若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

JCI世界会議福岡大会 (福岡)

2004年11月27日 | 青年会議所の十四代目
 
僕が所属する青年会議所(JC)は世界各地に活動するメンバーがいます。年に一度、そのメンバーが世界中から集い会議をするのが「世界会議」。今年は、11月21日~26日にかけて福岡の地で開かれました。

世界120カ国から1万2千人の青年経済人が福岡にやってきました。運営費用6億円、経済効果は50億円にものぼるこの会議。3年間の準備期間を経て開催にこぎつけました。主管するのは(社)福岡青年会議所。

20日に、マレーシアJCの会頭・アリス-カムさんを始めとするメンバー25人を、福岡空港にてお出迎えしました。一国のJCメンバーを率いる会頭は、美しく聡明な印象の女性。僕はラッキーなことに彼女をタクシーにてホテルまで送り届ける役目を頂きました。車内で拙い英語で会話をしましたが、実業家としての顔を垣間見て、美しいなあ…、と思いました。

画像は晩餐会でアリス会頭とのツーショット。

お酒の学校(3期生)第2講

2004年11月24日 | お酒の学校の十四代目
 
今日は「お酒の学校」の第2講。「杜の蔵」の森永君と「九州菊」の林さんによる講義でした。3期生の皆さんのとても熱心な受講態度に講師陣もタジタジ(笑)。講義の後の懇親会も盛り上がりました。皆ながどんどん仲良くなって、福岡の飲食店さんで日本酒を飲む機会を増やして欲しいですね♪

わたしの逸品(西日本新聞)

2004年11月23日 | 載ってる十四代目
 
本日付け西日本新聞・朝刊23面で「わたしの逸品」という記事になりました。

足掛け9年におよぶ東京生活を終えて帰郷するまでに、約2ヶ月の時間をかけて欧州バックパッキングをしました。その時に履いていたトレッキングシューズについて書かれています。結構、いろんな方が読まれているので驚きました。

「おいおい、モデル立ちしてるぞ~」という友人の笑いから、「前掛けでさりげなく宣伝してるのがイイね~」というお誉め(?)の言葉まで。嬉しかったのが、お客様から「十四代目とお会いしたことはありませんが、好きなお酒なので親近感を感じて、記事を切り抜いてとっています」というお話です。

お陰様でこうしてメディアに出る機会も多くなりました。若竹屋の当主として、自分の立ち居振る舞いも含め、あらためて身を正し誠実に酒造りをしようと思ったことでした。

私の逸品 (西日本新聞)

2004年11月19日 | 載ってる十四代目
 
今日は西日本新聞の取材がありました。取材に来ていただいたのは文化部の清水記者。
「ちょっと変わったお仕事の方にお伺いしているんです」と切り出され、なんの取材かと思ったら、ファッションに関するコラムだという。「今の仕事につながるきっかけになったものや、仕事をするときにパワーをくれるものなどで、身につけているもの、を紹介する記事なんです」とのこと。

あまりモノに執着のない性格で、モノ持ちも良くない僕にとってはツライ取材…。ましてやファッション?無精者なんで着れればなんでもいい、のヒトですから…これは困った。。。しかし、そこは清水記者の上手な問いかけのうちに幾つかの候補が挙がりました。

掲載は11月23日火曜日だそうです。
画像は取材する清水記者。

サムシンググレート (福岡同友会経営フォーラム)

2004年11月18日 | 近ごろの十四代目
 
先週の佐賀に引き続き、今週は福岡同友会の経営フォーラムで報告しました。といっても、今回は講師講演のスタイルではなく、現地視察というカタチだったので気が楽です。

大型バス一台で若竹屋まで皆さんにお越しいただいて、巨峰ワイン・紅乙女と蔵見学をして頂きました。試飲の酔いも手伝ってか、皆さんの暖かい眼差しの中で、僕も楽しくご案内出来ました。ご参加いただいた会員の皆さん、本当にありがとうございました。

田主丸での蔵見学を終えたのちに、シーホークへ戻り、筑波大学名誉教授・村上和雄先生の基調講演を聴きました。『信じる力が遺伝子をONにする』というお話は、先生の軽妙な語り口とともに、深く考えさせられる素晴らしいお話でした。

遺伝子の暗号「ゲノム」の解読に携わった研究から科学的に説明できないものを感じ取ったという先生。

「…遺伝子は研究すればするほど不思議です。本当にミクロのなかに万巻 の書物が書き込まれているのですから。私たちの体をつくっている設計図のことをゲノムといいますが、私たちは父親と母親からそれぞれ1ゲノムずつもらうんです。

このゲノムが一個一個の細胞の核の中にある染色体にペアとしてある。そして、人間のゲノムには大体30億の塩基(科学の文字)が書かれてい ます。これがどれくらい小さいところに入っているかというと、1グラムの2千億分の1というところに30億の塩基が書かれている。しかも、それが間違 いなく動いている。これは何事かということですよ。

しかも、これは人間が動かしているんじゃないんですね。私たちの体のなか の超ミクロの世界で一刻の休みなく活動しているものがある。それを可能にしている主体は人間ではない。これを動かしているのは自然なんです。自然がやっているわけです。

そこで私は自然とはなんなんだということを少し考えてみました。私たちが一般的に考える自然というのは、山とか川のようなものです。しかし、そんな ものに万巻の書物に匹敵する情報が書けるわけがありません。ゲノムを書いたのはそういう自然ではない。

私は自然にはどうも二つあるのではないかと考えた。つまり、目に見える自然と目に見えない自然がある。目に見える自然の奥に、目に見えない自然の働きがあるのではないか。そう考えたのは、法則や摂理の働きがなければ、微細にわたる遺伝子暗号が書けるわけはないと思ったからです。そして、その目に見えない自然の働きを私はサムシンググレートと名付けたんです。」

