11/24(土)のパリ講演会は予定通り開催致します。皆様のご来場をお待ちしております。
(Europe-Team)
2007年の11月23日、JR東日本のE655系電車:通称なごみ(和)が初の営業運転を行いました。
皇室専用客車として使用されていたお召列車専用「1号編成」が老朽化したために、これの置き換え用として製造されました。「1号編成」はその名のとおり、皇室専用でしたが、なごみは各国の要人が利用する場合もあります。
また、皇族や要人が利用する特別車両を外すことによって、一般客の利用にも対応しています。(団体専用のジョイフルトレインです)
このような車両なのでいろいろな新機軸が盛り込まれました。特に車体材質をアルミニウム合金にしたことによって、軽量化と強度の確保に努めました。それだけではなく、アルミニウム合金の車体は客室騒音も低く抑えることができます。
ただ、大型の構造物をアルミニウム合金で鋳造する技術は非常に難しいものがあるとのことです。
年明け2月に帰国入試を実施する九州大学の工学部には物質科学工学科という学科があり、上記のような金属特性の研究なども行っています。
(yos)