中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

洛陽(3) 桐花の里

2009-04-26 07:35:31 | 旅行

  河南省の省都、鄭州付近に桐花が一面に咲いている地域がたくさんありました。畑の周囲、道の両脇、庭先とすべて桐花で埋まっている集落もかなりあります(写真)。列車の窓から撮ったのでよく写っていないのが残念ですが……。

  蘇州でも桐花が街路樹や庭木に使われているところを時々見かけます。日本の関西地方では山ぐらいでしか見ない花なので、好みが違うものだと気になっていたのですが、この鄭州付近の様子は日本の桜どころでない感じです。

  このあたりで、屏風のように切り立った崖に洞窟を掘って、倉庫や墓、時には住居に使っているところを、車窓から時々見ることが出来ました。何回かカメラのシャッターを切ったのですが、うまく写りませんでした。

 (今日は前の記事と2本出稿しました)

 


洛陽(2) 中国の食堂車

2009-04-26 07:13:56 | 旅行

  14時間余りの列車の旅は初めてで、疲れはしないかと心配でしたが、大丈夫でした。同室になったのは洛陽近郊から蘇州に遊びに行った帰りの20代後半の男女4人(一人は別の部屋)で、マナーがよく、かなりよく眠れました。

  乗車後すぐに車掌が来て、身分証明書の提示を求め、住所や証明書の番号を控えました。山東に行った時はなかったことです。この列車は行き先の河南省鄭州鉄道局の所属で、局によって扱いが異なるようです。

  中国の食堂車を初めて経験しました。中級の食堂といった感じです。三鮮湯、宮爆鶏丁(鶏肉と落花生、野菜の炒め物)、ご飯、ビールで41元。味は思ったよりよく、残さず食べました。町の食堂と比べ値段が1,5倍ぐらいなのが敬遠されるのか、6時すぎから7時の間に客は10数人しか来ませんでした。ほとんどの人は持ち込んだパン類かインスタントラーメンで夕食を済ませたようです。この食堂の持ち帰り弁当も多少売れていました。

  食堂車は禁煙なのですが、会計係の男性とこの列車の係員と思しい男性2人の3人でおしゃべりをしながらタバコをぷかぷかふかしていました。従業員としてのマナーはなっていません。客も遠慮なくぷかぷか。

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