第10回日本SF大賞受賞作
夢枕獏を読んでいます。
初めて読みます。
まぁ読み易い。
つまらないわけではない。
でも、自分の好みではないかな…………。
実は放浪編で二晩ほどお世話になった友人から贈られた本です。
ので、まぁ読み終わったら、感想を言わなくてはならないのですが。
が、まさか、もらった本を、けなすわけにもいかず。(特に揚げ足をとるような箇所もないですけどね)
だから、人から勧められるのって苦手なんだよな…………。
ともかく、下巻も読んでみます。
アシタが言った。 「人のことです」 「人?」 「人は、幸福せになれるのですか」 アシュビィンが言うと、アシタは、小さく首を振った。 おおアーガタよ。その質問に、わたしは答えることができない」 「何故ですか」 「それは、問として、不完全であるからだ] 「不完全?」 「では、アーガタよ、花は、不幸であろうか――」 「――」 「わたしが、おまえに問おう。花は幸福せであろうか――」 その時、アシュヴィンは、アシタに間われて、答えることができなかった。 「アーガタよ、野に咲く花は、幸福せであろうか、不幸であろうか」 さらに、ァシタが問うた。 「わかりません」 夢枕獏「上弦の月を喰べる獅子 (上)」352~353頁 ハヤカワ文庫 |
夢枕獏を読んでいます。
初めて読みます。
まぁ読み易い。
つまらないわけではない。
でも、自分の好みではないかな…………。
実は放浪編で二晩ほどお世話になった友人から贈られた本です。
ので、まぁ読み終わったら、感想を言わなくてはならないのですが。
が、まさか、もらった本を、けなすわけにもいかず。(特に揚げ足をとるような箇所もないですけどね)
だから、人から勧められるのって苦手なんだよな…………。
ともかく、下巻も読んでみます。
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