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北京旅行へ

2012-03-29 19:16:31 | Weblog
三泊四日の旅です。
全食事つき、オイル代込みで四万円ちょっとの安い旅でした。
12,3年前に一度行った事がありましたが、随分変わったでしょうと思い出かけました。
確かに高層ビルの乱立で、観光客もびっくりする位多く、中国が経済的に潤っているのが嫌と言う程わかりました。車も夕方のラッシュには動きが取れないくらい、しかもベンツ、ワーゲン、アウディなど外国の高級車が日本では見られない位物凄く沢山でびっくりしました。
以前は自転車が沢山走っていたのにです。随分変わりましたね。
でもです。様式のトイレがあったのは飛行場位で、料理屋、みやげ物店には殆どが和式のトイレで人工関節で正座できない左足と右足の膝の痛い私にはとてもとても辛かった!
ウオシュレット付きのトイレはひとつもありませんでした。ホテルも5つ星のなのについていませんし、シャワーのみ、風呂場は寝室から薄い曇りガラスで確りみえるのにびっくり。
私と友人は最初の晩は見ないでねと言ってシャワーやトイレを使いました。
次の日ツワーの同行者達に、浴室にあるボタンを押すと目隠しが降りて来ると聞いて安心しましたが。
とに角広い国土の中国ですから、道幅も広く、何処に行っても歩く事歩く事凄い量です。
右足の膝も痛いし、腰の第4番目と5番目の骨のあいだの椎間板が潰れてなくなっている私の足ではこんなに歩く旅は無理でした。万里の頂上も以前行ったときにには女坂の三番目の場所まで行ったのですが、とても無理で入り口近くで待っていました。
以前行った時はバスがすぐ近くまで行ったのに、すっかり変わってしまって、お店やら食堂が沢山出来、それに入り口に行くにも沢山の石段を登っていくのです。
若くないととても無理ですね。
最終日天安門広場から故宮博物院へは、足を引きずって歩いている私に添乗員さんが心配してとても沢山歩くから、車椅子を使ったらどうかと言われ、迷惑になるのだと理解。車椅子をだしてもらいました。若い男の人が押してくれました。一時間くらい乗ったでしょうか。
お礼は5000円でした。でも観光客が多くて随分迷惑だったのではないかと心苦しかったです。
足が悪い老人はこう言う歩くツアーは駄目ですね。
ゆっくりステイするような旅しか無理です。悟りました。
夜は足裏マサージに行ったり、京劇鑑賞、カンフー鑑賞に行ったりしました。

確かに中国は経済大国になりました。でも地方はひどいようです。
添乗員さんは地方から出てきたので、北京に戸籍がないので健康保険や年金自分でかけている事、会社もまだ半年勤めているだけであと半年の勤務状態で本採用かいなか決まるため、必死で仕事をしているのです。本採用になっても北京に戸籍は移せないので同じ状況だと嘆いていました。一番いい思いをしているのは公務員だそうです。今の共産党は本当の共産主義政府ではない。
以前来た時は、添乗員はおどおどしていて決して思想的な質問には答えませんでした。

びっくりしたのは博物館の中の隅で子供に公然とおしっこをさせていた母親を見たときです。
中国はまだまだ沢山解決しなければならない問題をかかえていますね。
欧米なみの先進国になるにはまだまだですよ。





遊びながら日向ぼっこをしている人々










カンフー


北京動物園のパンダちゃん

ピッピはお医者さんに預けて、ついでに心臓の検査もしてもらいました。肺に水もたまっていないし、以前の水はしっかり出ていてきれいだそうです。
よかった! 夜の薬が一錠増えたけれども、何とかこれで行けそうです。
まあ抱っこしたら、怒った事怒った事。うにゃ、うにゃ、ウォン、ウウォン、ビービー、フニャン、ワンン。聞いたこともない声で吠え続けているのです。自転車に乗せて帰る間中、帰ってからもずっと泣き続け、寝てからも、私の布団の中には滅多に入ってこないのに、珍しくもぐりこんで来て同じ泣き方で泣いているのです。怒っていっるのです!
「何でこんなに長い事僕を一人にしたんだよう!」
随分長い事泣き続けていましたが、私がいつものようにテレビでドラマを見始めたら静かになって、そのうちゴーゴー鼾をかき始めました。
やっと静かになりました。