいなかった。だいたいが日本人だった。

欧米人は観光ヨーガの人が多く、
3文の得と言われている早起きをせず、
しかも身体が固いクセにプレ・ヨーガでほぐさずに、
いきなり朝ヨーガに入るので変な格好になる。
夕方は4時と言ってもまだまだ暑いので参加しない人が多い。

 このアシュラムが「地球の歩き方」でも、
ラフなアシュラムと紹介されているのは以下の理由である。

 ① 宿泊者の半分以上はヨーガに参加しない。
 ② ヨーガ参加者の90%は観光ヨーガの欧米人だ。
 ③ 残りの10%のうち、ファッション・ヨーガの人が5%。
 ④ 真面目にヨーガ修行に来ている人は、たった5%。
 ⑤ 途中参加、途中退場は当り前の礼儀知らずが多い。


<観光ヨーガ>

 たまたま訪れた場所でヨーガをやっていたので参加した人。
 ヨーガ未経験者で自国に帰国後もたぶん継続しないであろう人。

<ファッション・ヨーガ>

 一応は経験者で、流行っているのでやってとか、
 ヤセるためにやっている人。
 多少のポーズは出来るがヨーガ本来の意味が解っていない人。
 ちょっとどうかな?と思う様な派手なコスチュームの人が多い。

   私が勝手に名付けた物であり、
     一般的には通用しません。悪しからず。

 まぁでも宿泊だけの人を排除してしまうと、
ヨーガ修行と言う秩序は守れるけど、
経営が大変なんだろうなぁ・・・。

   
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする