今日からしばらく洛陽の旅の報告をします。まずは準備段階での経験から。
マンション近くの切符売り場(代理店)で行きの切符はすぐ手に入りましたが、帰りは蘇州駅で売っているという。それが分かっていれば初めから蘇州駅に行くのに、と思いながら他の用事があった2日後に蘇州駅に行くと、寝台切符は全て売り切れ。洛陽に行けば買えるかもしれない、ダメなら飛行機がある、と腹をくくって出発しました。案の定、洛陽についてすぐ切符売り場に行くと20分ほど並んで帰りの切符もゲット。約14時間の1等寝台で行きは上段362元、帰りは下段379元でした(1元は約15円)。
このブログの一番最初の山東の旅を見ていただくと、帰りの切符無しに出かける不安で落ち着かない自分がいます。半年ほどで随分、中国人感覚になりました。多分、全国ネットで販売しているのではなく、各省の鉄道局に切符の割り当てがあるのでしょう。
ホテルをネットで予約したのですが、いつも使う日本のサイトは洛陽のホテルを2軒しか紹介しておらず、中国のサイトで申し込みました。ところが送信のあと、理解できない文字が表示され、まる1日半経っても何の連絡も無いので、日本サイトで予約しなおしました。こちらはたちどころに受付、予約完了の連絡がありました。処理の仕方が如何に違うか。
さらに後日談があります。翌日朝、メールを開いて見ると最初に申し込んだホテルから予約完了のメールが届いていたのです。そこで、1日半待っても何の連絡も無かったので、別に予約したと返信しました。すると、予期に反して、「確かに私達の返事が遅かった。貴方の行程を遅らせてすまない。またの機会によろしく」という丁寧な返事が返ってきたのです。これなら客への対応が日本よりいいと感心しました。
感心しないのは満員の駅待合室で3人分の席を使って眠りこけている人が私の周りだけで3人もいたこと(写真)。午後4時ごろですから、普通は睡眠の時間でもない。ご本人たちは旅の疲れが取れるかもしれませんが、周りは疲れますね。
クリックして投票をお願いします→http://blog.diary-ranking.com/cgi-bin/in/ueno/