ココロ磨きの寺あそび

むかしむかし、寺はみんなの心の拠所であり生活の工夫を重ねる場であったようです。

境内に並ぶ「竹の照明」

2009年08月13日 18時03分23秒 | こぼれ話
お盆供養。洞泉院の境内には「竹照明」が並べられています。


ナナメにカットした竹の中に水を入れて、そこにボール型のロウソクを浮かべます。


日が暮れて周囲が薄暗くなったころロウソクに点灯されます。やわらかな竹照明を味わってみてください。

「竹の照明」の材料

2009年08月13日 01時31分40秒 | こぼれ話
お盆には、洞泉院の参道に「竹の照明」が並びます。大きな孟宗竹の節目をうまく使って、その間をナナメに切って、その中に水を入れて点火したロウソクを浮かべます。「竹の照明」はやわらかな光が参道の足元をしっかりと照らしてくれます。護持会のメンバーが材料となる孟宗竹を切りだしてきてくれました。これを別のメンバーが加工して「竹の照明」をつくります。

やっぱり「ドミノ現象」で大地震・・・まだ続くのか?

2009年08月11日 12時03分04秒 | こぼれ話
<8/9 19:58 東海沖 M6.9 340km深発地震>が発生しましたが、これが「深発地震」だったので「ドミノ現象」で、より浅い方へと震源地が移動して、再び発震する可能性を前回指摘しましたが、本日<8/11 05:07 駿河湾 M6.6 20km>が発生しました。やっぱり「ドミノ傾向」があるようです。駿河湾では余震が続いているようですが、もし、このあとも「ドミノ」が継続するとすれば、今度は「内陸」で「直下」での発震となり被害甚大になります。果たしてこのあともドミノは続くのでしょうか?今年は富士山直下で地震が発生しており、振動による落石とみられる事故で駐車場に駐車しているキャンピングカーに直撃し死亡者が発生しています。ドミノが続くのなら今度は富士山直下かも・・・うっかり山登りはできない!?

虹のあとには・・・大地震だった

2009年08月09日 23時12分19秒 | こぼれ話
<8/9 19:58 東海沖 M6.9 340km深発地震>が発生しました。大田原市でもユラユラと少し長い時間揺れていました。一昨日、主虹・副虹という珍しい現象を目撃したばかりですが、珍しい自然現象は、また珍しい別の自然現象の前兆であったりします。そういう前兆現象の関連付けを研究して、地震発生の予報を行おうとする試みが「宏観異常観測」と呼ばれています。巨大地震の前兆として大気イオンに大きな変化が認められることを手掛かりに、この観測を続けているグループがありますが、6/e頃から最近まで、過去にない程の異常データを検知していることから、近々、首都圏に巨大地震が発生する、と警告をしていたりするので、今回の地震はちょっと気になるものでした。震源地は340kmという深発地震であるので、今後はこれが浅い方へ移動しながら「余震」が発生することが推測されますので注意は必要だと思います。また、今回の震源地は「東海地震」や「東南海地震」などの巨大地震の震源地エリアだったりすので、それらのトリガーになるのではないか、ということでも気になります。

あなたは見ましたか? 主虹と副虹

2009年08月08日 23時38分38秒 | こぼれ話
昨日(8/7)の夕方、大きな虹を見ることができました。それも珍しいことに二本も。<主虹(しゅこう、しゅにじ)、または1次の虹と呼ばれるはっきりとした虹の外側に、副虹(ふくこう、ふくにじ)、または2次の虹と呼ばれるうっすらとした虹が見られることがある。主虹は赤が一番外側で紫が内側という構造をとるが、副虹は逆に赤が内側、紫が外側となる。>と説明にあるように、色の並び方が二本目の虹は反対になっていることがわかります。最近はどんよりとした雲が空を覆うことが多いですが、そのために普段は見ることができない不思議な天空を観察できる場合があります。

釜の蓋まんじゅうと「一斉登校日」の関係?

