最近、あらためて、そのように感じます。4月も半ばとなり、この春、就職した学生たちが様子を伝えてくれます。
商社や銀行、マスコミ、外資系企業、省庁等、各界へ進んだ学生たちからよく耳にするのが、駿台国際で学んだことが就職でも役立ったという証言。受験のみならず、その先をも見つめる駿台国際の指導が高く評価される由縁でもあります。
しかしながら、就職でも優位に立てるのは、彼らが就職に強い大学に合格したという要素が大きいのも事実です。特に、早稲田・慶應・上智をはじめとする首都圏の有名私立大学が、東大・京大・一橋大に次いで圧倒的な人気を呼ぶのも、実は就職を意識してのことでもあるのです。
企業本社が首都圏、それも東京に集中する現実。大学3年から始まる就職活動では、学生生活との両立がカギとなります。
一方、今、注目されるリクルーター制度の復活。この制度は出身大学のOB・OGが採用窓口となり優秀な学生を確保するというもの。一時は、姿を消していましたが、組織力・団結力の重要性が再認識されたこともあって復活しているようです。
大学選びは就職活動ではありません。しかし、このような側面を見て将来を考えることも必要な時代なのです。(Nas)