若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

天国までの百マイル

2004年07月05日 | 読んでる十四代目
天国までの百マイル

朝日新聞社

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浅田次郎のタイトルだけど、数年ぶりに読み返しました。友人と話題に出て、本棚にあったのは憶えていたけど話の筋は忘れてしまっていたのです。

「え~と、サエない中年男がお袋さんを病院に連れて行く話だよね?確かヤクザに使われてるチンピラで奥さんが中国人??ん?あれ??」なんて、同著者の「ラブレター」とごっちゃになってました。

で、久し振りに読み返し始めたのですが…、これがもう止まらなくて、結局この深夜まで一気に読み通し、涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃです。気持ちが治まらずにココに書き込む始末。

友人は「何も考えずに泣きたい時に読むのだ」と言っていたが、その読み方は正しい。文庫にもなっているし、浅田作品未体験の方はぜひご一読を。

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1 コメント

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浅田次郎バージン (Unknown)
2004-07-05 20:14:17
「何も考えずに泣きたいときに読む本」ですか。

読んでみたくなりました。



私はいつも

「何も考えずに笑いたいときに見る映画」を探してます。



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