洛陽は中国で最も牡丹の見事な都市として有名です。訪れたのは洛陽牡丹祭りの真最中でした。
4000年以上前に建国した夏王朝以来、946年に滅んだ後晋まで、洛陽は13王朝の都かそれに準じる都市として栄えました。牡丹が盛んに観賞されるようになった隋、唐の時代は洛陽か長安(西安)が都でしたから、白楽天が詞の中で「町中、牡丹に酔いしれている」と嘆くほど、人々が牡丹に熱中したそうです。
駅で交通地図を買ってびっくりしました。牡丹園の所在を示すマークが何と18個も付いています。複数のマークがついた公園もありますから、公園の数にすると10箇所ぐらい。さらにこの地図から外れる白馬寺にも有名な牡丹園がありました。
それで、龍門石窟へ向うバスの乗客やタクシーの運転手に聞いて、一番評判が高かった王城公園に行きました(写真)。色、形、大きさとさまざまな牡丹が見事に咲いています。ここ1箇所だけで、前に紹介した常熟の尚湖牡丹園より種類、花の大きさ、全体の量とも勝っているように思えました。
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