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医系プロジェクトリーダー&OBより

2010年05月27日 | 【帰国生大学入試】

帰国生入試の医学部は各大学によって特色が出ています。広い範囲に渡る数学や理科の基礎的な問題を解くことを求められる場合、英語をふくめた総合力を求められる場合など様々です。さらに小論文を重視する大学もあります。その中にも、数学や理科の知識が必要となる場合や、科学や医学に関する関心を持っていれば解答できる場合まであります。受験するためには、まず、数学や理科の問題をきちんと解答できる力を身につける必要があります。面接の中では医療への関心などを問われますので、医療の問題点を含む現状の理解も必要です。

 

駿台では、数学・理科の授業で解法を学び、演習や宿題できちんと解くことを続けていくことで、解答する力を伸ばしていくことになります。また、小論文の授業や面接対策の中で、科学や医学の現状に対する理解を深めることも行います。負担は大きいかもしれませんが、自分の目標に向かって頑張っていきましょう。(医系プロジェクトリーダー Iha)

 

医学部に進学したOBがメッセージを寄せてくれました。

 

「医学部を受験する帰国生へ」

医学部の帰国入試は実施する大学が少なく激戦になりがちで、中には一般入試と同じ試験問題を課す大学もあるので高い学力が必要とされます。一年にも満たない短い期間で医学部合格をつかむためにも、帰国する前から必ず勉強をしておきましょう。他の医学部受験生に差をつける絶好のチャンスになります。
もちろん試験に必要な科目すべてを、自発的に勉強するのは、時間の問題もありますし、モチベーションの維持も考えるとなかなか難しいと思います。ですから、せめて自分が好きな科目を一つ選び、自主的に学ぶ習慣をつけるようにしてほしいです。私は物理と化学がほぼ手付かずのまま帰国しましたが、長い間数学を自分から学習していたことが幸いし、試験では英語とともに安定した得点源を二科目分確保し、合格をより確実なものにできました。
自発的学習は医学を勉強する上で必ず必要になります。ただ受験を乗り越えるだけでなく、その先にも応用できる習慣を受験生の皆さんには早い時期から身につけて欲しいと願っています。辛い時期もあるかもしれませんが、めげずに頑張ってください。応援しています。

(慶應義塾大学 鈴木瞭介)

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