2009年08月04日 12時45分50秒 | こぼれ話
禅宗とまんじゅうには関係が深いことがわかりました。また8月1日に「地獄の釜の蓋が開く」ということも。しかし、なぜ、この日にまんじゅうをつくり、食べるのか、という点については、どうにも明確な説明がありません。なんでも栃木県北地域では、むかしむかし、小学生は夏休み中に学校に登校する「登校日」というのが決められていて「8月1日」が登校日だったそうです。それで学校に行くと、理由はわかりませんが「まんじゅう」が配られて、それをおいしく食べた記憶がある、というのです。学童の親たちがまんじゅうをつくり、学校へ届けてくれたものを学童に配布していたらしいのです。学校行事(一斉登校日)とそれを支えるPTAなどが、学童のために「おやつ」としての「まんじゅう」を配布する、ということがあったそうです。そのことから8月1日(つまり一斉登校日)にまんじゅうをつくり、食べるようになったのではないか、という説を伺いました。この日に菓子屋が販売するまんじゅうを8月1日は「地獄の釜の蓋が開く」ということと掛け合って「(地獄の)釜の蓋まんじゅう」として販売したのではないか、というのが、私の推測です。県北地域には、現在では「形骸化」してしまって、その意味もわからないようなことが「風習」としていろいろと残っているらしいです。

禅宗と「まんじゅう」

2009年08月02日 21時31分45秒 | こぼれ話
禅宗と「まんじゅう」には深い関係があったのですね。
<1349年に禅宗の僧と一緒に中国から渡来した林浄因と共に入ってきたと言われている。その際、禅宗のお茶と一緒に食べる菓子として饅頭を用いる事を考えた。しかし従来の饅頭は肉を使ってしまう(本来の仏教では肉食は禁じられていないが、日本では肉食を禁じた)ので、代わりに小豆を使った饅頭が考案されたと言われている。その後、林は奈良の漢國神社の近くに住居して塩瀬という店を立て評判になった。お盆の行事として8月1日は釜の蓋と称し饅頭の日でもある。林浄因は漢國神社境内社の「林神社」に祀られ、製菓業者の信仰を集めている。(Wikipedia)>
禅宗の行事にはお茶とおまんじゅうが付きものになっているのは、こういういきさつがあったからのようです。8月1日が「地獄の釜の蓋が開く日」ということはわかりましたが、なぜ「釜の蓋まんじゅう」を食べるのでしょうか? お供えをするものでないようですね・・・


「釜の蓋まんじゅう」ってナニ?

2009年08月01日 23時12分08秒 | こぼれ話
<八朔は8月1日を意味します。朔日(ついたち)は、釜蓋朔日(かまぶたのついたち)と呼んで、地獄の釜の蓋が開く日です。盆には地獄に行った精霊も帰って来ますが地獄からの道は遠くて、朔日に出なければ間に会いません。精霊たちはその日を待ちかねたように飛び出します。茄子畑や芋畑などで大地に耳をあてるとその様子が聞こえてくるといわれます。>

つまり

<明治の新暦(太陽暦)採用後、お盆は新暦、旧暦の二通りに分かれ、さらに「月遅れのお盆」として8月15日の盆もでき、現在では「お盆休み」といえば、8月15日前後を指すようになっています。しかし、 7月1日を「釜蓋朔日」(かまぶたついたち) とよび、この日からお盆が始まるとする地方があります。「釜蓋朔日」の名前は、この日が地獄の釜のふたが開く日であるという伝承に由来します。地獄というのは「あの世」という意味に考えればいいでしょう。そして、そのふたを開けるよう命令するのが、ご存じ、閻魔大王であります。>

ということのようです。

8/1から「お盆」が始まっている、ということのようです。

そして・・・

<釜の蓋が開いた事を喜び、炭酸まんじゅうを作ってお供えするのですが、ご先祖さまが到着する前に現世の人が食べてしまう訳です。なぜ炭酸まんじゅうなのでしょうか?>

「なぜ、炭酸まんじゅうなのか」・・・新たな疑問が。