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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本スーパーフェザー級王座決定戦

2006年01月14日 22時27分59秒 | スポーツ / SPORTS
同級2位真鍋圭太(石川)  同級3位小堀佑介(角海老)
  21勝(19KO)2敗1分        15勝(6KO)2敗1分   

前チャンピオン本望直人選手(角海老)が返上した王座を
【KOセンセーション】の異名を持つ真鍋圭太選手と
本望選手と同ジムの小堀選手が争った。

昨年4月に本望選手に挑んだ真鍋選手は、
10回偶然のバッティングで本望選手が負傷し、
判定で敗れたものの、そのアグレッシブな戦いとパンチ力は賞賛に値した。

対する小堀選手の将来の夢は「インド国籍をとる事」と言う事で、
全く意味不明だが、同じ志を持つものとして応援したい。

            

私は特に真鍋選手のファンと言うわけではないのだが、
右ストレートがいつ火を吹くか楽しみにしていた。
ボクシングの醍醐味は、やはりノックアウトにある。

しかし、試合は意外な結末だった。
1ラウンドから真鍋選手が飛び出して攻勢をかけると思いきや、
小堀選手の方が動きが良かった。
真鍋選手は、慎重になっていたのか動きが固い。
時折、必殺の右を繰り出すが、空振りになる。
このラウンドはイーブンか・・・。

2ラウンド、小堀選手のワンツーが的確にヒットする。
そして終盤、小堀選手の右フックが真鍋選手に綺麗にヒットすると、
真鍋選手はガクッと腰が抜けたようにダウンした。
もう立てないのではないか・・・。
そう思わせるようなダウンシーンだった。

しかし真鍋選手はカウント8で立ち上がった。
残り時間は、あと十数秒。
なんとか持ちこたえて3ラウンドの反撃に期待したい。
後5秒・4・・そう数えた瞬間だった。

小堀選手のキレのいい左右のパンチが真鍋選手を打ち抜いた。
ゴングが鳴ったが、レフリーは試合を止めた。
2ラウンド3分丁度だった。

何度も言うが、ボクシングは戦績通りには決まらないものだ。

写真:勝利の名乗りを上げる小堀選手(顔)と
   チャンピオンを称える真鍋選手(背中:ゼブラ柄のトランクス)
コメント (2)
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