酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

青い森青い海母娘二人旅 Ⅵ(番外編)

2007-09-27 23:02:50 | 
いよいよ旅日記の最終編です。
今回の旅は娘が綿密に計画を立てた“建物探訪”でしたが、
建物に関しては全く疎い私です。
ですから、旅日記も“それなり”の日記になりました。
読んでくださった皆様には大変申し訳ないと思ってます。
その分、この「番外編」で少しでもお楽しみいただければ幸いと思います。


1)携帯電話の忘れ物


仙台駅で「はやて」に乗り換えてすぐ、窓際の娘の座席に忘れ物を見つけました。
どぎまぎした母と娘です。新幹線は緩やかに走り出しました。
こんな時はどうすればいいんでしょう。
最速で持ち主に届ける方法は何か?
手にしたものの開くことも出来ずに困り果ててしまいました。
イロイロと考えてみましたが、
結局は、駅弁を買ったついでに、
車内の売り子さんに全てを委ねることにしたのです。

あれから2週間以上経ちましたが、
間違いなく持ち主に戻っていったのでしょうか。
未だに心配しております。


2)ちりんちりんアイス


娘が雑誌で見つけた“ちりんちりんアイス”のおばちゃん。
弘前へ行ったら捜してみよう。おばちゃんを見つけたらアイスを食べよう。
旅の計画中からずっと楽しみにしていました。

弘前城の追手門のそばにおばちゃんを見つけたときは、思わず歓声を上げました。
近くにタクシーが数台停まっていて、運転手さんたちがアイスを食べています。
おばちゃんも嬉しそうにそのアイスを食べています。

「おばちゃんのこと、雑誌で見ましたよ」
娘がおばちゃんに話しかけました。
おばちゃんは、何も言わずにただニコニコしていました。
昔懐かしいちりんちりんアイス。
歩きながら食べるちりんちりんアイスは、懐かしい味がしました。


3)まなびの家


太宰治が弘前中学時代に下宿していた家です。

青森へ行くなら太宰治の生家「斜陽館」へも行きたい。
そんな願いもむなしく・・・
金木町へ行くには予定を大幅に変更しなければならないそうなので、
諦めることにしました。
代わりに見つけてくれたのが、“まなびの家”です。
旧弘前偕行社の道路を挟んですぐのところにありました。
弘前中学時代に下宿していた親戚の家。
この時代にしては珍しく中廊下型造りなので、ここに展示してあるのです。

太宰治の勉強部屋

隣の部屋には貴重な写真落書きが展示されていました。


4)未希ライフ


“未希ライフ”はりんごの名前。ここに書いてあるとおりです。
NHKの大河ドラマ「いのち」を記念して命名されたそうです。


5)リゾートしらかみ「くまげら」編成


このリゾートしらかみ「くまげら」編成とは、思いがけない出会いでした。
本当は、約一時間後の普通列車に乗る予定でしたが、
タクシーに乗ったりして時間に余裕が出来、
一つ前のこの列車にぎりぎりで飛び乗ることになりました。
このことが、この旅の唯一の予定変更でした。

青森駅に到着したくまげら 青森ベイブリッジも見えます。

リゾートしらかみ「くまげら」編成


6)駐車場の看板


今まで、駐車場と言えば「月極駐車場」が定番と思っていました。
ところが弘前市や青森市で目にしたのは・・・
所変われば・・・・・です。
ところで、何故「月極(つきぎめ)」と書くんでしょうね。
疑問が残りました。







長い長い旅日記を読んでくださり、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。




【追記】 2007・9・30 
弘前の古木です

7)ネズコ (弘前城公園内 みどりの相談所)



8)ソメイヨシノ(弘前城公園内 みどりの相談所裏)



<おまけ> 弘前市博物館前にて記念撮影





青い森青い海母娘二人旅 Ⅴ(食事編)

2007-09-24 23:04:04 | 
1日目(昼食)はやて2号車内にて
(牛タン弁当)
はやての車内で購入。
糸を引くと温まるようになっていて、車内にプ~ンと牛タンの匂いが・・・。
周りを見回してちょっとハラハラ。
娘は普通の太巻きを選んだので二人で半分ずつ食べました。

1日目(夕食)百石町展示館内カフェにて

(ホタテの香草焼き)          (銀河高原ビール)

(そば粉のクレープと季節の野菜)

着物姿のお姉さんが一人で切り盛りしている和風なカフェ。
ホタテ料理と「銀河鉄道地ビール」が超美味でした。

2日目(朝食)藤田記念庭園にて

                     りんご100㌫ジュース(医果同源)
アップルタルト&紅茶でおしゃれに・・・
毎日必ずご飯と味噌汁を欠かさない私です。
こんな朝食で大丈夫でしょうか?

