上方山森林公園とその周辺のことは去年１２月１日から数回に分けて紹介したことがあります。その一角に、日本人が寄贈したことを示す石碑のある、かなり広い桜林があります。この一角のほかにも、あちらこちらに桜が植えられており、今月５日までの一週間、桜祭りが開かれたと書かれていました。
この公園の桜の半分近くはソメイヨシノですが、行った時には残念ながら花はほとんど散っていました。その代わり牡丹桜が満開でした。中に、緑の花をつけている桜が数本ありました(写真）。緑の花をつける桜は、有名な造幣局（大阪）の通り抜けで見たことがあるので知っていますが、そうでなければ桜かどうか、疑ってしまいそうです。
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常熟の桜を見て、蘇州の桜も見てみたくなりました。その気になって見回すと、公園、マンションやホテルの庭先、工場の入口付近などあちらこちらで桜が咲いているのに気づきました。ほとんどが濃いピンクの牡丹桜です。
去年はこの季節に長期間、日本に帰っていたので気づかなかったのだと思います。それに、ブログを書きはじめると、よく出かけるようになるし、それまで気づかなかったことに意識が向くことがあります。今年、蘇州の桜に目が止まったのは、ブログの効用もあるかもしれません。
さて、私が住むマンションから歩いて行ける運河公園、索山公園、それと南方にバスで30分ほどの上方山森林公園には日本の団体や企業が寄贈した桜林があります。写真はそのうちのひとつ、索山公園で撮りました。６，７０本の桜が植わっていますが、すべて牡丹桜です。中国人の好みに合わせて寄贈したのでしょう。
