中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

洛陽(12) 牡丹園で趣味の演奏

2009-04-28 07:55:31 | 旅行

  王城公園の牡丹園の一角にある亭で、地元と思しき人たちが京劇の演奏と歌唱に興じていました。見事な牡丹とその香の中で趣味を楽しめるとは贅沢ですね。

 (今日は洛陽(9)から(12)までを出稿しました)


洛陽(9) 王城公園の牡丹

2009-04-28 07:41:55 | 旅行

 洛陽は中国で最も牡丹の見事な都市として有名です。訪れたのは洛陽牡丹祭りの真最中でした

 4000年以上前に建国した夏王朝以来、946年に滅んだ後晋まで、洛陽は13王朝の都かそれに準じる都市として栄えました。牡丹が盛んに観賞されるようになった隋、唐の時代は洛陽か長安(西安)が都でしたから、白楽天が詞の中で「町中、牡丹に酔いしれている」と嘆くほど、人々が牡丹に熱中したそうです。

 駅で交通地図を買ってびっくりしました。牡丹園の所在を示すマークが何と18個も付いています。複数のマークがついた公園もありますから、公園の数にすると10箇所ぐらい。さらにこの地図から外れる白馬寺にも有名な牡丹園がありました。

 それで、龍門石窟へ向うバスの乗客やタクシーの運転手に聞いて、一番評判が高かった王城公園に行きました(写真)。色、形、大きさとさまざまな牡丹が見事に咲いています。ここ1箇所だけで、前に紹介した常熟の尚湖牡丹園より種類、花の大きさ、全体の量とも勝っているように思えました。

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