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理系志望者の理科選択は進路を左右します。慎重に!

2019年03月17日 | 【帰国生大学入試】

例年この時期になりますと、理科科目の選択についてのご質問を多くいただきます。
理系志望の受験生にとって、理科科目の選択は受験だけではなく、大学入学後の勉強にも大きく影響を及ぼします。実際に慶應義塾大学のように受験資格として、物理・化学の履修を求めたり、早稲田大学のように理科の選択科目によっては、受験できない学科があったりと、現地での理科の履修科目によっては、学部学科の選択が制限されます。 
理科科目の履修としてスタンダードなのが、物理・化学となります。この2科目を選択すれば、多くの学部学科で受験が可能になります。ただし、農学部、薬学部、理学部生物学科、医療衛生(看護、理学療法士、作業療法士など)学部などを志望する場合は、化学・生物選択でも問題はありません。ただし、物理を受験必須科目に課す医学部や薬学部・保健学科などもあります。また、実際一般の国公立大医学部医学科の入試科目として、理科3科目(物理・化学・生物)を求める大学もあります。帰国生入試でも例えば北海道大学・医学部のように、物理・化学・生物の理科3科目を口頭試問で問う大学もあります。物理を避けることで理系の学部学科の選択肢を狭めることになります。じっくりと進路を考えた上で理科科目を選んでください。
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