3月以降、国内外を問わず多くの方からお問い合わせをいただいています。その内容のうち、「受験校選び」についての質問も少なくありません。
帰国生入試の特徴の代表例として、「私立が9月10月に多く、国公立は11月以降の入試が多い」ということが挙げられます。それに加え、「私立は人気の高いところから入試を行う傾向にある」という特徴もあります。人気が高いということは、資格や日程面がクリアできれば多くの方が受験をしたいと考えるわけで、実際に受験者数も帰国生入試の中では多くなります。
上記の帰国生入試ではポピュラーな傾向に加え、例年9月下旬から始まるGMARCHの入試における特徴があるのですが、この中身を知っておくことで、「地に足を付けた受験」が可能となります。
例年9月下旬までの「早慶上智ICU」とそれ以降の「GMARCH」の違いの一つは、学部の選択肢の幅という点にあります。「早慶上智ICU」では、多くの学部学科※で入試を実施しており、受験大学を決めてその後に生徒の学びの目的に近い学部を選択する事が出来ます。(※ICUは1学部のみですが、その後複数の中から専攻を決める事が出来ます。)
しかし、「GMARCH」においては、帰国生入試を実施していない学部学科もあります。さらに、統一試験要件、TOEFL等の語学試験要件が大学や学部ごとに異なる帰国生入試ですから、受験校選択はなかなか難しいという実情があります。
「実はそうだったのか!」「そういう選択方法があったんですね!」と新たな受験の可能性に気づくことが大事なわけですが、それが帰国生入試の直前であるよりかは、統一試験の追い込み時期や学校の最終試験前である今がベストなタイミングと言えるでしょう。
私立の「早慶上智ICU」と同様に、「GMARCH」における合格実績をもとに、みなさんの受験校選びのお手伝いをします。もちろん、国公立を含めたご案内も致します。
遠慮なく、ご質問ください。
(tks)