佐賀同友会経営フォーラム (伊万里)

2004年11月12日 | 同友会の十四代目
 
佐賀同友会の「経営フォーラム」にお呼ばれしました。「労使見解でつくる経営指針」というテーマでお話をさせて頂くことになったのですが…。いつも思うのですが、僕の話では何の参考にもならんのじゃないかなぁ。

12年前に帰ってきて、9年前に経営計画書を初めて書いて、それまで赤字だった会社が黒字になった、という話なのですが、ようやく経営者としてのスタートラインについた所なのです。同友会の会員のみなさんは、本当に真剣に経営を学んでいますし、もの凄い苦労を経験されてきている先輩たちばかりです。そんな方々の前で話をするのは、顔から火が出る思いで、いつも話し終えたときには背中にぐっしょりと汗をかいています。

同友会では支部の例会に、よく他支部の会員さんを講演をお願いします。僕もこれまで多くの方に、お願いをしてきました。そして先輩方にも教わってきました。「同友会の頼まれごとは断ってはいかん」と。。。

この日、伊万里では懇親会に出る暇もなく、とんぼ返りで田主丸に戻りました。ゆっくり泊まって、美味しい伊万里牛を食べたかったんですけどね~。とても残念です。経営フォーラムにお越し頂きました同友のみなさん、本当にお世話になりました。鋭い質問や暖かい励ましが身に染みました。とても勉強させて頂きました、ありがとうございました。また伊万里へはゆっくり遊びに行きたいと思います。

お酒の学校3期生 スタート!

2004年11月11日 | お酒の学校の十四代目
 
昨日、「福岡県酒造組合」と情報誌「アヴァンティ」により運営される「お酒の学校」第3期がいよいよ始まりました。24名の選抜された受講生たちは、やや緊張の面持ちでホテルオークラに集まってきました。

彼女たちはこれから来年の2月まで、6回の講義を受けます。今日は入学式と第1講は日本酒スタイリストの島田律子さんをお迎えしてのお話。お酒と美容や、女性としての素敵なお酒のたしなみ方など、島田さんの体験談を交えて楽しく勉強しました。

その後の懇親会で自己紹介をしたりしながら…、まだちょっと緊張気味かな。でも心配しないで。すぐに仲良くなりますから。お酒好きの同世代の女性がこれだけ集まっていて、静かで居られる訳がありませんから(笑)。

秋の蔵祭り

2004年11月06日 | 載ってる十四代目
 
本日・明日と若竹屋では「秋の蔵祭り」を開催しています。秋晴れのなか、「筑後祝い造り唄」をみんなで唄って始まりました。

今年の秋祭りは、JAZZバンドによるライブなんかもあったりして、なかなかに楽しいものになっています。一般には販売していない「杜氏の隠し酒」や、この日(!)の限定生産「生あま酒」など、人気の商品が勢ぞろい。若竹醤油さんからは、酒米「山田錦」で仕込んだお味噌などレアな商品も出てます。

画像は、初日終了後にJAZZバンド「カズマツモトJAZZトリオ」の皆さんが若竹屋スタッフの前で特別演奏をして頂いているところ。この後、僕もキーボードを叩かせてもらったりして、ちょっとしたバンド気分を味わっちゃいました(笑)。

泰くんの結婚式

2004年11月03日 | 近ごろの十四代目
 
今日は泰君の結婚式でした。泰君とは「筑後川流域観光ネットワーク」で一緒に活動しているので、ネットワークの役員(僕は副会長をしています)と共にお招き頂きました。

浮羽町の「農業後継者倶楽部」のメンバーが友人ということで大勢いましたが、いやあ凄いです、若さというのは。キャンドルサービスでは裸体の男たちが続出!?とても画像は載せられません(笑)。

泰君の結婚式もそうですが、今では媒酌人を立てる結婚式はほとんどなくなったようです。2年前、36歳の若さで仲人を経験させてもらったことがあるのですが、これから先はもうないのかも知れませんね。

「もう新婦の友人とかと年齢が離れすぎて、この機会にお知り合いになろうなんて思わなくなったなぁ…」という栗木さんのコメントに吹き出すやら肯くやら(笑)。

ひとづくり委員会打ち上げ (別府)

2004年11月02日 | 青年会議所の十四代目
 
2004年度(社)浮羽青年会議所の「ひとづくり委員会」の打ち上げ忘年会に参加しました。溝田委員長率いる委員会は、今年は特に大変だったと思います。8/7~9とあった「浮羽 子ども・夢・未来塾」の企画担当委員会だったからね。副理事長の中野君も本当にご苦労様でした。

画像は、宴会が終わって最後のご飯をもくもくと食べる参加メンバー。皆さんちょっとお疲れ気味?

新久留米の底力(広報くるめ)

2004年11月01日 | 載ってる十四代目
 
「広報くるめ(久留米市の広報誌)」に載りました。「新久留米の底力」というコーナーの第1回目です。

若竹屋のある田主丸(たぬしまる)町は、福岡県浮羽(うきは)郡にあります。浮羽郡は浮羽町・吉井町・田主丸町の三町からなるのですが、2005年には二つの市になってしまうのです。浮羽町・吉井町の二町で「うきは市」となり、田主丸町は久留米市になります。そんなこともあって、田主丸の地場産業の取材に来られたということでした。

僕は本当は、浮羽町・吉井町・田主丸町・草野町で「みのう市」になるといいなぁ、と思ってたんですけどね。