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毎日を大切に楽しく過ごしたい

ピッピ

2018-03-28 16:29:33 | Weblog

ピッピは1997年に生まれ、2014年3月19日に亡くなりました。17歳と6か月でした。

プーが亡くなり泣いていた私に獣医さんが又飼ったら?と進めてくれたのです。今度は色違いにしたらと。私も寂しくていても立ってもいられず、吉祥寺の犬やさんに二匹候補がいたのですが、決心して行ったときには候補のもう1匹は売れてしまっていて、ピッピしかいなかったのです。それでこの子が我が家の犬になりました。もう黒いはずの毛色も灰色になっていました。生後7か月、売れ残りだったのです。プーが亡くなってすぐの5月の初めでした。

割りとおとなしく、愛嬌はいまいちでしたが、飼ってみるとかわいいもので、出かけようとする私の後を追ってきて飛びついて、連れてって!とせがんだものです。

晩年になって、持病のてんかんの発作が頻繁になり、晩年は可哀そうでした。そう言うときはおしっこもしてしまいます。特に老化からボケが始まり、夜中に泣いたり、昼間はくるくる縁を描くように回っていました。見ていて可哀そうでした。眼も白内障で白くなり、見えなくなり、エサを食べなくなり、医者に連れていき待っている間、私の白いジャケットの中に抱き包んであげたら、みえない白い目でじっと私を見上げていたのを今でも忘れられません。あれがピッピとの今生のわかれでした。入院させた方がよいと言われ置いてきましたが、もっと早く会いに行ってあげればよかったと思います。夕方呼ばれたときはもう呼吸器をされていました。意識はなかったです。長生きしてくれたのがせめてもの慰めでしたが、いくつであっても別れるのは悲しいものです。

お勘定をしようとお財布を出した後私は生まれて初めて意識を失い倒れました。気づいたときは病院の待合室の椅子に横になっていました。その間5分だったそうです。ショックだったのでしょう。生き物は可愛いけれど別れがつらいです!

外猫のフーちゃんなんて苦しいのに、最後口から血を流しながら、小雨が降る中、私にお礼とお別れを言おうと待っていてくれました。去年の8月15日でした。

別れは悲しいものです。でもいつかはお別れが来ます。生きている時精いっぱい生きるものに愛情を注いであげたいと思っています。

ピッピのお骨もタンスの上に置き、毎朝お水を取り替え、お祈りをしています。私が死んだらやはり一緒に散骨してもらいます。

アニーも私より先に行ったら一緒に散骨してもらうつもりです。