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理系OBメッセージ

2010年06月24日 | 【帰国生大学入試】

今年の帰国生の来校時期に合わせてOBがメッセージを送ってくれています。是非参考にしてください。

 

デンマークから帰国した2年前の6月といわれるとずいぶんと昔のことに聞こえますが、駿台に初めて行ったときのことは今でも覚えています。自分で言うのもなんですが、高校の頃の成績は上々で帰国後の入試についてはあまり心配していませんでした。実際に初日のクラス分けテストも解けたので安心しました。。。が、それ以降は自分のうぬぼれを後悔する毎日でした。高校時代にその範囲をカバーしてた・してないに関わらず、ついていけない授業があります。特に僕は化学を高校で履修していなかったので、化学はさっぱりでした。

 

夏休みはあっという間に過ぎ、私立の試験が始まります。まだ地に足が着いていないような状況でした。しかし、僕が解ける問題が出たおかげで無事、2校から合格通知をもらうことができました。さぁそこから国立の入試までまだ5ヶ月あります。ここで、もし、僕が何か一つこれから国立受験を希望するみなさんにアドバイスできるのだとしたら、「国立大学に向けた勉強は私立入試が終わった瞬間から始めるべきだ」ということです。ここで一回休んでしまうと、もう一度国立入試に向けてギアを入れ直すのは大変だと思います。最後に追い込むだけでなく、しっかりと秋から勉強を続けていったほうが受かる確率も増えるんじゃないでしょうか。
 

僕は現在東京大学教養学部理科一類の2年生です。来年からは工学部のシステム創成学科というところで学びたいと思っています。(今はまだ志望している段階で実際に決まるのは9月です)。僕は理系ですが、入試勉強で学んだことは大学に入ってからも生きてきます。特に微分積分や力学・電磁気学を中心とした物理の単元は当然のように進められていくので、もうすこし駿台で学んでおけばよかったと後悔しています。みなさんも僕と同じ過ちを繰り返さないように。。。
 
(東京大学 理科一類 2年  日野 雄太)

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