酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

アラ還の挑戦 マイカーで大地の芸術祭へ Ⅲ

2009-09-11 21:30:28 | 

   里山アート動物園   農舞台(まつだい雪国農耕文化村センター)にて


Ⅱでは、都合により松代の『農舞台』と越後松之山「森の学校」キョロロを掲載できなかったので、トップの画像は農舞台から。
農舞台で、あの愉快なおばちゃん達と三度目の再会。
高い所から手を振ったらびっくりしてた。


さて、今日は三日目、いよいよ最後の日となった。
“八海山 泉”という地ビールを飲んで寝たせいか、さわやかな目覚めだ。
二泊お世話になったステラに別れを告げ、暫く運転してない娘の運転で発進!!
大丈夫かな?

昨日と同じく湯沢ICから塩沢石打ICへ。この間、約5分の走行。
初めてにしては落ち着いた運転が出来た。

ICを出て、国道353号へ向かう。
“十二峠トンネル”を抜けると・・・そこには素晴らしい絶景が・・・
だが、感動と同時に全身の震えも、というか怖くてとっても見ていられない。
下り坂のヘアピンカーブ、次もカーブ。もう悲鳴を上げそうだ。
身体全体がカチンカチンになって、右足はブレーキを踏む準備をしているし。
「あたしだって今まで我慢してたんだからね」と運転席の娘。


そうこうしているうちに、「うつすいえ」に到着。

天井に下げられた無数のライト。
それらが鏡の床に写って不思議な錯覚を覚える。


↓これも一応アートなので・・・パスポートにスタンプを押す。


ここまで来る間に、道端のアートをいくつも見ているので、
何がアートで何がアートでないのか?

民家の脇に見える雪国特有のかまぼこ型のガレージや二等辺三角形の物置など、
全てがアートに見えたり・・・


次は、136番の「カクラ・クルクル・アット・ツマリ」

   画像①  画像②

次は、125番の「たくさんの失われた窓のために」
   画像① 画像②

<追記>2009.9.12
この辺りから運転は私(いっこんま)に交替。地図を見るより運転の方がはるかに楽だ。ナビは娘に任せて。

気がつくと、来る前に満タンにしてもらったガソリンがもう無くなりそうで、
新たな不安が生まれた。
過疎の町だから、ガソリンスタンドなんてそんなに簡単に見つかるわけもなく・・・ハラハラドキドキ

ようやくJAスタンドを見つけて、満タンにしてもらうが、
その頃今度は自分たちのお腹も空いてきて・・・今日のお昼はへぎ蕎麦の予定。


作品28「ストームルーム」 (ここも日曜美術館で紹介されてた)

ここは、歯医者さんの治療室だった部屋

雨宿りをしていると、雷がゴロゴロと聞こえてくる
雷のゴロゴロとお腹のグーグーがハモってる?!


事前に調べておいたへぎ蕎麦の「由屋」へ辿り着き、小へぎ(二人分)と天ぷら一人前を注文。

ところが・・・
余りにもお腹が空いていたので、天ぷらを勢いよくお腹に詰め込んだせいか、



あとから来たへぎ蕎麦が、3人分にも4人分にも見えて、
それだけ量が多いということだ。


間違いなく3人分はある。



私としたことが、あぁ、何とお行儀の悪いことをしたんだろうか。
普段なら食べて食べれないことはないのだが・・・


その後、もう一か所だけ寄り、
午後4時には関越自動車道越後川口ICのゲートをくぐった。

雨模様の天気予報に反して、雨が降ることも曇ることもなく良い天気に恵まれ、
3日間の快適なドライブは幕を閉じることとなった。

県内に入る頃には辺りはすっかり薄暗くなり、ちょっぴり心細い思いもしたけれど、
7時過ぎには郡山東ICをくぐり抜け、7時半に無事我が家へ帰ってきた。万歳!!


 まつだい農舞台より


今回の挑戦にあたり、
温かく見送ってくれた家族(夫と義母)、宿の提供を快諾してくれた義妹夫妻、
道中の無事を祈ってくれた兄弟姉妹とお友達等々。多くの人たちに感謝!感謝!

そして、約40のアートを巡るも、
「功名が辻」の千代風に言えば、「命の持ち帰り」こそが一番の感動であった。


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旧「酒酒楽楽」も覗いてね。