ココロ磨きの寺あそび

むかしむかし、寺はみんなの心の拠所であり生活の工夫を重ねる場であったようです。

禅宗と「まんじゅう」

2009年08月02日 21時31分45秒 | こぼれ話
禅宗と「まんじゅう」には深い関係があったのですね。
<1349年に禅宗の僧と一緒に中国から渡来した林浄因と共に入ってきたと言われている。その際、禅宗のお茶と一緒に食べる菓子として饅頭を用いる事を考えた。しかし従来の饅頭は肉を使ってしまう(本来の仏教では肉食は禁じられていないが、日本では肉食を禁じた)ので、代わりに小豆を使った饅頭が考案されたと言われている。その後、林は奈良の漢國神社の近くに住居して塩瀬という店を立て評判になった。お盆の行事として8月1日は釜の蓋と称し饅頭の日でもある。林浄因は漢國神社境内社の「林神社」に祀られ、製菓業者の信仰を集めている。(Wikipedia)>
禅宗の行事にはお茶とおまんじゅうが付きものになっているのは、こういういきさつがあったからのようです。8月1日が「地獄の釜の蓋が開く日」ということはわかりましたが、なぜ「釜の蓋まんじゅう」を食べるのでしょうか? お供えをするものでないようですね・・・