終戦記念日

父はまだ高校生で戦地に赴いていなくて、戦争の体験は無いのかと思っていました。
昨年、ふとした時に、　“空襲の後、上野公園は死体の山だった。無造作に死体が積み上げられていった。包囲するように爆弾が落とされたから、一歩ずれていたら自分が下宿していた所も危なかった。もう少し戦争が長引いていたら自分も当然戦地に駆り出されていただろう…”　というような事を口にしました。
戦時中、父は東京の学校に居たのでした。
そんな光景を目撃していたのですね。
初めて聴きました。

それまで私は戦争には無縁な世代なのかと思っていました。
64 年前の８月１５日に戦争が終わっていなければ、私の運命も違って居たかも知れません。
今でも他の国では争いが。
早く世界中の争いが終結した記念日を祝いたいものです。