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アフタヌーンコンサートへ

2010-11-17 18:24:35 | Weblog
今日は朝から忙しかったです。
まず練馬のほうにある花屋さんに、そろそろ植え替えなければならない花を買いに出かけました。この場所は非常に不便な所で、バスで行って降りてから歩くしか手段がないのです。タクシーでいけますが、少しリハビリも兼ねて往復45分位歩きました。
帰ってから、昼食を急いで終えて、2時からのアフタヌーンコンサートへ出かけました。
ショパン特集です。ピアノのソロの演奏と、オーケストラとのピアノコンチェルト一番と二番でした。
説明によると、二番のほうが先に作曲されていて、一番はショパンが生まれ故郷のポーランドを去る一ヶ月前にワルシャワでショパン自らがこの曲を演奏したそうです。
彼はこの後再び故郷に帰ることなく、39歳の若さでパリで客死しました。
彼は1810に生まれていますから、今年で生誕200年になるのですね。
私は二番のほうが好きですし、よく演奏されていると思います。
そしてノクターン第二十番がソロの演奏でした。この曲は映画「戦場のピアニスト」でも聴きました。物悲しいいい曲です。

もう何十年も前にポーランドに旅行したとき、ショパンの生家を訪れたことがあります。
彼の父は伯爵の子息の家庭教師で、伯爵の大邸宅の中にあるこじんまりとした一軒家に住んでいて、その家の中もみせてもらいました。ショパンの使ったピアノも置いてありました。

ポーランドは当時戦争状態で故国に帰れず、パリで亡くなった彼でしたが、ショパンの希望で心臓だけ姉がワルシャワに持ち帰り、聖十字架教会の柱の中に納められていました。
このコンサート中も、その柱にそっと触った時のあの感触を思い出し、何となく胸いっぱいになりました。
もっと長生きしていれば、もっと沢山素晴らしい曲を今聴けたかもしれませんね。
天才程早死してしまうなんて神様もつれないです。

ショパンの生家のショップで買った彼の家の絵画です。


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