昨日の事です。
リハビリ施設にいらっしゃるお客様 (いつお戻りになっても良いようにカギをお預かりし、お留守を守っています) K様よりお電話があり、アメリカよりお戻りの予定だったお嬢様の帰国が伸びてしまい、お布団カバーや着替えなど、持ってきて欲しい、とのご依頼がありました。
ご指定のカバーは担当のEさんがすぐに取り出せ、用意が出来ました。
お持ちするに当たり、確か、今日がお誕生日、とおっしゃっていたのでは?それに間に合うようにお嬢様がお戻りだったのでは? と気が付き、 小さなケーキでもお持ちできないか?とお聴きしてみた所、 「勝手に食べたりは出来ない、残念ですけど。」 そして、
「覚えていてくれたの?お気持ちは嬉しいわ。気持ちを・・と言うなら Happy Birthdayの歌を唄って頂戴!」 とおっしゃるので、側にいた何人かのスタッフと電話口で唄いました。
趣味でコーラスをしているTさんもいて、心強かったです。
「聞こえました?」 「・・・・」
あれ? 聴いてなかった? と思ったら、涙ぐんで声にならないご様子・・。
お届けに伺うスタッフにお花を持って行ってもらいました。
いつもお願いしている RUSTLEさんにイメージ(香りが強くなく、綺麗な色で、コンパクトに置けるように。そしてお気遣いの無い様、リーズナブルで、という欲張りな内容) を伝えると、ピッタリのアレンジにしてくれました。
本日、お電話があり、
「昨日いただいたお花、とてもイキイキとしていて、昨日のハッピーバースデーソングも楽しかったです。
これで86歳も元気に過ごせます。ありがとうございます。 とお伝えください。」 との事でした。
暖かくなったらご自宅のリビングからのお花を楽しんで頂きたいと思います。
一緒に唄った事務スタッフのTさん、長い間お疲れ様でした。
今月でお別れですが、いつもはお客様と触れ合う事が無いので、最後に良い思い出が出来て良かったです。