2日目(昼食)奥羽本線車内
(大和家のおにぎり) 
前以て雑誌で調べていました。
リゾートしらかみ内で食べるため、弘前駅のキヨスクにて購入。
丁寧に包装してありますが、中身は普通のおにぎりでした。

2日目(夕食)青森グランドホテルにて

(出店している店の提灯がズラリと)
駅前のAUGA(アウガ)という百貨店の地下街が市場のようになっていて
そこのお弁当が美味しいというので行ってみましたが、
特に美味しそうなものがないので、お惣菜を買って帰りました。
“じょっぱり”というにごり酒が美味しかったです。


3日目(朝食)
ホテルのバイキング
納豆に飢えていたので和食を選び、いっぱい食べました。
そのほか青い森の牛乳やりんごジュースなどなど、
きのう粗食だった分、十二分に栄養の補給をしました。

3日目(昼食)青森県立美術館にて
(カレー&パスタ)
落ち着いた雰囲気のレストラン。
例によって二人で半分ずつ。一度で二度美味しい!!

3日目(夕食)自宅にて
仙台駅で駅弁4個を購入

そのまま自宅まで持ち帰り、家族4人で食べることに・・・。
ああ、やっぱり我が家がいい。
義母も夫も嬉しそうに食べていました。



青い森青い海母娘二人旅 Ⅳ(3日目)

2007-09-23 22:43:12 | 

            

今日の目的地は『青森県立美術館』です。
この美術館は「三内丸山遺跡」のすぐ近くで、
路線バスに乗り「三内丸山遺跡」の一つ手前で降ります。




開館は10時です。
開館までにいま少し時間がありますので、外観を見て回りましょう。



(我が身のメタボを再認識


モンキチョウはクローバーが大好きだそうで、
この草原には近頃見たこともないほどのモンキチョウが沢山いるので
ついついチョウの方へ目が行ってしまいます。

        

横道にそれました。

この建物は、青木淳設計によるものです。
青森県立美術館 美術館の概要「建築について」もお読み下さい。





館内には「シャガール」「棟方志功」「寺山修司」と
奈良美智の八角堂などが展示されています。

隅々まで見て歩いた後、館内の落ち着いた雰囲気のレストランで食事をし、
再び青森駅へと向かいました。


青森駅から徒歩で5分程度。
いよいよ最終目的地の陸奥湾に到着。タイトルの「青い海」です。
左端に見えるのは、私も昭和47年冬に乗った青函連絡船八甲田丸

懐かしいですね。



青森県物産館アスパムの展望台にのぼり
遠く浅虫温泉の方や



八甲田の山々を望み・・・






青森発の普通列車
八戸発16:56「はやて28号」
仙台発18:45「マックスやまびこ128号」と乗り継いで
予定通り19:32に無事郡山駅に到着。

2泊3日の旅日記は以上ですが、この後「食事編」「番外編」と続きます。

前記事の「じょっぱり」について、タクシーの運転手さんから聞いたのですが、「強情張り」の「じょっぱり」だそうです。
「へば」は「じゃ~ね」と言う時に「へば」とか「へばね」と使うようです。

    へばっ!!




青い森青い海母娘二人旅 Ⅲ(2日目)

2007-09-21 18:08:13 | 


2日目のスタートです。
朝食はホテルのレストランではなく、藤田記念庭園内の洋館でと決めていましたので、またしばらく歩きましょう。
先ずは津軽塗り・こぎん刺しの田中屋さん前のポストに投函して。


オオウ! 一夜にして大女に変身したいっこんま?!

