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山本祐介「ケロロ軍曹 (2)」

2005-11-27 08:58:51 | 映画評
ケロロが「父」の肩代わり…………ということは、ないな


なんか、あんまり複雑なことをしたくないので、ボォーと「ケロロ軍曹 (2)」を見てみました。


この日向家って、どうして母子家庭なんだっけ?

漫画は一応読んだのだが、細部は忘れてしまいました。
あぁ年を取るって…………。


三人の家族に「冬」「夏」「秋」とついているから、「春」の存在が容易に想像つくのだが。
それが、父か?


それは、さておき。
漫画にしても、アニメにしても、「父」の不在って、多いような気がします。

「ドラえもん」も、のび太の家では両親が準備されているけど、他の仲間で登場するのは母親ばっかり。
「ヒカルの碁」にしても母は登場するのに、不自然なくらい父は出てこないものなぁ。(その代わり「塔矢行洋」という巨人がいるけど)

宮崎駿アニメにしても、偉大なる「母性」は描かれても、峻厳なる「父性」はないんじゃないなぁ?


まぁ漫画もアニメも、子供を主人公にしちゃうと、「父」は登場させにくいのだろうなぁ。
子供の世界にとっては、否応なしに大人の世界は肯定できないものになってしまう。だから子供を見守る母性の登場は許せても、子供に試練を下す父性は、登場させ難い。

その結果として、物語からは意識的にしろ無意識にしろ、父は省かれてしまう、てなところか?


もちろん父が登場する物語もあります。
が、「エヴァ」にしろ「ガンダム」にしろ、「父」が出てくるから、子供に試練を課す物語構成になってしまうんだろうなぁ。


「ケロロ軍曹 (1)」の感想。
山本祐介「ケロロ軍曹 (1)」アニメでは、どんなアングルでもパンツが見えないようになっているなぁ


ケロロ軍曹 2

バンダイビジュアル

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