若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

薬師寺展(東京国立博物館)に行って来ました

2008年04月27日 | 近ごろの十四代目
中同協の経営変革プロジェクト会議に出席したついでに、東京国立博物館で開催されていた薬師寺展に行って来ました。

日本仏教彫刻の最高傑作のひとつとして知られる金堂の日光・月光菩薩立像はもとより、聖観音菩薩立像、慈恩大師像、吉祥天像などなど、国宝をこれでもかと展示してあって、圧倒されました。

3月下旬から6月上旬までの特別展ですが、日が良かったのでしょう、たいして混雑もせずゆっくりと見て廻ることが出来ました。薬師寺展も良かったのですが、僕としては本館であった「仏像の道-インドから日本へ」という特集展示が良かったですね。

仏像が作られる以前(もともとブッダを人間の姿で表わすことは禁じられていました)から、ガンダーラから中国、朝鮮半島、日本へと渡ってきたの仏像や仏教美術を分かり易く展示してあります。特に菩薩半跏像の表情にはグッと心を奪われました。

最近は仏像にも興味津々です。

九州交響楽団演奏会(そよ風ホール)

2008年04月22日 | 近ごろの十四代目
九州交響楽団の演奏会が「そよ風ホール」であり行ってきました。

「あなたの街で聴けるオーケストラpart2」と題して鈴木織衛指揮、雨谷麻世さんを迎えてのコンサートです。

・田園
・ノルマより「清らかな女神よ」
・愛の喜び
・アヴェマリア(カッチーニ)
・カヴァレリアルスティカーナ間奏曲
・千の風になって
・アメージンググレース
・誰も寝てはならぬ

などの演目でした。
そよ風ホールは小さいながらも音響の良いホールで、アットホームな雰囲気の中に九響の迫力ある重厚な演奏が聴けました。こんなコンサートがわずか1,000円で聴けるなんて、ラッキーですね♪

そういえば、このホールのピアノはスタインウェイです(田主丸で軽く家一軒建てられる値段だそうです)。実は、こけら落とし前にちょっとだけ僕も弾いたんですよ♪

7月には倉本裕基さんのコンサートもあるそうです。

筑酒美人の会(くるめすたいる)

2008年04月19日 | 近ごろの十四代目
久留米市を中心として配布されているフリーペーパー「くるめすたいる」さんと、筑後の酒を楽しむ女性の会「筑酒美人の会」を発足することになりました。

もともと「筑後の地酒でいい女になり隊」という企画をやっていて、それが発展したものです。久留米市は、京都市・神戸市についで全国で3番目に酒造メーカーの多い自治体となりましたが、全国的にも知名度はまだまだ。久留米市周辺を含む筑後地方は素晴らしい銘酒の産地であることを、まずは地元でPRしていこう、ということです。

発足会に集まった筑後の女性たち、やっぱりというか、さすがと言うか、皆さん本当によく飲みます♪ 笑いと会話の絶えない素敵なスタートとなりました。

中小企業の社会的責任

2008年04月18日 | 載ってる十四代目
中小企業の社会的責任」という本が出版されました。

NPO法人・環境管理システム研究会(EMS)が編集したもので、若竹屋も取り上げて頂いています。

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近年、相次ぐ不祥事、環境への取り組み、経済のグローバル化などを背景に、企業の社会的責任=Corporate Social Responsibility(CSR)=が、古くて新しいテーマとして注目されるようになりました。
本書は、環境問題やCSRに関する調査・研究を行う特定非営利活動法人(NPO法人)環境管理システム研究会(福岡市)が、CRSとは何かを詳しくまとめたものです。第1章ではCSRに関するQ&Aを50項目設けて解説。第2章ではCSRに取り組む中小企業30社を紹介。巻末には「水俣病に見る企業責任について」と題し、水俣病資料館の吉本哲郎館長の特別寄稿を収録しています。CSRは、今秋「ISO26001」として規格化される予定で、今後さらに取り組みが活発になると思われます。
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CSRは企業経営にとっては、もう欠かせざる要件となっていますね。若竹屋の事例は地域との関わりと人材育成について取材して頂きました。

僕は、企業での人材育成を考えるときに、地域への還元という視点が必要だという考えを持っています。仕事を通して学ぶ企画力や論理的思考、実践力などを地域の行事や家庭で発揮して欲しいということです(当たり前のことですね)。

若竹屋としては、社員さんにその地域への還元を具体的に出来る場を積極的に持つように指導します。例えば、PTAや地域の公益事業への参加についての休暇は積極的に取るように。「子育て応援宣言企業」登録をし(若竹屋は福岡県で11番目に
登録しています)、その環境を整えていること。骨髄バンクドナー登録の推進と、実際にドナーになった場合は別枠の有給を付加すること、などなど。

まだまだ充分ではないのですが、経営者として職場環境を整えることとCSRとは表裏一体なのではないかと思うのです。

田村教授の私塾・大名塾に参加

2008年04月05日 | 近ごろの十四代目
3月から開講していたがスケジュールが合わずようやく参加できた「大名塾」。これは福大の田村先生と共に学ぶ私塾です。今回のテーマは「ロジカルシンキング・企画を考える」でした。

田村先生とは数年前からのお付き合いをさせて頂いていますが、「田村教授」としてお付き合いするのは初めて(笑)。と言ってもこの塾は、先生が教え生徒が学ぶ、というものではありません。どちらかというとケーススタディ的な展開をみせることが多い。というか、話しがどんどん展開して行って、どこに行くのか予想がつかない(笑)。何にしても刺激的で楽しい時間のなのです。