弘前市内には、明治大正時代に建てられた数多くの洋館があり、
こうしてここにそのミニチュアがあるのです。


さて、お腹グーグーでたどり着いたのは、藤田記念庭園内の洋館&カフェ。


洋館の中から日本庭園を眺めるのもなかなか乙なもの、very goodです。

その後、礼宮様ご夫妻もお休みになられたという書院造りの和館を見学。

お部屋の中へは入れないので縁側から・・・。


次に、ルネッサンス風様式の青森銀行記念館
弘前女子厚生学院記念館(旧弘前偕行社)を見学しましたが、
盛り沢山なので先へ急ぎます。

弘前から“リゾートしらかみ”に飛び乗って青森へ向かいます。



2日目最後の目的地は、国際芸術センターです。

建設に関った方々全員の名前が刻み込まれていて、
だから勿論設計者安藤忠雄さんのお名前もあるわけで・・・


安藤忠雄プロフィール

これは、展示館製作館ラウンジなどへつながるアプローチです。


製作館ではジーンズ姿の外人男性が上半身裸で製作に打ち込んでいる様子なので
一言挨拶だけしてそそくさと引き上げてきました。
夕日が真っ赤に染まっていました。夕焼けはこちら



芸術センターの閉館は、午後8時になっていますので、
母娘は、この後ラウンジでコーヒーを飲みながら読書などをして

暗くなってから芸術センターを後にしたのでした。

夕食はホテルの一室で。
お酒は青森のお酒“じょっぱり”です。

へばっ!!





青い森青い海母娘二人旅 Ⅱ(1日目)

2007-09-18 17:42:44 | 
弘前城公園内にて

地元の駅から水郡線に乗り郡山駅へ
郡山駅で往復のチケットを買い、新幹線“やまびこ205号”で仙台へ
仙台駅で“はやて7号”八戸行きに乗り換え
さらに、八戸駅で“つがる7号”に乗り換えて弘前まで

弘前駅には予定通り1:07分に到着
ホテルチェックインが14:30の予定なので、その間街の中の散策です。

駅から繁華街へ通じる遊歩道
このようなホッとする空間あり。
平日の午後のためか歩行者が殆どなく、母娘には有難く思える静かな歓迎セレモニーでした。

さすがりんごの街弘前ですね。

その後長い長いアーケードが続く商店街を歩き、
“harappa”というお店で絵葉書を買い求め
弘前昇天教会という教会(内部)の写真を撮ったりしてようやくホテルへたどり着きました。

チェックイン後、素早く荷物を部屋へ置いて
身軽になったところで弘前城公園へと向かいました。
途中、ちりんちりんアイスのおばちゃんに出会いましたが、
これは「番外編」に掲載いたします。

弘前城公園内やその周辺には前川國男という建築家の設計による建物が幾つもあり、
その建物を見るのが今回の旅の目的の一つです。
弘前市庁舎、弘前市立博物館、弘前市民会館緑の相談所などが挙げられます。

広々とした公園内からは遠くに岩木山を望む事も出来ました。



百石町展示館内のカフェで夕食を済ませ、
弘前グラ○○ホテルに戻る頃は、辺りが夕闇に包まれ
足早に家路に急ぐ人たちが見られました。



<再掲> 
「ムコ多糖症」ついてご存知ですか?
私はオヤジな私様のブログで初めて知りました。
他にも多くの方が掲載されたいますが、先ずはこの記事をお読みくださいませ。
酒と畑に戯れるオヤジな私様の「ムコ多糖症(バトンのお願いです)」




青い森青い海母娘二人旅 Ⅰ

2007-09-14 22:01:26 | 


昨夜8時過ぎ、

2泊3日の「青い森青い海母娘二人旅」から無事に帰って来ました。

写真の整理が未だ出来てませんので、

さわりの部分だけ掲載したいと思います。


旅の始まりはここからです。



娘が1ヶ月ほど前からインターネットを駆使して

緻密な計画を立ててくれたので、母は安心して付いて行くだけです。

1日目の昼過ぎに着いたところは



ちょっと分かりにくいですね。

それでは・・・



もっと分かりやすく・・・



そう、弘前市です。

桜の季節でもなく、紅葉の時期でもなく

何故今?

