若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

下関 唐戸市場

2004年07月04日 | 近ごろの十四代目
日曜日の市場って観光客のために開けてるんだろうな。昼時はそれなりの賑わいを見せていました。

知人の写真家・伊藤佶さんが出した「暖ったか山口」という写真集に、南風泊市場のカットがある。仲買の社長さんのポートレート。その人から発せられる迫力は印象的だった。

市場はある意味「勝負」の場なんだろう。売り手と買い手のみで繰り広げられる世界。だからと言って観光(客相手)の仕事が「おまけ」の場になっていないところが唐戸の良い所のように思う。実際の生活者と向き合う場としてのサービスを考えようとしている。

ある師匠から「商いの重要な基本は魚屋と魚市場ですべて学べる」と言われたことがあるなぁ。「キミ、魚屋に勤めなさい」って。今度は朝に来てみよう。




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