先日のこと。
進路の相談にやってきた生徒がいました。今後の受験校の話をしている際中、ふとその生徒の手を見ると黒く汚れていることに気がつきました。
鉛筆で作文を書くと、利き手の小指の外側と手のひらの淵の部分に鉛筆の黒が付いてしまい、汚れてしまうことがありますが、まさにそのような状態でした。
授業後も自習室に残り、その生徒は小論文を書いていました。手の汚れにも気づかないほど、熱が入っていたのでしょう。早稲田帰国入試まで2週間を切りました。これから一層、勉強に力が入ることになりますが、そうやってがむしゃらになって取り組んだ経験は、きっと今後の糧となって、帰国入試だけでなく、いくつもの壁を乗り越える際に役に立つことでしょう。
答案やノート、そしてそれに書きなぐる手が汚れるほどに、彼らは合格へ一歩一歩近づいているのです。
がんばれ、駿台生!
(tks)