講演会やセミナーでは頻繁にお話をしているのが、「帰国生の入試は大学受験のみならず、その後の人生に大いに役に立つ」ということです。一般受験を乗り越える場合でも、その過程で得た知識や養われた精神力はその後役立つものになるわけですが、帰国生の入試では「主体的に考える」「論理的に考え、的確に伝える」「多様な意見に触れ、自己の立場が明確になる」「これまでの経験を総括し、自身の強みを理解しその活かし方を発見できる」などなど、さまざまな効用が発生します。これらの能力は大学進学後、社会に出て活躍する際にも十分活かされるものになり得ます。
現在大学受験に向けて準備されているみなさん、みなさんの受験は「合格」を取ることだけが目的ではない、ということを覚えておいてください。ご自身のポテンシャルを最大限に引き上げるものであることはもちろん、今後日本や国際社会で求められる人材になるうえで必要なトレーニングでもあります。
その成果は大学受験の際にも発揮されますが、みなさんの人生のどこかで（時には何度も）必ず花開くものになります。このコロナ禍で不安を多く抱えてると思いますが、それを信じて、学びを多く、深く、強く進めてほしいと願っています。
駿台国際教育センターは、そのように懸命に頑張る皆さんを応援します。また、まだ気持ちが入らないな～という方も、積極的にアドバイスをします。あらゆる帰国生の味方、それが駿台国際教育センターです。
(tks)
