醜男と美女の組み合わせはともかく、美男子と醜女は大変そうだなぁ
お笑いを起用するのは、作り手にとっては「キャラがはっきりしている」とか「ある程度の注目が期待できる」という利点があるんでしょう。
しかし本職が演じていないので、時には強烈な賛否両論が巻き起こったりします。
北野武なんか出演する度に「どうだろう?」という意見が毎回出ているように思えますが、個人的には「これが味だな」と観念しております。
で、遅まきながらドリームワークス製作の「シュレック」を見ました。
敢えて日本語吹き替えで見たのですが、主人公シュレックの声である浜ちゃんはどうだろう………。「ファインディング・ニモ」の木梨憲武は、情けない父親を好演していただけに、この棒読みは、うーむ。
さらにシュレックの相方が、芸達者な山寺宏一だから、さらに際立つ。
物語は、怪物とみんなから恐れられているシュレックが、ファークアード卿に命令されて、フィオナ姫を救いに行くというもの。で、美しいフィオナ姫と醜いシュレックが、徐々に良い仲になって、最後には「肝心なのは容姿ではなくて、心だ」ということで、二人が結ばれるというオチ。
敵役はファークアード卿になります。それとシュレックを好対照にするため、互いの住まいは、こんな感じになっております。
このファークアード卿が住んでいる城が、モロにディズニーランドでね。
CGアニメといえば、ピクサー。ピクサーと言えば、ディズニーです。
「敵はディズニーランドにあり!」
ということらしいです。
ドリームワークスの気概が伝わってくる設定です。
「バグズ・ライフ」と「アンツ」とかでいろいろあったからね。
もともとディズニーの重役だったジェフリー・カッツェンバーグが、ドリームワークスに鞍替えしたあたりから、きな臭い噂がありまして。その当時のディズニーは、ピクサーと一緒に「バグズ・ライフ」を製作中。ジェフリー・カッツェンバーグは、そのコンセプトを引越しの土産として持ち出し、ドリームワークスで「アンツ」をつくったんじゃないかと言われております。
…………が、そんな悪評を立てられた上に、一般的な評価は「バグズ・ライフ」に軍配が上り、さらに興行収益も負けたみたいです。
そりゃ、ディズニーが憎いよね。
で、そのジェフリー・カッツェンバーグは、「シュレック」では製作として携わっております。
そんな大人の愛憎もほのかに漂う、素敵な作品でした。
お笑いを起用するのは、作り手にとっては「キャラがはっきりしている」とか「ある程度の注目が期待できる」という利点があるんでしょう。
しかし本職が演じていないので、時には強烈な賛否両論が巻き起こったりします。
北野武なんか出演する度に「どうだろう?」という意見が毎回出ているように思えますが、個人的には「これが味だな」と観念しております。
で、遅まきながらドリームワークス製作の「シュレック」を見ました。
敢えて日本語吹き替えで見たのですが、主人公シュレックの声である浜ちゃんはどうだろう………。「ファインディング・ニモ」の木梨憲武は、情けない父親を好演していただけに、この棒読みは、うーむ。
さらにシュレックの相方が、芸達者な山寺宏一だから、さらに際立つ。
物語は、怪物とみんなから恐れられているシュレックが、ファークアード卿に命令されて、フィオナ姫を救いに行くというもの。で、美しいフィオナ姫と醜いシュレックが、徐々に良い仲になって、最後には「肝心なのは容姿ではなくて、心だ」ということで、二人が結ばれるというオチ。
敵役はファークアード卿になります。それとシュレックを好対照にするため、互いの住まいは、こんな感じになっております。
名前 | 種族 | 住まい | |||
---|---|---|---|---|---|
シュレック | 怪物 | 沼地 | 自然 | 不潔 | 混沌 |
ファークアード卿 | 人間 | 城 | 人工 | 清潔 | 統一 |
このファークアード卿が住んでいる城が、モロにディズニーランドでね。
CGアニメといえば、ピクサー。ピクサーと言えば、ディズニーです。
「敵はディズニーランドにあり!」
ということらしいです。
ドリームワークスの気概が伝わってくる設定です。
「バグズ・ライフ」と「アンツ」とかでいろいろあったからね。
もともとディズニーの重役だったジェフリー・カッツェンバーグが、ドリームワークスに鞍替えしたあたりから、きな臭い噂がありまして。その当時のディズニーは、ピクサーと一緒に「バグズ・ライフ」を製作中。ジェフリー・カッツェンバーグは、そのコンセプトを引越しの土産として持ち出し、ドリームワークスで「アンツ」をつくったんじゃないかと言われております。
…………が、そんな悪評を立てられた上に、一般的な評価は「バグズ・ライフ」に軍配が上り、さらに興行収益も負けたみたいです。
そりゃ、ディズニーが憎いよね。
で、そのジェフリー・カッツェンバーグは、「シュレック」では製作として携わっております。
そんな大人の愛憎もほのかに漂う、素敵な作品でした。
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