酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

言葉のシャワーが生きる力になる

2014-02-15 16:31:30 | 介護

T薬局からN医院駐車場方面(撮影:2014.2.15)

15日の土曜日、ぼたん雪の降りしきる中、
自分のいつものお薬をもらうために、お医者さんへ行ってきました。
雪道は苦手なので、夫に送迎をしてもらって。

いつもなら待合室が満席のN医院ですが、さすが閑散としてました。
T薬局も同じような状態でした。

待ち時間が少なくて済み、こんな日に行った私は、ラッキー!と言えばいいのでしょうか。
でも、雪は横殴りに降っていて、こんな冷たい思いをするのは何年ぶりでしょう。

帰宅すると、ヘルパーさんから「今日は行けない」と電話があったと聞かされました。
こんな雪道ではと心配していたのでほっとしました。

義母も「あ~よかった~」と言ったそうです。
ヘルパーさんにお世話になること、義母は義母なりにいくらか緊張していたでしょう。



さて、大分間が空いてしまいましたが、
前回お約束した「ことばのシャワーは・・・・・」についてです。

今ではお線香を上げることさえすっかり忘れている義母ですが、
健康だった頃には、毎朝仏壇に向かってお経を唱えていました。

「門前の小僧、習わぬ経を詠む」とやらで、
うろ覚えの娘が、ベッドの傍でお経の頭の部分を唱えてうながすと、
なんと、義母はそれに続いて唱え始めるのです。

時々途切れますが、娘がフォローするとまた続けて・・・・・
義母の記憶はまだまだ健在のようで、不思議に思います。

そして、これは女学校時代にでも覚えたのでしょうか。
音楽家の名前、
「バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツアルト、ベートーベン」
これは驚き!完璧です。

ちなみにこれ、
「天使のいる教室」宮川ひろ・作 の中で、お父さんが病気の女の子に教えたのと同じです。

小児がんのために弱ってしまった女の子が、
担任の先生やクラスのお友達の呼びかけ(録音テープ)に応えて、
ことばあそびの「かっぱ」や早口ことば「あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ」
そして、「バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツアルト・・・・・」と声を発するのです。

(*それでも最後は悲しい結末になるのですけれど・・・)

この本の中に
「ことばのシャワーはが生きる力になる」と書いてありますが、正にその通りだと思いました。


最後に、谷川俊太郎のことばあそびうた「かっぱ」を記しておきますので、
皆様もお時間のあるときにどうぞ~。

かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた

かっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱかった
かってきってくった


<おまけ>

酒に酔って帰宅した夫が、
「ばっぱちゃん、まだ生きてたの?結構しぶといなぁ。」
と嬉しそうに言ってます。

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