そのことについては、次回に詳しく書きましょう。



青い森青い海で目の保養、いのちの洗濯をして

元気に帰宅しましたので、どうぞご安心くださいませ。


先ずはご挨拶まで。



全部ご報告してからコメントを受け付けたいと思いますので、

 その点よろしくお願いいたします。




<追記> 2007・9・16
「ムコ多糖症」ついてご存知ですか?
私はオヤジな私様のブログで初めて知りました。
他にも多くの方が掲載されたいますが、先ずはこの記事をお読みくださいませ。
酒と畑に戯れるオヤジな私様の「ムコ多糖症(バトンのお願いです)」



遅い夏休み

2007-09-10 21:16:06 | Weblog

          2007・7・7 猪苗代湖(舟津浜)にて



義母が白内障の手術をすることになり、18日に入院します。

今日(10日)は、そのための内科検診でした。

血液検査、尿検査、X線撮影、心電図等等全て異常なし。

晴れて、19日に右目、26日には左目の手術をすることに相成りました。

義母は大正14年8月の生まれです。




さて、私13日までブログを休みます。

空を飛ぶのではなく、

海を渡るのでもありませんが、

ちょこっとその辺まで・・・・・。


皆様もどうぞお元気で。




第38回地区民体育祭

2007-09-05 20:10:03 | 地域活動


「平和だね」

と、突然のようにポツリとひと言言ったかと思うと、

娘はバッグからデジカメを取り出して地面すれすれに構えました。

娘に作ってもらったペルー料理の弁当をむさぼるように食べていた母は、

コクリと頷いただけで、またひたすらに食べ続けるのでした。


しかし、言葉にはしませんでしたが、

心の中では、今現在こうして元気に生きていること、

地区の体育祭に多くの住民と共に参加し、

走り回ったり大きな声で声援を送ったり、

飲んだり食べたり笑ったりしていることに、

そして今無心に弁当をほおばっていることに、

当たり前なことを当たり前に出来ることに、幸せを感じているのでした。


8月17日の「郡山の戦争展」で目にしてきた悲惨な光景からすれば、

なんと平和なことでしょう。




娘はこの日、13年ぶりに「体育祭デビュー」を果たしました。

小6までは出てましたので、正しくは「復活」かもしれません。

中学生になって、部活だとかなんとかいい訳があり

また、高校、大学では勉学優先となり、次第に遠ざかっていたのでした。


今回もまた、設計コンペの模型作りが忙しいとか言い出したのですが、

この地区でお世話になりながら一生生きていくからには、

協力できることは協力しなくちゃ・・・・・と母に説得されて、

ようやく復活の決意をしたのであります。



母は、昨年と同じ種目の「アベックボール運び」と「ゲートボール」、

それに「どぶろく祭り」に出場し、団塊おばちゃんらしくそれなりにまあまあの活躍。

娘は長縄跳びに出場し、小学生時代に40数回跳んだ経験があると息巻いていましたが、

なんと二回とも片方の手の指で楽に数えられるくらいの回数であっけなく撃沈。




応援する側も

「い~っかい、に~かい、は~~~~?」という具合に

笑うに笑えない有様でした。

これは、娘の責任ではありませんので、くれぐれも誤解のありませんように。


   昨年の第37回地区民体育祭(前編)(後編



それでは、今年の体育祭の模様を数枚の画像にあわせてUPしましょう。



これは、昨年も大分話題になりました「縄もじり競争」です。

世話人の努力で藁の状態がよく、また選手の唾をつけながらの大奮闘で、結果は第二位でした。


これは何の競技でしょう?



校長先生や



教頭先生、



そのほか大会実行委員長のIさんたちと、

このようにしてじゃんけんをする競技で、勝った人数分の点数が加算されます。



昼休みのアトラクションは、

お馴染み「レッツ キッス 頬よせて・・・」のジェンカです。

参加者は焼き立てのふわふわパンがもらえます。



老いも若きも・・・というより



応援に徹していた年配の女性も静々と立ってグランドへ向かい

何が何だか分からないで、

ただ前の人の肩にしがみついて歩いているうちに・・・

音楽は終わりに近づき・・・



パンをもらってニコニコ笑顔で応援席へ戻る参加者たち。

(今年も地区内のパン工場から沢山のパンをいただいたそうです)



初めて夫と二人で一輪車を押した「アベックボール運び」と

団塊世代にぴったしカンカンの「ゲートボール」

Hさんの代わりに走った「どぶろく祭り」  

については、残念ながら写真がないので次回の課題としたいと思います。


世界陸上の女子マラソンで土佐礼子さんが銅メダルに輝いたこの日、

我が上組チームは総合で第2位でした。



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