一瞬一瞬を大切に!

毎日を大切に楽しく過ごしたい

ピッピが

2014-01-14 17:04:33 | Weblog

今朝1時頃ケッケと始まり目を覚ましました。例の発作です。痙攣が起こりしばらく目を吊り上げ震え続けます。私は傍で体を押さえて「大丈夫よ!」といつものように声をかけ続けます。2分近くその状態で、その後聞いたこともない断末魔の叫びのような声をあげます。この声は去年一回同じ様な声をだしました。それ以来初めて聞く叫び声です。一旦発作が治まると徘徊が始まります。夢遊病者のように。部屋の中をくるくる回ります。可哀想でならないのですが駄目です。収まらないのです。しばらくしてやっと落ち着きはじめ、毛布で包んでしばらく抱っこしていました。それから落ち着いたようなので、いつも寝る私のベッドの足元に置いた椅子に移してあげました。しばらく椅子の背もたれに向かってじっとしています。それから例によって椅子の上でくるくる回り始めました。いつもの寝る前の行動です。3時になっていました。いつもはこの発作の時はおしっこを必ず寝具の上にしますが、今回は便も少しでていました。私も寝ておかなければとスタンドを消して眠る姿勢になって右下に体を伏せて、時々懐中電灯でピッピの様子を見ました。寝ているようなのでそのまま朝までぐっすり寝てしまいました。いつものように6時半に起き、キツネが寒いのに待っていたので、レンジでなまり節を温めてあげました。

朝食の準備をし、洗濯機をかけ、亡くなった犬、猫のお水を持って二階に行きました。ピッピはまだぐっすり眠っていましたが、雨戸を開け、亡くなったにゃんこと犬のお水をかえて拝みました。ピッピもやっと目覚めたようなので起こして散歩へ。いつもする排便はしませんでした。夢遊病者のようにのそりのそり歩いています。頭がいかれたのかしら?心配になりました。私の朝食が終わってもピッピにあげたご飯には口をつけませんでした。

やはり獣医さんに連れて行くべきだな、そう思って乳母車に乗せ、ホカロンを入れてあげ毛布をかぶせて出かけました。途中で車を止めている院長先生に会い診察をお願いしました。昨夜の様子を言い、首のX線を撮りました。以前ピッピが初めて発作を起こした時院長が大学病院にピッピを連れて見せに行って下さったとき丁度いつもの発作を起こし、喉が狭いための発作だと言われてずっとそう思っていましたが、今日のX線では首の細さは特に問題なく、やはり癲癇と言う診断です。確かに発作の後、しばらく夢遊病者のような行動をとります。ピッピはこうやって心臓にも負担がかかり段々弱って行くのでしょう。

今も机の奥にもぐって頭をごつごつぶつけています。目も殆ど片方やっと見えるだけ、耳は全く聞こえず悲しくなります。私が帰って来て「ピッピ!」とこえをかけてもじっと違った方向を見ています。私が体に触ってあげて初めて気が付きます。それなのに私が留守するとずっと吠え続けているのです。私が帰って来ると喜んで飛びかかって来た頃が懐かしく思い出されます。老いるとは悲しいことですね。人間も犬も猫も皆生きているものにとっては。


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